Square POSレジでの決済エラーのトラブルシューティング
POSレジで取引を完了できない場合、加盟店さまとお客さま双方にとって不愉快な経験になってしまうことがあります。この記事では、決済エラーや未完了の決済が起きる一般的な理由と、その問題の解決方法をご説明します。
始める前に
この記事では、決済エラーや未完了の決済についてご説明します。クラッシュや画面のフリーズなどの問題が発生した場合は、Square POSレジアプリのトラブルシューティングをお試しください。
一部の支払いはすぐに処理されないことにもご注意ください。
取引に未払い残高がある場合は、売上全体を完了するために支払い処理が求められます。
オフラインモードでの支払いは、カードが拒否されない場合、24時間以内にインターネット接続が回復すると完了します。
拒否された決済カードのトラブルシューティング
Squareアプリでカードが拒否された場合、次のいずれかのエラーが表示されます。
「承認されませんでした。カードの有効期限が切れています。別のカードをご利用ください」
「承認されませんでした。別のカードをご利用ください」
「承認されませんでした。再度決済を行う前に、カード名義人からカード発行会社に連絡のうえ、決済を確認するようお勧めします」
「承認されませんでした。カード番号、有効期限、CVVを確認してください」
以下のように決済を処理します。
対応するApple端末のカレンダーの設定が間違っていると、カードが承認されない場合があります。カレンダーを確認するには、次の手順を行ってください。
- Apple端末から、[設定] > [一般] > [言語と地域] > [カレンダー] の順にタップします。
- グレゴリオ暦が選択されていることを確認します。
- Square アプリに移動してログアウトし、再度ログインします。
カードが承認されない具体的な理由はSquareには通知されません。お客さまがカードの有効性を確認した後でも決済が拒否される場合は、カード名義人であるお客さまからカード発行会社に直接お問い合わせいただくようご案内ください。
端末がオンラインであるにもかかわらず、すべてのカード取引が承認されない場合は、決済に影響を及ぼす広範な障害が発生している可能性があります。issquareup.comで最新情報を確認することで状況を把握できます。
このような場合は、オフライン決済を受け付けることができます。端末をインターネットから切断してオフライン決済を受け付ける手順は、次のとおりです。
- Square POSレジにログインし、[≡その他] > [設定] > [ハードウェア] > [ネットワーク] の順にタップします。
- Wi-Fiを無効にする(またはイーサネットケーブルを使用している場合は、端末からケーブルを抜く)ことで、端末を強制的にオフラインにします。
問題が解消または解決したら、Wi-Fiを再度有効にする(またはイーサネットケーブルを端末に再接続する)ことで、インターネットへの接続を復旧し、オフライン取引データをアップロードします。ご使用のSquareのハードウェア(および接続されているハードウェア)に応じて、インターネットに接続できなくなった時点、または最初のオフライン決済の受付から24時間以内にインターネットに再接続して、オフライン決済が確実に処理されるようにしてください。
ご注意:上記の手順に沿って端末を強制的にオフライン決済にしない場合、処理しようとする取引はすべて拒否され続け、問題が解消または解決しても再処理されません。
詳しくは、Squareでオフライン決済を行う方法をご覧ください。
切断された、または弱いインターネット接続のトラブルシューティング
Squareで決済を処理するには、良好なインターネット接続環境が必要です。Wi-Fi接続、または携帯電話のデータ通信サービス(4G、5G、EDGEなど)をご利用ください。Squareをもっとスムーズにお使いいただくためにも、Wi-Fiのご利用をおすすめします。
Square アプリはマルチタスクには対応していません。つまり、端末からの対面決済時の着信やテキストメッセージによって、処理が中断される可能性があります。
- モバイル端末に、範囲内のWi-Fiネットワークのリストが表示されます。接続するには、ネットワーク名をタップして、必要に応じてパスワードを入力します。
- 利用可能なWi-Fiネットワークがない場合、携帯電話のデータ通信ネットワーク(4G、5G、EDGEなど)を経由してインターネットに接続します。アプリの設定で、デバイスが携帯電話のデータ通信ネットワークを利用しないようにすることも可能です。
インターネット接続が失われた場合でも、決済を行えます。オフラインのカード決済はSquare アプリに保存され、デバイスをインターネットに再接続すると自動的に決済されます。インターネットに接続せずに現金またはその他の支払方法を受け付けた場合、インターネットが復旧したときに手動による決済の完了が必要な場合があります。
Square ターミナルまたはSquare レジスターでオフライン決済を受け付けることもできます。オフラインモードでの決済は、通常の決済よりもリスクが高まりますのでご注意ください。詳しくは、オフライン決済を行う方法をご覧ください。
ギフトカードによる部分決済のトラブルシューティング
Square ギフトカードの決済を処理した際に、残高が販売金額の全額をカバーしていない場合は、サイン画面で [完了] をクリックして、販売金額の残りの全額を処理してください。売上金額の全額を処理しない場合、この販売は無効となります。
保留中の決済のトラブルシューティング
支払いがキャンセル、中断、未承認となった場合、保留中の決済が発生することがあります。決済履歴に表示されていない取引がお客さまのカード利用明細に表示される場合は、その取引が保留中であり、実際の請求ではないことを示しています。カードに請求が発生したかのように見えますが、実際の請求処理は行われていません。保留中となった決済分は、数営業日以内に利用明細から消去されます。
Squareは、支払いが無効になった時点で、ただちに銀行に対し取り消し通知を送信します。その後、銀行がカード名義人のアカウントに表示されている保留中の金額を消去します。
決済の完了を確認する
トラブルシューティングの後、支払いが正常に完了したことを確認できる方法がいくつかあります。
支払いが完了すると、Squareから通知メールが届きます(「Square Payment #123456」など)。
取引が正常に完了したかどうかは、アプリ内の [取引] タブ、またはSquare データの決済履歴で確認できます。取引が完了していない場合は、非承認/キャンセル済み等のお取引レポートに表示されます。