Squareが​1万人に​向けた​調査を​実施: 7割の​消費者が​店舗の​デジタル化を​支持 待ち時間を​短縮し店員との​会話を​楽しみたいとの​声も​多数

2024年12月10日

Square​(本社:米国Block, Inc.、​ブロック・ヘッド:ジャック・ドーシー、​以下​「Square」)は​MMD研究所と​共同で、​18歳〜69歳の​男女10,000人を​対象に​「実店舗の​デジタル化に​関する​消費者の​意識調査」を​実施いたしました。​日本の​小売店や​レストラン、​他の​ビジネスの​デジタル化に​関する​消費者の​考え方を​調べる​ことが​狙いです。

経済産業省を​はじめと​する​日本政府が​デジタル化の​推進を​図る​中、​本調査では​企業が​業務を​効率化する​ために​取り組むデジタル化の​手段や​理由に​焦点を​当てています。

調査結果は​以下のと​おりです。


■調査結果​サマリ

サマリ1

進む​店舗の​デジタル化 73%が​お店の​デジタル化に​賛成

サマリ2

待ち時間の​短縮などを​理由に、​デジタルツールで​効率よく​お店を​利用したい​人が​多数
お店で​利用したい​デシタルツールは​「キャッシュレス決済」が​半数以上、​「セルフレジ」は​4割

サマリ3

効率化しても、​買い物中の​店員との​会話は​楽しみたい!
全体の​6割が​店員との​会話を​好む傾向に

サマリ4

システムの​安定性や​デジタルに​不慣れな​人への​配慮を​気に​する​消費者も

サマリ5

過去に​現金払いで​不便を​感じた人は​6割以上
デジタル化が​進んでいない​場合に​不便だと​感じる​ことは​「現金払い」​「スタンプカードや​会員カードの​利用」​「有人レジ」


■Squareの​日本に​おける​プロダクトマーケティングの​責任者 横山潤
日本の​ビジネスの​デジタル化は​着実に​進んでいますが、​今回の​レポートは​さらなる​進展の​可能性を​示しています。​店舗や​レストランでの​デジタルツール活用に​より、​買い物を​簡単に​短時間で​済ませ、​待ち時間を​減らし、​好きな​支払い​方法を​選べる​環境が​実現する​ことを、​多くの​消費者は​望んでいます。​現金での​支払を​続ける​人も​いる​一方で、​クレジットカードや​QRコード決済を​選ぶ人が​増えてきています。​ビジネスに​とって、​デジタルツール導入には​明確な​メリットが​あります。​テクノロジーは​ビジネス運営を​より​効率的にし、​働く​人たちが​自分の​専門分野に​集中し、​お客様に​特別な​体験を​提供する​ための​時間を​生み出しています。

■サマリ1
進む​店舗の​デジタル化 73%が​お店の​デジタル化に​賛成

お店の​デジタル化に​関する​賛否を​聞いた​ところ、​「賛成」が​23.3%、​「やや​賛成」が​49.7%と​合わせて​73.0%が​賛成と​回答しました。

Digitization Image 1

続いて、​デジタル化に​取り組む​お店に​ついて、​デジタル化が​進んでいないの​お店よりも​利用したいか​聞いた​ところ、​「利用したいと​思う」が​17.6%、​「やや​利用したいと​思う」が​43.3%と​合わせて​60.9%が​利用したいと​回答しました。

Digitization Image 2

■サマリ2
待ち時間の​短縮や​店員との​会話量が​理由で、​デジタルツールで​効率よく​お店を​利用したい​人が​多数
お店で​利用したい​デシタルツールは​「キャッシュレス決済」が​半数以上、​「セルフレジ」は​4割

お店で​利用したい​デジタルツールを​聞いた​ところ​(複数回答可)、​「キャッシュレス決済」が​52.6%と​最も​多く、​次いで​「セルフレジ」が​40.8%、​「デジタルオーダー」が​21.5%と​なりました。

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次に、​利用したい​デジタルツールが​ある​7,228人を​対象に、​デジタルツールごとの​利用したい​理由を​聞いた​ところ​(複数回答可)、​キャッシュレス決済​(n=5,262)は​「支払い​方法の​幅が​広がる」、​セルフレジ​(n=4,076)、​店舗専用の​モバイルアプリ​(n=1,304)は​「待ち時間が​少なくなる」、​デジタルオーダー​(n=2,145)、​無人受付​(n=1,636)、​配膳ロボット​(n=1,506)、​デジタルサイネージ​(n=1,055)、​チャットボット・AIカスタマーサポート​(n=572)は​「店員を​呼ぶ​必要が​ない」が​それぞれトップと​なりました。​全体の​理由を​見てみると、​待ち時間の​短縮や、​店員を​呼ぶわずらわしさなどが、​デジタルツールを​利用したい​理由と​して​取り上げられている​ことが​わかりました。

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■サマリ3
効率化しても​買い物中の​店員との​会話は​楽しみたい!
全体の​6割が​店員との​会話を​好む傾向に

