Square キオスクを設定する
Square キオスクについて
Square キオスクのハードウェアは汎用性の高いiPad駆動のユニットです。壁に簡単に取り付けたり、カウンターに固定したり、会場内のあらゆる場所でVESA対応のフロアスタンドに固定したりできます。タッチ決済およびICカード対応リーダーが内蔵されているため、カード決済(タッチまたは挿入)からモバイルタッチ決済(Apple Pay、Google Payなど)まで対応しています。
Square キオスクのハードウェアとSquare キオスクアプリをペアリングすると、ご注文からお会計までをお客さまご自身で完了していただけるセルフサービスステーションになります。
別のユースケースとして、Square キオスクのハードウェアは、Square キオスクアプリだけでなく、任意のSquare POSレジアプリを実行できる、省スペースのPOSレジ端末としても機能します。このオプションは、狭い場所や限られた空間で営業しているため、POSレジ端末の壁への設置が必要な事業に最適です。
はじめに
Square キオスクを設定するには、Square キオスクのハードウェアを設置し、Square データから端末コードを作成してSquare キオスクアプリにログインします。詳しくは、総合的なツールとして使えるSquare キオスクをご覧ください。
Square キオスクをセルフオーダーステーションとして、注文の受付、オーダーシートの印刷、現金売上の受付に利用するには、Square キオスクアプリがインストールされた対応機種のiPadが必要です。また、Square POSレジアプリを使うには、少なくとも1つのアクティブなPOSレジ端末(スマートフォン、iPad、またはSquareのハードウェア)が必要です。
お使いのiPadがSquare キオスクに対応しているかどうかを確認するには、対応端末の一覧にアクセスしてください。
ステップ1:Square キオスクのハードウェアをインストールする
Square キオスクのハードウェアは、事業に合わせて4つの異なる方法で設置できます。
傾斜壁用マウント
垂直壁用マウント
カウンター用マウント
VESAマウント
同梱物、寸法、接続性など、詳細についてはSquare キオスク技術仕様をご覧ください。
セキュリティを強化し、さらにカスタマイズするには、Square キオスク用 14 cm USB-C延長ケーブルをご購入ください。このケーブルはSquare キオスクに直接差し込むため、電源を抜き、取り付けブラケットを装着したままで端末を保管できます。
傾斜壁用マウントは、お客さまやスタッフに向けて上向きに画面を配置できます。ビジュアルガイドはこちらからダウンロードできます。
- 壁の取り付け位置を決める:Square キオスクを壁に当てて、お好みの高さを見つけます。壁裏に間柱が通っていない場所を選びます。
- 角ブラケットの位置を決める:ブラケットを壁で水平にし、ネジ穴の位置に鉛筆で印をつけます。
- 印をつけた位置にドリルで穴を開ける:石膏ボードの壁に取り付ける場合は、同梱の石膏ボード用ドリルビットを使います。
- 角ブラケットを壁に固定する:壁用アンカーをドリルの穴に差し込みます。角ブラケットの位置を決め、壁用ネジをブラケットの前面に挿入してねじ込みます。ネジを完全に締める際にブラケットが水平になっていることを確認します。
- ハブをSquare キオスクに差し込む:ハブのUSB-Cケーブルをブラケットの下部から通し穴に通し、Square キオスクの背面にあるコネクタに繋ぎます。
- Square キオスクをブラケットに配置する:中央の取り付けネジを、側面の赤い線が見えなくなるまで締めます。ぐらつかないようにしっかりと固定します。
- Square キオスクをコンセントに差し込む:電源アダプターのUSB-Cケーブルをハブに差し込み、電源アダプターのケーブルの一端を電源アダプターに、もう一端をコンセントに差し込みます。
- iPadをスライドさせて固定する:iPadをコネクタに固定し、安全ラッチのカチッという音を確認します。望ましい条件:iPadをさらに固定するには、小型のプラスドライバーでSquare キオスクの側面に安全ネジを取り付けて固定します。

垂直壁用マウントは、壁に沿ったスリムで省スペースな形状です。設置ガイドの画像はこちらからダウンロードできます。
- 壁の取り付け位置を決める:Square キオスクを壁に当てて、お好みの高さを見つけます。壁裏に間柱が通っていない場所を選びます。
- 平面ブラケットの位置を決める:ブラケットを壁で水平にし、ネジ穴の位置に鉛筆で印をつけます。
- 印をつけた位置にドリルで穴を開ける:石膏ボードの壁に取り付ける場合は、同梱の石膏ボード用ドリルビットを使います。
