【米国発】ポール・デイトンが取締役に就任
2016年5月13日サンフランシスコ発:Square, Inc. (NYSE: SQ、本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、CEO:ジャック・ドーシー、以下Square)は、英国のポール・デイトン(Paul Deighton) 卿が取締役に就任したことを発表しました。デイトンは英国財務省商務担当政務官、ロンドンオリンピック・パラリンピック組織委員会CEO、またゴールドマン・サックスのパートナーを務めていました。
「事業者や地域コミュニティに投資し、活気を与えることは、私がキャリアの中で常に重視してきたことです。Squareは同じ考えのもとで素晴らしいビジネスを築き上げており、同社の経営理念実現の役に立てることを楽しみにしています」と、デイトンは述べています。
SquareのCEO、ジャック・ドーシーは以下のように述べています。
「デイトンの国際金融業務の専門知識、コミュニティ構築への貢献、そして物事を実現する力が加わることは取締役会にとって大きな意義があります。特にSquareが事業の海外展開を進める中、デイトンをメンバーに迎えられたことを嬉しく思っています」
デイトンは直近では英国財務省で商務担当政務官としてインフラ開発の管理と対英投資の促進を担当し、また銀行構造改革案の国会での立法プロセスを取り仕切っていました。商務担当政務官以前には、デイトンはロンドンオリンピック・パラリンピック組織委員会のCEOとして、組織作りから資金調達までロンドン五輪に連なる全ての業務に関わっています。デイトンはケンブリッジ大学の経済学部を卒業後、27年間金融業に身を置いており、うち22年間はゴールドマン・サックスに務めていました。
デイトンは取締役会を退任したアーヴィン・マジック・ジョンソンの後任となります。
ジョンソンは以下のように述べています。
「役員の席をオファーされたことはこれまでも何度もあり全て辞退してきましたが、Squareは違いました。Squareのテクノロジー業界での成功、銀行口座の開設すら難しいなどの金融サービスを利用できない層も含めてスモールビジネスに経済的な影響を与えたいという共通のビジョンから考えて、この役割はまたとない機会でした」
「新しいプロジェクトに時間を割く必要があるため、誠に残念ですが辞任することになりましたが、Squareには優秀な役員陣がおり、私は当社が今後も世界に計り知れない影響を与え続けると信じています」
ジャック・ドーシーは「経済機会の創出に対するジョンソンの情熱や貢献は今後も私たちを触発し続けると思います。彼の取締役会への寄与に感謝すると同時に、次のプロジェクトの成功を祈っています」と述べています。
Squareの取締役会は、ポール・デイトンを含めた、ジャック・ドーシー、ローロフ・ボタ、ジム・マッケルビー 、メアリー・ミーカー、ルース・シモンズ 、ラリー・サマーズ、デビッド・ビニア、の計8名で構成されています。
Square, Inc.について
Squareは、商売の立ち上げから事業の成長まで事業者をサポートするツールを開発しています。Squareレジは、レジ機能やクレジットカード決済にくわえ、売上の記録や在庫管理、売上分析まで、事業者にとって必要なツールを一式揃えたPOSレジです。また、中小企業向けの融資や顧客管理ツール等、資金調達とマーケティングに関するサービスも提供しています。さらに、さまざまな企業や個人が、送金や金銭の受け取りを手軽にできる「Squareキャッシュ」や人気レストランのフードデリバリーサービス「Caviar(キャビア)」も提供しています。Square, Inc.は、2009年に設立、本社をサンフランシスコに構え、米国、カナダ、日本、オーストラリア、英国でカード決済サービスを提供しています。 square.com
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