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Square オンラインビジネスの自店舗によるデリバリー

Square オンラインビジネスを利用すると、オンラインで調理済みの食品や飲料品を販売し、地域のお客さま向けに自店舗のスタッフ(または指定業者)によるデリバリーで注文品をお届けできます。また、SMS通知の受信をご希望のお客さまは、商品の準備や配達状況に合わせて最新情報を受け取れます。

ご注意:JCBの審査店舗ごとに行ってください。Square オンラインビジネスでJCB決済を受け付けるには、必ずすべての店舗でJCBの承認を受けてください。

自店舗によるデリバリーは、店内および店外での受け取りと併せて設定すると利便性がさらに高まり、最も便利なお届け方法をお客さまご自身に選んでいただけます。まずウェブサイトの作成について詳しく知るには、Square オンラインビジネスをはじめるをご覧ください。

自店舗によるデリバリーの設定

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自店舗によるデリバリーを設定するには、次の手順を行います。

  1. [アカウントと設定] ページで、[お届け方法] > [受取とデリバリー] の順に選択します。

  2. デリバリーを有効にする店舗で [店舗を設定] を選択します。

  3. 受け取りの詳細を入力したら、[はい] を選択してデリバリーを提供することを確認します。

  4. 配達時間を自動計算して割り当てるかどうかを選択します。

  5. [続行] を選択して、店舗をどのサイトで利用できるようにするかを確認します。

  6. [続行] を選択して、ここまでの設定を再確認して完了します。追加の設定を行うには、[編集] を選択します。

  7. 配達の対象地域(郵便番号または半径距離)、予定配達時間(準備時間に追加)、デリバリーとサービス手数料、最低注文金額、置き配など、デリバリーに関連する設定を行います。

  8. 注文品のデリバリーを特定の時間帯に制限するか、デリバリー受付時間内ならいつでも対応可能にするかを選択します。

  9. 注文を「完了済み」にする前に「準備完了」にする機能をオンに切り替え、オーダーシートをいつ印刷するかを選択します。

  10. 注文品のデリバリーに対応する曜日と時間帯を設定します。

  11. その他、店舗の詳細およびサイトの表示/非表示などの設定を必要に応じて調整します。

  12. 完了したら [保存] を選択します。

上記で説明した手順や設定に関して、さらに具体的な詳細については以下のとおりです。

デリバリー設定

自店舗によるデリバリーを設定するとき、デリバリーに関する以下のさまざまな設定をご希望に合わせて調整できます。

お会計時に自動的に計算してデリバリー時間を割り当てる

[はい] または [いいえ] を選択して、自動的にデリバリー時間を計算して割り当てるかどうかを指定します。

  • 手入力スケジュール設定:[いいえ] を選択した場合、手入力でデリバリーの詳細をお客さまと共有することが可能です。この方式では、加盟店さまにとって最適なやり方でオーダーの日時指定を管理していただけます(時間枠、時間帯限定、事前オーダー、など)。
  • 自動スケジュール設定:[はい] を選択した場合、デリバリー時間は自動的に計算されます。お客さまは、営業時間、準備時間、予想配達時間を基にデリバリーの日付と時刻を選択できます。

デリバリー対応地域

地域の郵便番号を使用して、または店舗の住所からの半径距離を指定して、デリバリー対応地域を設定できます。

  • 郵便番号:郵便番号でデリバリー対象地域を指定する場合は、店舗所在地の郵便番号をもとに、自動入力されます。各郵便番号ごとにEnterを押すと、複数の郵便番号を入力することができます。このオプションは人口が多い都市部に適しています。
  • 半径距離:半径距離でデリバリー対象地域を指定するには、デリバリーに対応できる地域の距離範囲を数値で入力し、マイルやキロメートルを選択します。この数値は、デリバリーを実施する最大の直線距離を表します(走行距離ではありません)。この半径の中心は、店舗の住所となります。入力した半径を超える地域のお客さまには、デリバリー対象外であることをお知らせするメッセージが表示されます。

デリバリー予定時刻

デリバリースケジュールを自動計算する場合、ここに入力する時間は、オーダーのデリバリーにかかる最小時間と最大時間を反映している必要があります。この数字は準備時間に追加され、お客さまがオーダーする際に表示されます。

デリバリー手数料とサービス料

諸費用を相殺するために、デリバリー手数料とサービス料を加算できます。

  • デリバリー手数料:すべてのオーダーに固定額のデリバリー手数料を設定するか、または一定額を超えるオーダーのデリバリー手数料を無料にして、それ以外のオーダーに固定料金を課金するよう設定できます。半径距離に基づきデリバリーしている場合、距離に応じて手数料を調整することも可能です。
  • サービス料:固定額またはオーダー合計の割合のいずれかを選択して、サービス料を課金します。
  • 代替デリバリー手数料:半径距離に基づくデリバリーで、デリバリー先の住所が作成したルールから外れた場合、お客さまには代替手数料が請求されます。

