Squareハードウェアを工場出荷時の設定にリセットする
Squareハードウェアの工場出荷時設定へのリセットについて
工場出荷時設定へのリセットは、通常の再起動とは異なり、Square端末を最初に購入したときの状態に復元します。Squareハードウェアを他の人に販売または贈る予定がある場合は、工場出荷時の設定にリセットしてください。また、工場出荷時設定へのリセットは、他のすべてのトラブルシューティング手順を試した後の最終手段として実行してください。工場出荷時の設定にリセットすると、Squareハードウェアのソフトウェアアップデートと初期設定が必要になります。
はじめる前に
インターネットネットワークとSquareアカウントのログイン認証情報(端末コードまたはメールアドレスとパスワード)が必要です。
工場出荷時の設定にリセットすると、次のものが削除されます。
日付、時刻、言語などの一般設定
割り当てられたモード
端末に割り当てられているプリンター/端末プロフィール
以前のソフトウェアアップデートとアプリのアップデート
保留中のオフライン決済。保留中のオフライン決済データが永久に失われ、お客さまからの売上代金も受け取れなくなります。 詳しくは、オフラインでの決済を処理する方法をご覧ください。
次の情報はSquareのサーバーに保存されており、工場出荷時設定にリセットされても影響を受けません。
完了した決済、取引履歴、レポート、請求書、一部入金。
事業または店舗の情報、店舗、銀行口座、商品、メニューなどのSquareアカウントの詳細。
顧客リスト、連絡先情報、メッセージ履歴などの顧客情報。
ステップ1:トラブルシューティングのために不具合調査レポートを送信する
不具合調査レポートは、Square ターミナルとSquare レジスターでのみご利用いただけます。
トラブルシューティングの最終ステップとしてSquareハードウェアを工場出荷時の設定にリセットする場合は、ハードウェアをリセットする前に不具合調査レポートを送信してください。この不具合調査レポートには、Squareが不具合を調査し、原因を特定するのに役立つ重要な情報が含まれています。
不具合調査レポートのアップロードには2~7分程度かかります。アップロード中は安定した高速インターネット環境を確保し、端末の電源は切らないでください。
Square ターミナルまたはSquare レジスターでSquare POSレジアプリにログインします。
[≡その他] > [サポート] > [トラブルシューティング] の順にタップします。
[データをアップロード] をタップします。
[不具合調査レポートを送信] をタップします。
レポートがSquareのサーバーにアップロードされると、[不具合調査レポートを送信] の横に読み込み中の青い円が表示されます。円が消えて [不具合調査レポートを送信] のテキストが青に変わるまで、他のトラブルシューティング手順を試さないでください。
ステップ2:工場出荷時の設定にリセットする
ハードウェアを選択して、工場出荷時の設定にリセットする手順を表示します。
磁気ストライプ専用Square リーダーは、工場出荷時の設定にリセットできません。これらのリーダーは、特定のアカウント登録者や銀行口座には関連付けられていません。個人情報やアカウント情報はリーダーに保存されないため、紛失、盗難、別のSquareアカウントユーザーによる利用などのリスクはありません。
初期化機能は、Square リーダー(第1世代、バージョン3)とSquare リーダー(第2世代)でのみ利用可能です。詳しくは、Squareハードウェアを識別する方法をご覧ください。
Square リーダーはBluetoothを使って、Square アプリを実行しているモバイル端末やタブレットなどの端末に接続します。Square リーダーが接続されているモバイル端末やタブレットを工場出荷時の設定にリセットすることはお勧めしません。
工場出荷時の設定にリセットするには、Square POSレジアプリのリーダーと、端末のBluetooth設定を次の手順で「削除」してください。
- Square アプリで、[≡その他] > [設定] > [ハードウェア] > [Square リーダー] の順にタップします。
- [このリーダーを削除] をタップして、リーダーのペアリングを解除します。
ご注意:一部の端末では、Square リーダーがSquare アプリから削除されると、Bluetooth設定からも自動的に削除されます。お使いの端末のBluetooth設定にSquare リーダーが表示されない場合は、工場出荷時の設定にリセットする手順に進みます。
お使いの端末でBluetooth設定に移動します。
- Android端末の場合、Square リーダーを見つけて [ペアリングを解除] を選択します。
- iOS端末の場合、Square リーダーの横にある [i] アイコンをタップし、[このデバイスの登録を解除] を選択します。
次の手順で、Square リーダーを工場出荷時の設定にリセットします。
- リーダーのボタンを20秒間押し続けます。赤いランプの点滅が止まるまで、ボタンから手を離さないでください。
- リーダーを起動するには、緑のLEDランプが点灯するまでボタンを押し続け、点灯したらボタンから手を離します。
- もう一度、リーダーのボタンを20秒間押し続けます。赤いランプの点滅が止まるまで、ボタンから手を離さないでください。この操作は、ステップ1とステップ2から30秒以内に行うことが重要です。
- リーダーをもう一度起動します。緑のLEDライトが点灯するまでボタンを長押しし、点灯したらボタンを離します。
- 2回目の再起動後、リーダーが工場出荷時の設定にリセットされます。リーダーのボタンを押すことなくLEDライトが再び緑に点滅した場合、リセットは正しく行われています。
工場出荷時の設定にリセットできたら、リーダーをPOSレジ端末にペアリングします。詳しくは、Square リーダーを設定する方法をご覧ください。
左:Square スタンド(第1世代)。右:Square スタンド(第2世代)。
Square キオスク
Square スタンド(第1世代および第2世代)とSquare キオスクは、工場出荷時の設定にリセットできません。Squareアカウント情報、端末の設定、決済履歴などのすべての情報は、接続されたiPadのSquare アプリに保存されるか、Squareのサーバーに安全に保存されます。Square スタンドとキオスクのハードウェアは、iPadが接続されていない場合、特定のアカウント登録者に関連付けられず、個人情報やアカウント情報は保存されません。
Square レジスターを工場出荷時の設定にリセットするには、次の2つの方法があります。
- [≡その他] > [設定] > [ハードウェア] の順に移動します。
- [一般] > [Square レジスターについて] の順にタップします。
- 下にスクロールして、[工場出荷時の設定にリセット] > [工場出荷時設定へのリセットを確認] > [リセット] の順にタップします。
または
- メイン画面の下部にあるSquare レジスターの電源ボタンを20~30秒長押しします。画面上で10からのカウントダウンが始まりますが、0になるまで電源ボタンを押し続けてください。
- 0になると、電源ボタンから指を離すよう画面に案内が表示されます。
- Square レジスターの画面が暗くなったら、そのまま2~3分待ってからもう一度電源を入れます。
工場出荷時設定へのリセット後、Square レジスターを設定してください。
Square ターミナルを工場出荷時の設定にリセットするには、次の2つの方法があります。
- [≡その他] > [設定] > [ハードウェア] > [一般] の順に移動します。
- [ターミナルについて] をタップします。
- 下にスクロールして、[工場出荷時の設定にリセット] をタップします。
- [工場出荷時設定へのリセットを確認] をタップします。
- [リセット] をタップして、リセットの手順を開始します。
または
- 電源ボタンを約10秒間長押しすると、画面が黒くなり、カウントダウンタイマーが表示されます。
- タイマーが0になるまで電源ボタンを押し続けると、ボタンから指を離すよう画面に案内が表示されます。
工場出荷時設定へのリセット後、Square ターミナルを設定してください。