お店の​デジタル化に​よる​店員との​会話に​ついて​聞いた​ところ、​「減って​ほしくないと​思う」が​13.5%、​「やや​減って​ほしくないと​思う」が​46.8%と​合わせて​60.2%が​減って​ほしくないと​思うと​回答しました。
これを​年代別で​見ると、​減って​ほしくないと​思う回答は、​60代​(n=1,902)が​70.1%、​50代​(n=2,296)が​65.4%、​40代​(n=2,163)が​58.7%と​なりました。

一方で、​減って​ほしいと​思う​回答が​多かったのは、​10代​(n=288)が​49.3%と​最も​多く、​次いで​20代​(n=1,630)が​48.0%、​30代​(n=1,721)が​46.4%と​なりました。

コスパやタイパを​重視し効率性に​注目が​集まる​一方で、​年齢層が​上がるに​連れて、​店員との​コミュニケーションを​重視している​ことが​読み取れます。

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■サマリ4
システムの​安定性や​デジタルに​不慣れな​人への​配慮を​気に​する​消費者も

お店の​デジタル化が​進む​ことで​感じる​不安を​聞いた​ところ​(複数回答可)、​「システム障害に​よる​不便さ」が​36.1%と​最も​多く、​次いで​「デジタルデバイスに​不慣れな​人への​配慮不足」が​33.4%、​「セキュリティ面での​不安」が​29.4%と​なりました。​逆に​不安に​感じる​ことはないと​いう​回答は、​35.3%と​なりました。

デジタル化しようとする​企業に​とっては、​信頼性が​高く​決済処理が​安定している​Squareのような​パートナーを​選ぶ​ことが​重要です。

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■サマリ5
過去に​現金払いで​不便を​感じた人は​6割以上
アナログ式で​不便だと​感じる​ことは​「現金払い」​「スタンプカードや​会員カード」​「有人レジ」

デジタルツールを​利用していない​お店に​対して​不便だと​感じるか聞いた​ところ、​34.8%が​「不便に​感じる​ものが​ある」と​回答しました。

次に、​デジタルツールを​利用していない​お店で​不便に​感じた​ものが​あると​回答した​3,483人を​対象に、​不便に​感じた​項目を​聞いた​ところ​(複数回答可)、​「現金払い」が​63.4%と​最も​多く、​次いで​「スタンプカードや​会員カード」が​27.8%、​「有人レジ」が​19.2%と​なりました。

キャッシュレス払いや​スマートフォンアプリでの​利用が​一般化する​中で、​より​効率よく​買い物を​済ませたいと​いう​人が​多く​いる​ことが​わかりました。

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続いて、​お店を​利用した​際に​ストレスを​感じた​ことが​あるか聞いた​ところ、​「ストレスを​感じた​ことが​ある」は​61.7%と​なりました

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「ある」と​回答を​した​人を​対象に、​感じたストレスが​何かを​聞いた​ところ​(複数回答可)、​「混雑や​レジ列の​待ち時間」が​56.5%と​最も​多く、​次いで​「店員を​呼んでも​こない」が​38.4%、​「接客の​態度が​悪い」が​34.6%と​なった。

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デジタル化には​明らかな​利点が​あります。​テクノロジーを​使って​サービスを​スピードアップしたり、​セルフオーダーシステムに​よって​スタッフの​負担を​減らしたり、​お客様が​好む​支払い​手段を​選んだりする​ことができるようになります。

※本調査レポートは​小数点以下​任意の​桁を​四捨五入して​表記している​ため、​積み上げ計算すると​誤差がでる​場合が​あります。

■導入店舗の​ご紹介

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デジタル化の​恩恵を​受ける​企業の​一つが​レザーブランド​「analogico​(アナロジコ)」です。

下北沢駅から​徒歩3分の​ところに​位置する​analogicoでは、​店舗での​キャッシュレス決済を​はじめ、​オンラインショップでの​クレジットカード決済や​在庫情報の​連携に​Squareを​活用しています。

analogicoは​2018年ごろ、​イベントや​店舗で​柔軟に​使える​高性能な​テクノロジーを​評価し、​Squareを​導入しました。​オーナーの​末吉隼人さんは​「持ち​運べる​ポータブルな​決済端末を​求めており、​決済して​入金が​翌日である​点が​とても​助かりました。​革も​高額ですし、​売り上げは​すぐに​欲しいと​いう​気持ちが​あり、​この​2点が​マッチしたのが​Squareでした」と​話します。

実店舗では​Squareの​決済端末と​POSレジを​使って​支払いを​受け付け、​オンラインショップでは​ECサービスWooCommerceと​Squareを​連携させています。​オンラインと​実店舗の​両方に​Squareを​使う​ことで、​決済や​在庫などの​情報が​一つの​プラットフォーム上に​まと​まり、​管理しやすくなりました。

「在庫を​多く​持つ​ことは、​時間と​労力を​かけて​作った​ものが​滞留し売り上げにならないと​いう​ことなので、​なるべく​少なく​持って回すのが​一番​ベストな​方法です。​Squareの​キャッシュフローも​同じかと​思います。​すぐに​入金されるから、​新しい​革の​仕入れなど、​すぐに​次の​投資に​使う​ことができます」


【調査概要】
​「お店の​デジタル化に​関する​消費者の​意識調査」
調査期間:2024年11月1日~11月5日
有効回答:10,000人 ※人口構成比に​合わせて​回収
調査方法:インターネット調査
調査対象:18歳~69歳の​男女