持ち運び便利な決済端末「Square ターミナル」登場

2021年3月16日

クレジットカードやデビットカード、電子マネーのキャッシュレス決済、レシートの発行、そしてPOSレジがこの一台で
オンラインでかんたん登録、すぐに決済開始、翌営業日に入金

Square Terminal Japan Press Image

Squareは本日、クレジットカードやデビットカード、電子マネー1の決済から、レシートプリンター、POSレジとしての機能までを一台に備えた決済端末「Square ターミナル」を日本の市場に向けて販売開始します。

決済のすべてを、Square ターミナル一台で
Square ターミナルは、主なキャッシュレス決済を受け付けることができ、暗証番号の入力やレシートの発行を行えます。そのため、レジカウンターの限られたスペースに複数の端末を並べる必要がありません。また、持ち運びを想定したサイズと重量によって、飲食店におけるテーブル会計や物販イベントなど、さまざまな利用シーンに最適です。

簡単にすぐ始められ、決済代金は最短翌営業日に
Square ターミナルを利用するには、SquareのウェブサイトでSquare ターミナルを購入し、アカウントの登録が必要です2。登録完了後、最短当日に決済を受け付けることができます3。こちらは、初期費用や月額使用料などの固定費は無料、事業者の売上規模や業種に関わらず決済手数料は一律4、売り上げが最短翌営業日5に振り込まれることが特長で、個人事業主や中小規模の事業者のさまざまなニーズに応えることで利用が広がることを期待しています。

操作はかんたん、ビジネスをサポートするソフトウェア
Square ターミナルは、洗練されたデザインのハードウェアとビジネスをサポートする強力なソフトウェアを組み合わせ、どなたにでも簡単に利用できる操作性を目指しています。端末にインストールされているソフトウェアは、各事業者の好みに合わせ、カスタマイズすることが出来、日々の業務をサポートするさまざまな機能を備えています。例えば、リアルタイムの販売データの取得や在庫の管理、オンライン経由での見積書や請求書の発行および送信、従業員ごとに異なるアクセス権限の付与、そして従業員各自の売上や休憩時間の管理などが含まれています。

今回の発表に先立って試験運用にご協力いただいた永福食堂(東京都杉並区)では、レジを設置するスペースを設けず、各テーブルで会計を行っています。これまで、お客様が紙の領収書が欲しいと希望されると、カウンター内へ戻り手書きで用意していましたが、レシートプリンター内蔵型のSquare ターミナルに切り替えたことで、会計時の業務負担を減らすことに成功しました。オーナーシェフの松本晋亮さんは、Square ターミナルについて次のようにコメントしています。
「Square ターミナルが一番使いやすいですね。端末一つで領収書もレシートも出てくるし、レシートに永福食堂のロゴもちゃんと印字できるし、使い勝手が良く、誰にでも操作ができそうです。お会計やレジ締めを担当している社員も、この端末になってからすごく楽になったと言っていました」

Squareのハードウェア製品ゼネラルマネージャーのトーマス・テンプルトンは、Square ターミナルの日本での販売について次のようにコメントしています。
「Square ターミナルを日本の事業者に紹介することができ、大変光栄に思います。事業者がビジネスを円滑に行えるよう、さまざまな機能をこの決済端末に備えました。プリンター内蔵であることから、紙のレシートや領収書の需要が高い日本のお客様を相手にする事業者や、持ち運びが便利なので、イベントでの物販を行う事業者など、Square ターミナルは幅広いビジネスニーズに答えることができることと思います。私たちは引き続き、事業者の声を聴きながら、簡単で便利に使えるサービスを提供していきます」

Square ターミナルのAPIも提供
Squareは、第三者のさまざまなPOSレジアプリをはじめ、その他ソフトウェアとSquare ターミナルを連携させることができる「ターミナルAPI」も提供しています。事業者の多くは、カスタム開発されたPOSレジや業種特化型のPOSレジを利用しています。このターミナルAPIを介することで、既存の使い慣れたPOSレジとSquare ターミナルとをシームレスに連携し利用できるため、事業者の幅広いニーズに応えることが可能です。さらに、ターミナルAPIは、どのプラットフォームとも互換性があるため、iOSやAndroidに限らず、Windowsなどさまざまな環境で構築したアプリと連携ができます。
以下のアプリは、ターミナルAPIを使用し、Square ターミナルと連携します。

アクワイアリングパートナーからのコメント
三井住友カード株式会社のアクワイアリング統括部長 執行役員 疋田政彦氏は、Square ターミナルの提供について次のようにコメントしています。
「Square リーダーに加え、新たに決済端末のラインアップにSquare ターミナルが加わったことで、事業者のニーズに幅広くお応えできるようになることを大変嬉しく思います。アクワイアリングパートナーとして、今後もSquareと協力しながら、事業者をサポートし日本のキャッシュレスを促進していきたいと思います」

JCBの加盟店本部長 執行役員 滝田誠氏は、Square ターミナルの提供について次のようにコメントしています。
「世界中で先進的な決済サービスを提供するSquare社により日本国内に展開されることとなったSquare ターミナルにおいて、JCBをお取り扱いいただけること、大変嬉しく思います。単なる決済端末に留まらず、決済プラットフォームとして市場に展開される本端末が、現在の日本国内の決済シーンを一歩前進させると想像します。JCBは、Square社による魅力ある商品・サービスの提供が日本国内のキャッシュレス推進に寄与することを期待します」

Square ターミナルは、Square ショップにて46,980円(税込)でご購入いただけます。製品の詳細は、Square ターミナルのウェブサイトにてご確認ください。

Suicaは東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
QUICPayとQUICPay+はJCBの登録商標です。
「iD」は株式会社NTTドコモの商標です。
BCPOSは株式会社ビジコムの登録商標です。

注釈1:「Suica」などの交通系電子マネーと「iD」「QUICPay+(クイックペイプラス)TM」
注釈2:登録には、オンラインで数分のアカウント作成が必要。紙の書類提出は不要で、審査は最短当日に登録が完了、利用開始が可能
注釈3:Square ターミナルが手元にあり、審査が終了し登録完了している場合
注釈4:決済方法によって決済手数料が異なる。詳しくは squareup.com/pricing を参照
注釈5:銀行の営業日

※ 2021/9/16更新:ハードウェア名称の表記を、Square TerminalからSquareターミナルに、Square ReaderからSquareリーダーに表記変更しました

Squareについて
Square, Inc. (NYSE: SQ)は、事業者と個人が経済活動に参加できるようエンパワメントする(力を発揮するための後押しをする)ツールを作っています。事業者にはオンラインや実店舗での商売をサポートするツールを、個人には送金、支払い、貯金、投資ができるCash Appを提供しています。グローバルな音楽エンターテイメントプラットフォーム TIDALが新たに事業に加わり、アーティストのエンパワメントにも今後は携わっていきます。Squareは、米国、カナダ、日本、オーストラリア、アイルランド、スペイン、ノルウェー、英国の8カ国に拠点を構えています。

報道関係者の問い合わせ先
Square株式会社 広報 press-jp@squareup.com