2段階認証
2段階認証は、Squareアカウントの不正アクセスを防止するために、さらに一段階セキュリティを強化するツールです。2段階認証には、携帯電話番号と認証アプリ(iOS/Android用Google Authenticator、Microsoft Authenticator、またはAuthy)が必要です。
注意:2段階認証で1度に使用可能な認証アプリは1つのみです。たとえば、単一アカウントの2段階認証に、Google AuthenticatorとMicrosoft Authenticatorの両方を使用することはできません。ただし複数の電話番号を追加して、認証コードを受け取るための選択肢を増やすことはできます。
ご利用方法

2段階認証により、Squareアカウントにログインするたびに、パスワードに加えて認証コードの入力が求められます。ご自身で有効にした後、スタッフにも認証を要求することを選択できます。この場合、加盟店さまのSquareアカウントに関連付けられている各スタッフは、それぞれ固有の認証方法の有効化が必要になります。
Square POSレジアプリまたはSquare データにログインするたびに認証コードを入力したくない場合は、[この端末を90日間記憶する] にチェックを入れます。90日が経過するごとに、認証コードでのログインを求められるようになります。このオプションは、90日が経過すると再度有効にすることができます。
注意: [この端末を90日間記憶する] を選択する際は、ご自身が所有する、またはご自身のみが操作するコンピュータまたは端末を使用し、他のユーザーも使用する共用の端末ではこのオプションを設定しないでください。
2 段階認証を設定する
2段階認証をオンにすると、ログインするときにSMSメッセージを受け取るか、認証アプリを使用してセキュリティをもう1段階高めるオプションが表示されます。はじめるには以下の手順を行います。
SMSをオンにする:
Square データから、[アカウントと設定] > [個人情報] > [ログインとセキュリティ] の順にアクセスします。
[2段階認証を有効にする] で [有効にする] をクリックします。メインの携帯電話番号を追加し、[続行] をクリックします。
SMSに認証コードが送信されます。管理画面のフィールドに認証コードを入力して、[認証する] をクリックします。
2段階認証アプリを有効にする
Google Authenticator、Microsoft Authenticator、またはAuthyなどの認証アプリをダウンロードします。
Square データから、[アカウントと設定] > [個人情報] > [ログインとセキュリティ] の順にアクセスします。
[2段階認証] で、[有効にする] > [別の方法を使用する] の順にクリックします。
[2段階認証アプリ] > [次へ] の順に選択します。
認証アプリを開いて、バーコードをスキャンします。[次へ] をクリックします。
2段階認証アプリで生成された認証コードを入力してください。
[認証する] をクリックします。
注意:QRコードが2段階認証アプリでスキャンされない場合は、[QRコードをスキャンできない場合] をクリックしてキーコードを手入力します。
2段階認証の利用で問題が起きた場合は、こちらのトラブルシューティングのヒントをご確認ください。
スタッフと2段階認証
ご自身の2段階認証を有効にするのに加えて、スタッフにそれぞれの端末で2段階認証を行ってもらうこともできます。スタッフがログインするたびに、パスワードに加えて2段階認証コードが必要となります。
重要な注意事項
スタッフの2段階認証を有効にすると、スタッフの設定をオフに切り替えない限り、ご自分の [2段階認証を無効にする] オプションは表示されなくなります。
加盟店さまが2段階認証を有効化しないと選択された場合でも、スタッフは個別にこの機能を有効化するオプションがあります。スタッフは上記と同じ手順に従い、Square データ経由でいつでも本機能を有効にすることができます。
ビジネスの2段階認証を有効にする
スタッフの2段階認証を有効にするには、以下の手順を行います。
Square データから、[アカウントと設定] > [企業または店舗の情報] > [ビジネスセキュリティ] の順にアクセスします。
[ビジネスの2段階認証] で、[スタッフの2段階認証] オンに切り替えます。
この設定を有効にした場合:
既存のスタッフを対象に設定に関するメールが送信されます。スタッフがメールを読んだ後も2段階認証を有効に設定しない場合は、次回Squareアカウントにログインするときに2段階認証の設定が促されます。
新しいスタッフのアカウント作成すると、自動的に新しいスタッフを対象に2段階認証の設定が求められます。
重要な注意事項
以前有効にしていた [スタッフに2段階認証を要求する] を無効化しても、以前加入したスタッフ全員の2段階認証は有効なままとなります。スタッフにそれぞれ [2段階認証を無効にする] オプションが表示されますので、無効にしたいスタッフは手入力でオプトアウトできます。
有効にすると、この機能はスタッフ全員に適用され、対象者を選んでオプションを与えることはできません。スタッフがあらゆるSquareのアプリに初めてログインすると、2段階認証を設定するオプションが表示されますが、設定後は2段階認証はSquare データで管理する必要があることにご注意ください。
2段階認証をオフにする
アカウント登録者とフルアクセスを付与されているスタッフは、アカウントの2段階認証の設定を変更することができます。
2段階認証をオフにするには、以下の手順を行います。
Square データから、[アカウントと設定] > [個人情報] > [ログインとセキュリティ] の順にアクセスします。
[2段階認証] で、[2段階認証を管理] をクリックします。
確認済みの電話番号を削除するには、対象の電話番号の横にある [削除] を選択します。
アカウントの2段階認証をオフにするには、[2段階認証をオフにする] をクリックします。
SMSメッセージまたは2段階認証アプリで受け取った認証コードを入力して、[認証する] をクリックします。
[オフにする] をクリックして確定します。
注意:スタッフの2段階認証をオンにしている場合は、必ず [アカウントと設定] > [企業または店舗の情報] > [ビジネスセキュリティ] の順にアクセスして、スタッフの2段階認証をオフにします。 スタッフの2段階認証をオフにしてから、上記手順を完了させてください。
2段階認証の電話番号を更新する
2段階認証をオンにしたら、Squareアカウントにアクセスするための予備の電話番号や、別の認証アプリを追加することが可能です。以下の手順を行います。
Square データから、[アカウントと設定] > [個人情報] > [ログインとセキュリティ] の順にアクセスします。
[2段階認証] で、[2段階認証を管理] をクリックします。
新しい確認済み電話番号をアカウントに追加するには、[2段階認証の電話番号を追加] を選択して認証プロセスに進みます。
詳細については、お客様のSquareアカウントについての情報を保護するをご覧ください。
安全な連絡方法を追加する
Squareがアカウントに異常な動きが検知して、アカウント登録者に連絡する必要がある場合、バックアップとして安全な連絡方法をSquareアカウントに追加することが可能です。二次的な連絡方法を追加するとアカウントのセキュリティが強化され、アカウントへのアクセスや復旧(必要な場合)がしやすくなります。以下の手順を行います。
Square データから、[アカウントと設定] > [個人情報] > [ログインとセキュリティ] の順にアクセスします。
ご希望の連絡方法により、[電話番号を追加] または [メールアドレスを追加] のいずれかを選択します。
連絡先の詳細を入力して [続行] を選択し、認証プロセスを行います。お使いの端末に送信された認証コードを入力する必要があります。
有効でない場合は、[2段階認証を有効にする] をオンに切り替えて [完了] を選択します。
アカウントの安全な連絡方法を更新する必要がある場合は、[アカウントと設定] にアクセスし [本人認証の手段を管理] を選択して認証プロセスを行い、対象の電話番号またはメールアドレスを更新します。安全な連絡方法は、認証し終わったら2段階認証の連絡方法として追加することも可能です。