- 平面ブラケットを壁に固定する:壁用アンカーをドリルの穴に差し込みます。平面ブラケットの位置を決め、壁用ネジをブラケットの前面に挿入してねじ込みます。ネジを完全に締める際にブラケットが水平になっていることを確認します。
- ハブをSquare キオスクに差し込む:ハブのUSB-CケーブルをSquare キオスクの背面にあるケーブルチャネルに押し込みます。ケーブルとマウントネジの間に干渉がないことを確認します。
- Square キオスクをブラケットに配置する:中央の取り付けネジを、側面の赤い線が見えなくなるまで締めます。ぐらつかないようにしっかりと固定します。
- Square キオスクをコンセントに差し込む:電源アダプターのUSB-Cケーブルをハブに差し込み、電源アダプターのケーブルの一端を電源アダプターに、もう一端をコンセントに差し込みます。
- iPadをスライドさせて固定する:iPadをコネクタに固定し、安全ラッチのカチッという音を確認します。望ましい条件:iPadをさらに固定するには、小型のプラスドライバーでSquare キオスクの側面に安全ネジを取り付けて固定します。

カウンター用マウントを使用すると、画面が上向きになる薄型のカウンター用POSレジを設置できます。設置ガイドの画像はこちらからダウンロードできます。
- カウンターの取り付け位置を決める:角ブラケットを手前に向けて、電源アダプターケーブルを穴に通します。
- ハブをSquare キオスクに差し込む:ハブのUSB-Cケーブルがしっかり差し込まれていることを確認します。
- Square キオスクをブラケットに配置する:中央の取り付けネジを、側面の赤い線が見えなくなるまで締めます。ぐらつかないようにしっかりと固定します。
- Square キオスクをコンセントに差し込む:電源アダプターのUSB-Cケーブルをハブに差し込み、電源アダプターのケーブルの一端を電源アダプターに、もう一端をコンセントに差し込みます。
- iPadをスライドさせる:iPadをコネクタに固定し、安全ラッチのカチッという音を確認します。
- 任意:iPadを固定するには、小型のプラスドライバーを使って安全ネジをSquare キオスクの側面に取り付け、しっかりと固定します。

VESAマウントは、100 mm x 100 mmのVESAマウントを使って独立型の台座、スイングアームなどを設置できます。設置ガイドの画像はこちらからダウンロードできます。
- ハブをSquare キオスクに差し込む:ハブのUSB-Cケーブルをどちら側から出すかを決めてから、ケーブルチャネルに差し込みます。または、VESAマウントにケーブルを通せる場合は通します。
- Square キオスクをVESAプレートにねじ込む:100 mm x 100 mmのVESAプレートのネジ穴をSquare キオスクの背面にあるネジ山に合わせ、ネジで固定します。
- Square キオスクをコンセントに差し込む:電源アダプターのUSB-Cケーブルをハブに差し込み、電源アダプターのケーブルの一端を電源アダプターに、もう一端をコンセントに差し込みます。
- iPadをスライドさせて固定する:iPadをコネクタに固定し、安全ラッチのカチッという音を確認します。
- 任意:iPadを固定するには、小型のプラスドライバーを使って安全ネジをSquare キオスクの側面に取り付け、しっかりと固定します。
ステップ2:Square キオスクアプリを設定する
Square キオスクアプリに初めてログインするには、まず初期設定を行い、パソコンまたはiPadのSquare データから端末コードを作成してください。
Square データにログインし、[設定] > [端末管理] > [キオスク] の順に移動します。
[キオスク端末を取得] を選択します。
該当する場合は、プランに関連する新しい端末の費用を確認します。
キオスク端末を使用する店舗を選択します。
キオスクの名前を入力して、[次へ]をクリックします。
キオスク端末のメニューに表示する商品カテゴリを選択します。これらは後で編集できます。詳しくは、Square キオスクのメニュー商品とカテゴリを編集方法をご覧ください。
-
画像ライブラリの既存の画像を使用するか、新しい画像をアップロードして、キオスク端末に表示される各カテゴリに画像を関連付けます。
カテゴリの横にあるグレーの画像アイコンをクリックして画像を選択するか、[新しい画像 をアップロード] > [完了] の順にクリックします。カテゴリ画像がない場合、キオスク端末はカテゴリの商品のいずれかの利用可能な画像を自動的に使用します。
[次へ] をクリックします。
Square キオスクをすでに購入している場合は、[ハードウェアを持っている] をクリックします 。まだ購入していない場合は、[ハードウェアを購入] をクリックして今すぐ購入するか、[スキップ] をクリックして後で購入します。
