02 ブラウザ決済を他の決済方法と比べてみました!
▶︎この記事では、Squareのブラウザ決済と他の決済方法を比較しています。
最初に、Squareのブラウザ決済を(1)銀行振込、(2)代金引換(代引き)と比べてみましょう。
1. 銀行振込
銀行の窓口での振込、またはATMでの振込をお客様に依頼します。窓口とATM、それぞれを分けてみていきます。
窓口での振込
方法:現金または口座から
お客様が支払う手数料:216円から864円(振込金額、宛先が同一銀行・支店か、他行かによって異なる)
入金までの日数:当日15時までの振込は当日扱い(場合によっては14時までのことも)
口座をもっていないお客様でも振込できるのがメリットである一方、手数料が比較的高いこと、平日9時から15時までなど窓口の営業時間のみの受付であること、14時以降の受付分は翌営業日の処理となる場合があること、混雑している場合は長い時間待たなければならないことがお客様にとってのデメリットとしてあげられます。
ATMでの振込
方法:キャッシュカードまたは現金で
お客様が支払う手数料:キャッシュカードなら無料から432円、現金なら216円から648円(いずれも振込金額、宛先が同一銀行・支店か、他行か、利用するキャッシュカードが自行か他行かによって異なる)
入金までの日数:自行の国内本支店間であれば24時間即時入金、他行宛てなら15時までが当日扱い
参考:
三井住友銀行のキャッシュカード・通帳および現金によるお取引(三井住友銀行)
「国内本支店間振込の24時間即時入金」につきまして(三井住友銀行)
誤った口座に入金した場合などの手続きが面倒であること、振込限度額は1回あたり10万円以下であること、時間外や他行のキャッシュカードでの振込の場合に利用手数料がかかることなどがお客様にとって不便な点といえます。
2. 代引き
代引き(代金引換)は宅配業者による集金代行で、利用の際には所定の手数料がかかります。手数料は、お客様が全額負担する場合、販売者が一部を負担する場合、販売者を全額負担する場合があります。ここでは、お客様が全額負担する場合をみてみます。
方法:宅配業者が商品を購入者に届ける際に商品代金を回収して、販売者に振り込む
お客様が支払う手数料:代金引換額によって300円から1,000円
入金までの日数:最短5日
お客様が商品の到着を確認してから支払える点がメリットといえます。クレジットカード支払いに対応している宅配業者もありますが、カードを使わない場合は商品を受け取る際に現金が必要です。
3. STORES 請求書決済(STORES)
最後に、クレジットカードやQRコードなどによる決済サービスを提供しているSTORESのオンライン決済サービス「STORES 請求書決済(旧:Coineyペイジ)」と比べてみましょう。
方法:事業者が決済用ページのURLを作成してお客様にメールで送り、お客様がそのページからクレジットカードで支払う
事業者にかかる手数料:3.24%のクレジットカード決済手数料
入金までの日数:振込依頼から1日から2営業日
Squareのブラウザ決済、ここがすごい!
1. お客様の手間を軽減
ブラウザ決済なら、お客様に銀行まで足を運んだり、窓口で順番を待ったり、現金を用意しておいたりする手間を取らせません。ブラウザ上で決済が即時完了するため、まず事業者が決済用ページを作成しなければならないSTORES 請求書決済と違って、商品の発送を急ぐお客様にもすぐに対応できます。
2. 最短即日で使える
STORES 請求書決済の利用には、STORESのアカウント作成とクレジットカードの加盟店契約が必要で、加盟店審査には最短翌2営業日がかかります。ブラウザ決済の利用にもSquareアカウントの作成と加盟店契約が必要ですが、Squareなら最短即日で利用開始できます。
3. メールやインターネットが苦手なお客様にも対応可能
ブラウザ決済ならお電話でそのままお客様からカード情報を聞いて決済できますが、STORES 請求書決済の場合は、決済用ページURLをメールでお客様に送るため、メールを使い慣れていないお客様には対応できません。
4. 入金が早い
STORES 請求書決済は月1回の自動入金(翌月払い)か、振込依頼から入金まで1営業日から2営業日かかる手動入金のどちらかを選びます。一方、Squareなら最短で翌営業日に入金されるため、事業者にとってはより資金繰りがしやすいサービスです。