Squareでオフライン決済を利用する
- 支払い方法の設定を行うためのアカウントと設定に関するアクセス権限をお持ちのアカウントオーナーさままたはスタッフ。アクセス権限により、オフライン決済を有効にできます。
- 決済受付の支払い方法を設定しているアカウントオーナーさままたはスタッフは、オフライン決済を受け付けられます。
- アクセス権限は、Square データで設定します。
オフライン決済について
Square POSレジアプリが正しく機能するためには、常にインターネット接続が必要です。インターネットには、Wi-Fi、イーサネット、モバイル端末のデータ通信サービス(4G、5G、EDGEなど)で接続可能です。インターネットに一時的に接続できない場合は、オフラインセッションで決済を受け付け、再びインターネットに接続できるようになってからアップロードすることができます。
オフライン決済はSquare POSレジアプリに保存され、端末をインターネットに再接続すると自動的にオンラインで決済されます。現在の決済手数料はオフライン取引にも適用されるため、手数料に違いは生じません。
はじめる前に
オフラインモードでは、磁気ストライプカードのみ利用できます。ICカードでの決済、タッチ決済(NFCと電子マネー)、QRコード決済は、オフラインモードでは受け付けることができません。
3日以内にオンラインでアップロードされないオフライン決済は期限切れとなり、お客さまから代金を受け取ることはできません。
オフライン決済は、Square レジスター、Square ターミナル、タブレット、モバイル端末のPOSレジアプリで利用できます。オフライン決済は、Square 請求書アプリではご利用いただけません。
Square ロイヤルティはオフライン決済に対応していません。オフライン決済での取引の際は、手動でお客さまのポイントをリンクし、付与してください。
オフライン決済で、カードの有効期限切れ、不承認、チャージバックが起きた場合、加盟店さまがその責任を負うことになります。
オフラインモードを利用されたお取引も、途上審査の対象になります。
スワイプ決済がチャージバックの対象となった場合、加盟店さまは自動的にチャージバックの責任を負うことになります。
オフラインでの支払いを有効にする
いんたーねっと接続が切断される前にオフライン決済が有効になっている場合、インターネットまたはSquareのサーバーへの接続が失われると、端末は自動的にオフラインセッションを開始します。オフライン決済は、接続が中断中ずっと有効になります。オフラインセッションを最大限に活用するには、接続が切断される前にオフライン決済を有効にしておくことを強くお勧めします。
フルサービスモード、クイックサービスモード、またはバーモードが有効になっているSquare POSレジアプリ、またはSquare レストランPOSレジアプリからの場合:
- Square データにログインし、[設定] > [端末管理] > [モード] の順に移動します。
- 一覧から既存のモードを選択し、[管理] をクリックします。既存のモードがない場合は、[作成] をクリックします。
- お会計設定で、[オフライン決済] のスイッチをオンに切り替えます。
- オフライン決済で許可される取引ごとの最大金額を設定します。
- [保存] をクリックします。
Square POSレジアプリの小売、予約、サービス、または標準モード、またはSquare リテールPOSレジアプリ、Square 予約POSレジアプリ、Square 請求書アプリ、またはSquare POSレジアプリからの場合:
- POSレジアプリにログインし、[≡その他] > [設定] の順に移動します。
- [お会計] > [オフライン決済] の順にタップし、[オフライン決済を許可] をオンにします。
これで、アカウントにログイン中のすべての対応端末で、オフライン決済が有効になります。
お使いの端末がオンラインであるにもかかわらず、すべてのカード取引が承認されない場合は、決済システム全体に不具合が発生している可能性があります。issquareup.comで最新の状況をご確認ください。
オフライン決済を受け付ける
有効にすると、端末がオフラインになるたびに、端末画面の上部に通知バナーが表示されます。バナーには、端末が自動的にオフライン決済セッションを開始したことが示され、オフライン決済を受け付けられる残り時間をカウントダウンする時計が表示されます。通知バナーは、Square レジスターまたはSquare ターミナルには表示されません。
オフラインセッションの有効期限が切れた場合、または中断された場合は、アプリ内で通知が表示されます。インターネット接続を回復してオフライン決済をアップロードした後、再びインターネット接続が失われた場合、別のオフラインセッションが有効になります。
オフライン決済は、端末がオフラインの間、アプリ内の支払い履歴で「保留中」と表示されます。端末をインターネットに再接続すると、支払いは完了済みとして表示され、Square データで確認できるようになります。支払いが完了しなかった場合、非承認/キャンセル済み等のお取引レポートに表示されます。オンラインに戻ると、お客さま用の電子レシートおよび支払い通知メールも送信されます。
オフライン決済の有効期限
決済カード業界のパートナーと規制当局では、オフライン決済セッションの時間に関連する特定の要件を設けています。こうした要件のため、オフライン決済製品の機能(オフライン決済の時間やご利用の可否を含む)は、お使いの決済タイプやハードウェアによって異なる場合があります。
オフライン決済の安全対策
オフライン決済を受け付ける場合にはそれに伴うリスクがあるため、オフラインモードで受け付けたクレジットカードが承認されない、有効期限が切れているなどの理由により損失が発生した場合、Squareは一切責任を負いません。また、オフライン決済時に決済が承認されない、または有効期限が切れている場合、Squareが加盟店さまに代わってお客さまに連絡することはできませんのでご了承ください。オフライン中に受け付けた決済の有効期限切れ、非承認、またはチャージバックについては、すべて加盟店さまが責任を負うものとします。
(可能な場合は)すべての取引において署名を必ず取得し、画面上の署名が支払いカードの裏面の署名と一致することを確認してください。
カードに署名がない場合は、お客さまに政府発行のIDの提示と、カードへの署名をお願いしてください。IDを確認して、支払いカードの署名と一致することを確認します。
お客さまにIDの提示を求めることはできません。また、IDの提示を求めてもチャージバックに対する責任が変わることはありません。ただし、署名されていないカードは無効であり、受け付けるべきではありません。
オフライン決済の払い戻し
処理中のオフライン決済は、キャンセルや払い戻しはできません。インターネット接続が復旧次第、払い戻しできます。
オフライン取引履歴のトラブルシューティング
オフライン決済を24時間以内にアップロードしたものの、取引履歴で見つけることができない場合は、次のトラブルシューティング手順をお試しください。
Square データにログインし、[注文と支払い](または [請求書と支払い]、[支払い] のいずれか)> [取引] の順に移動します。
Square データにログインし、**[レポート]** > **[レポート]** > [非承認/キャンセル済み等のお取引] の順に移動し、完了しなかったり、不承認になったりしたオフライン決済を確認できます。
アプリを再起動します。
ご注意:Squareアカウントからログアウトする、POSレジアプリを削除する、またはオフライン決済を受け付けた端末を工場出荷時の設定にリセットすると、保留中のオフライン決済データが完全に消去され、売上代金を回収できなくなります。