最低注文金額

デリバリー対象となる注文の最低金額を設定できます。

置き配

お客さまは置き配を選択し、お会計のとき配達員への指示を入力することができます。

注意:このオプションは、アルコール商品を注文したお客さまには表示されません。

注文のタイミングを設定

ここでは、注文のタイミングに関する設定ができます。

手入力スケジュール設定のオプション

デリバリー時間を自動的に計算・割り当てしない(すなわち、手入力で行う)と指定した場合、以下を設定可能です。

  • ショートメッセージ:自動的に時間が割り当てられない場合、お客さまが注文をいつ受け取ることができるか、かんたんな説明を入力します。これはカート内に表示され、注文の通知メッセージにも記載されます。
  • 指示・説明:詳細な手順を提供します。これはお会計中、注文通知メール、および注文の確認画面に表示されます。

自動スケジュール設定のオプション

デリバリー時間を自動的に計算・割り当てると指定した場合、以下のような複数の質問に答えて、自動スケジュールシステムを設定します。

  • オーダーをいつデリバリー可能か? オーダーは、指定時刻(例:午後12時30分)または配達時間中(例:午前9時~午後5時)のいずれかにデリバリー可能です。デフォルトでは、配達時間に基づきその日のデリバリー可能な時間枠がお客さまに表示されます。
  • お客さまがお届け時間内に受注した場合、最短でデリバリーできるのはいつか? 配達時間は受注日と同日、または後日(翌日以降)にできます。
  • 受注から準備開始までにどれだけ時間がかかるか? 配達時間が同日である場合、通常は受注したらすぐに準備を開始するか、オーダー準備開始まである程度時間がかかるか、を指定できます。毎日ある時刻になったらオーダーを確認して準備をはじめるというプロセスである場合は、2番目のオプションを選ぶとよいでしょう。
  • 受け取り/デリバリーオーダーの準備にどれだけ時間が必要か? 配達時間が同日である場合、オーダーを調理するのにかかる時間を決められます。また、商品マスタで商品を編集すると、個々の商品に異なる準備時間を設定することもできます。
    何日前までにオーダーをする必要があるか? 配達時間が後日である場合、お客さまが歴日何日前までに注文する必要があるかを指定できます。
  • 未来のデリバリーオーダーをどれだけ先まで受け付けるか? このオプションをオンにすると、お客さまがデリバリーオーダーを事前注文できるのは入力した日数(7~365日後)までとなります。オフにすると、お客様は自動的にスケジュールが設定されます。
  • Square オンラインビジネスで同時に受け付ける受け取り・デリバリーオーダーの数を制限するか? 一度にデリバリーできるオーダー数をコントロールしたい場合、このオプションを選択して受け入れ可能なオーダー数を設定します。受注したオーダーには、各種設定を基に自動で配達時間が割り当てられます。詳細については、Square オンラインビジネスで受け取り・デリバリーオーダーを制限するをご覧ください。

注意:[お届け計算] 機能を使用して、その計算が操作と一致するかどうかテストできます。ここに表示される計算結果が、お会計のときにお客さまに表示されます。

ワークフローの設定

お店の運営方法に合わせて、ワークフローの設定ができます。

注文を「準備完了」にする

デリバリー注文を「完了」前に「準備完了」とマークすることができます。これは、注文の調理が終わりデリバリーの準備ができたことをお客さまに通知するものです。注文が完了したら、ステータスを「準備完了」から「完了」に変更できます。本オプションがオフのままだと、注文を「準備完了」とマークすることはできません。

オーダーシートを印刷する

オーダーシートをいつ印刷するかを選択できます。

  • 受け取り・デリバリー時間に応じてオーダーシート印刷する:オーダーシートは、注文完了予定日時までに必要な準備時間に応じて印刷されます。
  • 受注時にオーダーシートを印刷する:すべてのオーダーシートは、注文のデリバリー時間が未来に予定されている場合でも、受注したときに印刷されます。

またSquare POSレジがオーダーシートを自動印刷するよう、Square オンラインビジネスから設定することも可能です。詳細については、オーダーを印刷するおよびSquare POSレジのオーダーシート印刷を設定するをご覧ください。

お届け日時の設定

お届け日時の設定では、デリバリーに対応できる時間帯や、デリバリー除外日(祝祭日など)を設定できます。

対応時間

注文をデリバリー可能な曜日と時間帯です。お客さまはこの時間帯以外でも、注文を行うことはできます。最初のオプションで、受け取り・デリバリー時間を同じにするか、異なる時間にするかを選択します。

ここに表示される曜日と時間はSquareアカウントから同期されます。店舗の営業時間を追加していない場合は、代わりにデフォルトの営業時間が表示されます(月曜~金曜、午前9時~午後5時)。時間や曜日の内容を変更した場合でも、Squareアカウントの設定には影響しませんので、ご安心ください。