Square キオスクアプリをiPadにダウンロードし、12桁の端末コードをメモします。また、[コピー] をクリックしてコピーするか、[端末コードを送信] をクリックしてメールまたはSMSで送信することもできます。
[完了] をクリックします。
これで、キオスク端末の設定ページが表示され、キオスク体験のすべての側面を管理できるようになりました。
キオスク端末と設定を管理
カテゴリと商品を編集
ブランディングを編集する
新しいキオスク端末を作成
ステップ3:キオスクアプリにログインする
互換性のあるiPadがSquare キオスクのハードウェアに接続されていることを確認します。iPadがSquare キオスクのハードウェアから切断されている場合、Square キオスクアプリは使用できません。
互換性のあるiPadでSquare キオスクアプリを開き、 [ログイン] をタップします。
Square キオスクアプリにログインするには、Square データで生成した端末コードを入力します。
発行から48時間以内に新しい端末コードを利用しない場合は期限切れとなります。Square キオスクアプリにログインするには、端末コードをリセットしてください。
最初のSquare キオスクを設定したら、追加のキオスク端末用に端末コードを設定できます。詳しくは、端末コードを設定する方法をご覧ください。
ステップ4:Square キオスクの注文のオーダーシートを印刷する(任意)
Square キオスクアプリでSquare キオスクをセルフオーダーステーションとして使用する場合、USB、Wi-Fi/イーサネット、またはBluetoothを介して、バーコードスキャナーやレシートプリンターなどの周辺機器に直接接続することはできません。
キッチンプリンターに接続されている場合は、コンパニオンPOSレジ端末からキオスク端末のオーダーシートを印刷できます。詳しくは、プリンタープロフィールを設定する方法、およびPOSレジにプリンターを接続する方法をご覧ください。
Square POSレジアプリからコンパニオンPOSレジ端末を介してキッチンプリンターにキオスク端末の注文を送信するには、以下の手順を行います。
コンパニオンPOSレジ端末のPOSレジアプリで、次の手順を行います。
[≡その他] > [設定] > [ハードウェア] > [プリンター] の順にタップします。
[プロフィール] をタップし、プリンタープロフィールを選択します。
[プロフィールの詳細] の横にある [編集] をタップし、[オンラインとキオスク端末のオーダーシート] をオンにします。
[保存] をタップします。
カテゴリ別に印刷する場合は、Square キオスクで有効になっているカテゴリがプリンタープロフィールでも選択されていることを確認してください。
これらのオーダーシートは、POSレジの注文向けに作成される他のオーダーシートと同様、POSレジ端末のプリンター設定に基づいて印刷されます。
詳しくは、オーダーシートを印刷方法をご覧ください。
ステップ5:Square キオスクアプリをロックする(推奨)
ガイド付きアクセスを設定して、お客さまがキオスクを改ざんしたり、Square キオスクアプリを閉じたりするのを防ぐことができます。ガイド付きアクセスでは、iPadでSquare キオスクアプリのみを使用できるように制限されます。
iPadの [設定] アプリを開き、[アクセシビリティ] > [ガイド付きアクセス] の順に選択します。
[ガイド付きアクセス] をオンにします。
ガイド付きアクセスのパスコードを設定します。
お使いのiPadでSquare キオスクアプリを開きます。
サイドボタンまたは ホーム ボタンを3回クリックします。
[ガイド付きアクセス] > [開始] の順にタップします。
ガイド付きアクセスについて詳しくは、Appleのガイド付きアクセスに関するサポート記事をご覧ください 。
キオスクアプリからログアウトする
[はじめる] 画面の右上にある3本線(≡)をタップして、設定を開きます。
パスコードを入力して、端末の設定にアクセスします。
[ログアウト] をタップします。
Square キオスクのハードウェアをPOSレジとして使う
Square キオスクはiPadで動作するため、Square キオスクのハードウェアからSquare POSレジアプリにアクセスすることもできます。Square キオスクのハードウェアをPOSレジとして使う場合、Square スタンド(第2世代)と同じように機能しますが、内蔵の回転機能はありません。
詳しくは、Square スタンド(第2世代)を設定する方法、およびSquare スタンドで支払いを受け付ける方法をご覧ください。