Squareでカード情報保存機能を使う
- アカウントオーナーまたは販売時にお客さまを追加するお会計のアクセス権限を持つスタッフは、お会計時にお客さまのカード情報を保存できます。
- アカウントオーナーまたはお会計のアクセス権限を持つスタッフは、保存済みのカードに請求することができます。アクセス権限の設定は、Square データから行えます。
カード情報保存機能について
カード情報保存機能を使うと、顧客リストに支払いカードを安全に追加・保存できます。これにより、お得意様との取引が迅速かつスムーズになります。POSレジアプリまたはSquare ブラウザ決済で、お客さまの保存済み支払いカードまたはSquare ギフトカードに安全に請求できます。PCI準拠と承認はSquareにお任せください。複数店舗を展開している場合、どの店舗でも決済取引に保存済みカード情報をご利用いただけます。
はじめる前に
保存済みカード情報の有効期限が切れたら、加盟店さままたはお客さまは、顧客リストのプロフィールからカード情報の登録を必ず解除してください。
Apple Pay、Google Pay、Samsung Payでお会計をする場合は、タッチ決済カードや端末情報を保存することはできません。
お客さまのCVVを記録することは、PCIデータセキュリティ基準に違反します。そのため、CVVを入力するフィールドはありません。
SquareのパブリックAPIはすべて、カード情報保存機能に同じインフラストラクチャを利用しています。SquareのEコマースAPIまたは顧客APIを使ってカード情報を保存すると、Square POSレジアプリやSquare 請求書アプリによる決済にこれらのカードを利用できます。
お客さまは、カード情報や銀行情報を追加・保存することで、単発または定期的な請求書の支払いを安全に行えます。詳しくは、カード情報保存(機能)をSquare 請求書に使用する方法をご覧ください。
ステップ1:カード情報保存機能を有効にする
カード情報保存機能を使うには、まずこの機能を有効にしてください。これは、POSレジアプリまたはSquare 予約のカレンダーから行えます。
- Square POSレジアプリにログインし、[☰その他] > [設定] > [お会計] > [顧客管理] の順にタップします。
- [カード情報を保存] で、[顧客プロフィールで収集] をオンにします。
- 必要に応じて [お会計後] をオンにし、お会計後にカードを保存します。
- Square データにログインし、[予約] > [カレンダー] の順に移動します。
- お客さまの名前を入力するか、その場でお客さまを作成します。右側に、お客さまメモ、保存済みカード情報、予約履歴が表示されます。ご注意:支払いカード情報を保存するには、お客さまからの書面による承認が必要です。
- [カードを追加] をクリックしてカードの詳細を入力し、[確認] を選択します。
Square データで利用するために、カード情報保存(機能)を有効にする必要はありません。
ステップ2:カードの承認を取得する
お客さまのカード情報を保存し、チャージバックに関連する債務責任から事業を保護するためには、お客さまの署名済み承認書が必要です。お客さまに承認フォームに記入していただくようご案内ください。PCI-DSSおよびデータプライバシー要件準拠のため、必ず承認フォームを保存し、チャージバックを未然に防ぐのため安全な場所に保管してください。
Square データにログインし、[お客さま] > [顧客リスト] > [顧客リスト] の順に移動します。
既存のお客さまを選択するか、[作成] をクリックして新しいお客さまを追加します。
[保存済み支払い情報] で、(•••) をクリックし、[クレジットカードまたはデビットカードを追加] または [ギフトカードを追加] をクリックします。
[このフォームに記入・署名] をクリックします。
フォームをダウンロードしてお客さまに送信し、署名と承認を受けてから、カード情報を顧客プロフィールに追加します。
お客さまのプロフィールをクリックして署名済みのコピーをアップロードし、[ファイル] > [ファイルをアップロード] の順にアクセスします。
ステップ3:カード情報を保存する
カード情報は、Square POSレジまたはSquare データの顧客リストから保存できます。
- Square データにログインし、[お客さま] > [顧客リスト] > [顧客リスト] の順に移動します。
- 既存のお客さまを選択します。新規のお客さまの場合は、続行する前にプロフィールを作成してください。
- [保存済み支払い情報] で、[追加] をクリックし、[クレジットカードまたはデビットカードを追加] または [ギフトカードを追加] を選択します。
- 必要な支払いの詳細、お客さまの名前やメールアドレスを入力します。
- [保存] をクリックします。カード情報が保存されたことを確認するメールがお客さまに届きます。
- POSレジアプリにログインし、[☰その他] > [お客さま] の順にタップします。
- 既存のお客さまをタップします。新規のお客さまの場合は、続行する前にプロフィールを作成してください。
- [保存済みカード情報] で、[カードを追加] をタップし、[クレジットカードまたはデビットカード] または [ギフトカード] を選択します。
- 必要な支払いの詳細、お客さまの名前やメールアドレスを入力します。
- [保存] をタップします。カード情報が保存されたことを確認するメールがお客さまに届きます。
販売を完了する直前または直後に、カード情報を保存することもできます。
- 販売前に保存する場合:販売前にカード情報を保存するには、通常どおりにお会計を行います。[お買上げ商品数] 画面から、[お客さまを追加] をタップします。お客さまを追加したら、[お買上げ商品数] 画面でお客さまの名前をタップし、[プロフィール全体を表示] をタップしてお支払い方法を追加します。
- 販売後に保存する場合:販売後にカード情報を保存するには、通常どおりにお会計を行います。支払いが完了したら、レシート画面から [お客さまを表示] をタップして支払い情報を追加し、カード情報を保存します。
サービスモードのSquare POSレジアプリまたはSquare 請求書アプリからの場合:
- POSレジアプリから、[お客さま] をタップします。
- 新しいプロフィールを作成するか、既存のお客さまを選択します。
- [保存済みカード情報] で、[カードを追加] をタップします。
- 有効期限やCVVなど、カードの詳細を入力します。[次へ] をタップします。
- 購入時の電子レシートを送信できるよう、お客さまのメールアドレスを確認します。[次へ] をタップします。
- 請求コードを入力し、今後の購入のためにカードを承認します。[同意してカード情報を保存する] をタップします。
- 「カード情報と顧客プロフィールが保存されました」という確認メッセージが表示されます。[完了] をタップして顧客プロフィールに戻ります。
ステップ4:保存済みカード情報に請求する
保存済みカード情報への請求は、POSレジアプリ、Square ブラウザ決済、またはSquare 請求書から行えます。お客さまの保存済みカード情報に請求する場合、レシートは顧客プロフィールに登録されているメールアドレスに自動送信されます。
- Square データにログインし、[注文と支払い](または [請求書と支払い] または [支払い])> [ブラウザ決済] > [概要] > [支払いを受ける] の順に移動します。
- 取引の詳細を入力し、カード情報が保存されているお客さまを選択します。
- [支払いの詳細] で、[お客さまの保存済みカード] が選択されていることを確認します。
- [お会計] をクリックします。
保存済みカード情報を削除する
保存済みカード情報は、POSレジアプリまたはSquare データの顧客リストから削除できます。
保存済みカード情報に関する通知メールに必ず記載されているリンクから、お客さまがご自身のカード情報を削除することもできます。通知内のリンクから保存済みカード情報の管理画面に移動します。そこで、取引用として登録されているカード情報の表示や削除が可能です。
- Square データにログインし、[お客さま] > [顧客リスト] の順に移動します。
- カード情報が保存されているお客さまを選択します。
- [保存済み支払い情報] で、削除するカードの横にあるゴミ箱アイコンをクリックします。
- カードを削除する理由を選択し、[カードの削除を確認] をクリックします。