2018年第3四半期決算

2018年11月6日

下記は2018年11月7日(米国東部標準時間)に開示されたSquare, Inc.の2018年第3四半期のShareholder Letterの業績ハイライトの抄訳です。原文とあわせてご確認ください。Shareholder Letter以外の資料は、投資家向けサイトでご確認ください。

ハイライト
当社は2018年第3四半期において大幅に収益を伸ばし、極めて好調な結果となりました。総純収益は前年同期比51%増(第2四半期は48%増)、調整後収益は前年同期比68%増(第2四半期は60%増)となりました。

  • 従来のキーパッド式カード決済端末の代わりになる、オールインワン決済デバイス「Square Terminal」の提供を開始しました。

  • 当社は開発者向けプラットフォームの充実を図っていくうえで、「Square Reader SDK 」のサービス提供を開始しました。自身のビジネスに最適なPOSレジとSquareのハードウェアを組み合わせてご利用いただけるようになりました。

  • 「Square Installments」は、購入資金を融資し、購入者による分割支払いの選択を可能とする新しいプロダクトで、加盟店にとって機会損失を防ぎ、事業成長を促すツールになっています。

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株主のみなさまへ

当社は2018年第3四半期において大幅に収益を伸ばし、極めて好調な結果となりました。総純収益は8.82億ドルで前年同期比51%増、調整後収益は4.31億ドルで前年同期比68%増となりました。WeeblyとZestyの買収による影響を除いても、総純収益は前年同期比46%増、調整後収益は前年同期比56%増と、第2四半期に比べて成長しています。取扱高は225億ドルで、前年同期比29%増となりました。

2017年第3四半期では純損失が1,600万ドルでしたが、今期は純利益が2,000万ドルとなりました。純利益には、Eventbrite社の新規株式公開およびEventbrite社への投資の値洗い価値を合わせた3,700万ドルの利益が含まれています。これらの利益を除くと、純損失が1,700万ドルになりました。2017年第3四半期の調整後EBITDAは3,400万ドルでしたが、今期の調整後EBITDAは7,100万ドルでした。

Square加盟店の声
P.4
Lighthouse(ニューヨーク州ブルックリン)
Naama Tamir

ディナーにいらっしゃるお客様が時間を気にするタイミングが3回あります。お店に到着してホストを待つ時、テーブルに案内されるのを待つ時、そしてお帰りになる時です。お会計には出来る限り時間をかけたくありません。Square Terminalがあれば、迅速に対応できます。

P.5
DrChrono(カリフォルニア州サンフランシスコ)
Daniel Kivatinos

Square Reader SDKのおかげで、決済データと最高水準の電子カルテプラットフォームが連携して使えるようになりました。全米中でDrChronoを利用している数千人の医療関係者にスムーズな体験を提供できることを、とても嬉しく思っています。

P.6
Fly1 Motorsports (南カリフォルニア州)
Lohit Pattanaik

Square Installmentsをお客様に提案することで、高額な買い物を選択肢として考えていなかったお客様を取り込めるようになりました。今までなら1、2個パーツを購入するだけだったお客様が、今では車1台分のカスタマイズを希望しています。

P.12
Joe & The Juice 米国担当ディレクター
Kasper Borst

Squareは手早く、簡単に連携できます。Joe & The Juiceは全米で店舗を増やしていますが、Square Reader SDKを活用することで、全店舗のレジをエレガントで手頃な金額のハードウェアに移行できただけでなく、Squareの優れた決済フローも同時に利用できるようになりました。