デリバリーに対応できる曜日のチェックボックスにチェックを入れ、デリバリー対応時間を入力します。[「+」] を選択すると、1日に複数の時間枠を追加できます。これによって、1日のある時間帯はデリバリー対応不可(ランチ中など)にしたい場合、その時間帯を除外することができます。

制限日

[+日付を追加] を選択すると、デリバリーを行わない日を制限日として指定できます。 たとえば、通常の営業日が祝祭日に当たる場合、その日を除外することができます。制限日は、複数日を設定することができ、毎年繰り返し制限日とするか、一回限りかを選ぶことができます。

注意:Square オンラインビジネスのサイトエディタの [時間と場所] セクションでウェブサイトに追加する営業時間は、情報として表示されるのみであり、設定としては機能しません。また、受け取り・デリバリーの設定に同期されることもありません。設定として機能させるには、必ず上述のエリアに時間を追加してください。

店舗の詳細とサイト表示/非表示の設定

店舗の詳細やどのサイトに店舗を表示させるかを設定できます。

店舗の詳細情報

店舗の表示名、住所、電話番号、メールアドレスを変更できます。マップを利用して所在地を調整し、デリバリー対象地域を決めることが可能です。マーカーを新しい位置へドラッグしても、入力済みの住所は変更されません。

注意:ここで住所またはその他の連絡先情報を変更した場合でも、Squareアカウント内の店舗設定には反映されません。

サイトの表示/非表示

店舗をどのウェブサイトに表示するかを選択できます。ここで選択したサイトの店舗から、お客さまは商品を購入できるようになります。

詳細設定

メインの設定が完了したら、その他の詳細設定を行って、デリバリーを有効にした全店舗に適用することもできます。操作手順は以下のとおりです。

  1. [アカウントと設定] ページで、[お届け方法] > [受取とデリバリー] の順に選択します。

  2. [詳細設定] を選択します。

  3. [大口注文の設定] では、予想を超えるデリバリー注文数量を抱えることのないよう制限できます。必要に応じてカスタムメッセージを作成できるため、数量制限を超えた場合の注文方法などをお客さまに具体的に説明できます。

  4. 完了したら [保存] を選択します。

商品のお届け方法と準備時間の設定を更新する

まだお持ちでない場合は、Square商品ライブラリにアクセスして、自店舗によるデリバリーで送りたい商品に自店舗によるデリバリーを割り当ててください。他の商品よりも準備に時間がかかる商品がある場合は、個別に商品の準備時間を設定することも可能です。商品の発送方法の更新について詳しくは、オンラインストアの商品を設定するをご覧ください 。

繁忙期や特別商品の事前注文

特定日にのみ受け取りやデリバリー可能な商品(ホリデー特別商品など)を販売している場合、お客さまはSquare オンラインビジネスでこの種類の商品を事前注文して、発売日に商品を受け取れます。詳しくは、Square オンラインビジネスで事前注文として商品を販売するをご覧ください。

自店舗によるデリバリーの注文と通知を管理する

注文の準備が完了したら、Square オーダーマネージャーの [注文] タブに移動します。詳細については、Squareのオンライン注文の管理をご覧ください。

デリバリーを有効にするときにSMS通知もオンにすると、お客さまは注文のステータスに関するお知らせをSMSで受け取れます。詳しくは、Square オンラインビジネスでのメースやショートメッセージ(SMS)による通知メッセージのカスタマイズに関する記事をご覧ください。

お客さま側で行う操作

注文中

お客さまがオンライン注文ページにアクセスすると、メニューの表示前に住所の入力を求められます。複数店舗で自店舗によるデリバリーを提供する場合は、お客さまに最も近い店舗のメニューが表示されます。お客さまの住所がデリバリー対象地域外である場合は、別の住所を入力するよう促すメッセージが表示されます。

注文後

お客さまが自店舗によるデリバリー注文を行うと、選択した店舗の営業時間、注文制限、準備時間、デリバリー予定時間に基づき、デリバリー可能な直近の日時が表示されます。非対面でのデリバリーが有効になっている場合、お客さまは注文のお支払い前にボックスにチェックを入れて非対面でのデリバリーをリクエストできます。

また、お会計中に注文にチップを加算することもできます。チップについて詳しくは、支払いオプションをご覧ください。

お客さまの操作に関する注意事項

発送方法が異なる注文は、お会計プロセスに影響が出ます。お客さまがカートに複数の商品を入れ、異なる発送方法を選ぶと(1つは自店舗によるデリバリー、もう1つは発送など)、これらの商品を別々に購入していただくよう伝えるメッセージが、お会計画面に表示されます。

自店舗によるデリバリーをオフにする

[アカウントと設定] ページで [お届け方法] > [受取とデリバリー] の順に選択し、スイッチをクリックして特定の店舗のデリバリーをオフにします。デリバリーは、スイッチを再度オンに切り替えて、いつでも以前の設定に戻せます。

またお届け方法にかかわらず、すべてのオンライン注文を一時停止することも可能です。詳しくは、Square オンラインビジネスでの会計オプションに関する記事をご覧ください。

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