Square オンラインビジネスのGoogle Workspaceをはじめる

SquareはGoogleと提携して、Google Workspaceと呼ばれるドメイン名のための包括的なメールソリューションをご用意しています。ウェブサイトに関連付けられたドメイン名をお持ちの場合、Square オンラインビジネスを利用して、そのドメインを基にメールアドレスを作成できます。
たとえば、「mybusiness.com」を所有している場合は、「[email protected]」といったメールアドレスを作成できます。これにより、信頼できるメールアドレスで顧客ベースと効率的にやりとりできます。ビジネスの観点から見ると、「[email protected]」よりも「[email protected]」からのメールの方が、受け手にとっての信頼性が高くなります。これは、個人のメールアカウントを(ビジネスメールとして)使用すると、スパムボットや詐欺に関与している可能性があると見なされるからです。
カスタムドメイン名に基づくメールアドレスを所有することは、多くの事業にとってブランド価値を高めるためのさらなるステップです。真面目な事業であると認めてもらえるとともに、事業が長期的に続くということも示唆できます。
Google Workspaceの料金
無料トライアルを開始してプロフェッショナルなメールを体験するには、Square オンラインビジネスの概要ページにアクセスします。トライアル版をご利用いただいた後に、年間¥9000(毎月¥750)で完全版に拡張できます。
Google Workspaceでメールアドレスを設定する
ドメインを基にメールアドレスを設定するには、まず、そのドメインがSquare オンラインビジネスのサイトに接続されていることをご確認ください。詳細については、Square オンラインビジネスのドメインをはじめるをご覧ください。
ドメインホスト:
- Square:Squareがホストしているドメインである場合は、加盟店さまに代わりSquare側で自動的にGoogle WorkspaceのMXレコードを設定いたします。
- Square以外の会社:他社がホストしているドメインである場合は、Square オンラインビジネスへとドメインを接続してから、手入力でMXレコードをドメインに追加する必要があります。その後メールを受信できるようになります。他社ドメインのレコードをSquareが加盟店さまに代わり追加することはできませんが、同レコードの処理方法についてはSquare オンラインビジネスのドメインのレコードを管理するに詳細をまとめましたのでご確認ください。
Google WorkspaceのMXレコードをドメイン名に追加すると、アドレスの設定から24時間以内にメールが届くようになります。
Square オンラインビジネスでドメインを設定し終わったら、以下の指示に従いメールアドレスを設定します。
- Square オンラインビジネスの概要ページから [ウェブサイト] > [ドメイン] の順にアクセスします。
- メールアドレス設定の対象のドメインで、[管理] > [メールを設定] の順に選択します。
- [15日間無料トライアルをはじめる] を選択します。
- メールのユーザー名、メールの送信元のドメイン、アカウントのパスワードを選択します。
- [続行] を1回だけ選択し、情報が処理されるのを待ちます。
- 終了したら [完了] を選択します。
メールと詳細設定を表示するには、[管理] > [メールを管理] の順にアクセスし、[Google Workspaceの管理画面] リンクを選択してGoogle Workspaceの管理画面にログインします。2つの異なる利用規約に同意する必要があります(非常に重要なステップです)。
Google Workspaceでドメインを設定するプロセスの一環として、お持ちのドメインを認証する必要があります。このプロセスは、Googleからメタタグを取得する手順と、そのメタタグをTXTレコードを利用してドメインのDNSに貼り付ける手順の、2つのパートからなります。Square オンラインビジネスの概要ページを起点として、このプロセスを完了できます。
最初に、Googleメタタグを取得します。
- Square オンラインビジネスの概要ページから [ウェブサイト] > [ドメイン] の順にアクセスします。
- メールアドレスに対応するドメインで、[管理] > [メールを管理] の順に選択します。
- [Google Workspaceの管理画面] リンクを選択して、2つの異なる利用規約を確認してそれぞれ同意します。
- Google管理者コンソールで、リンクを選択して管理者コンソールの設定を完了します。
- メッセージに従い進めると、TXTレコードに追加する [Google認証メタタグ] が表示されます。このコードが後で必要になりますので、コピーし保存します。
次に、ドメインのDNSを更新します。
- Square オンラインビジネスの概要ページから [ウェブサイト] > [ドメイン] の順にアクセスします。
- メールアドレスに対応するドメインで、[管理] > [ドメインを管理] の順に選択します。
- [DNSレコード] で [DNSレコードを追加] を選択します。
- [種類] で [TXT] を選択します。
- [ホスト] でフィールドに「アットマーク」([@])を入力します。
- [Points to] に、先ほど保存した [Google認証メタタグ] を貼り付けます。
- 完了したら、[保存] を選択します。
- Google認証ブラウザタブに戻り、ボタンを選択してドメイン認証を完了します。
他社によりホストされているドメインである場合は必ず、Squareではなくそのドメインホストでレコードを追加してください。
Google Workspaceにアクセス・管理する
設定が完了したら、GoogleまたはSquare オンラインビジネスから受信トレイにログインできます。
以下のいずれかのURLを使用して、Googleから受信トレイにログインしてください。
- admin.google.com
- gmail.com
- mail.google.com/a/mybusiness.com(URL の「mybusiness.com」の部分をご自身のドメイン名に置き換えてください)
また、Square オンラインビジネスから受信トレイにログインすることもできます。以下の手順を行います。
- Square オンラインビジネスの概要ページから [ウェブサイト] > [ドメイン] の順にアクセスします。
- メールアドレスに対応するドメインで、[管理] > [メールを管理] の順に選択します。
- [Google Workspaceの管理画面] リンクを選択します。
Square オンラインビジネスの概要ページでは、ユーザー名の変更、パスワードの変更、およびエイリアスの設定といった、その他のアクションを行うことも可能です。
注意:登録後にGoogle Workspaceの管理画面を初めてチェックすると、管理者コンソールの利用規約に同意するようリマインダーが表示される場合があります(一番最初に行わなかった場合)。その場合はリンクをクリックし、(同じユーザー名とパスワードを使用して)ログインしてから、管理者コンソールの指示に従ってください。
エイリアス
メールエイリアスを作成すると、異なるアドレスのメールを同一の受信トレイで受け取ることができます。Square オンラインビジネスでGoogle Workspaceの受信トレイをご購入いただくとメインのメールアドレスに加え、最大30の異なるエイリアスを作成できるオプションが含まれます。
詳細については、Square オンラインビジネスでGoogle Workspaceのメールエイリアスを作成するをご覧ください。
その他のソフトウェアおよびハードウェアでGoogle Workspaceを利用する
またGoogle Workspaceを、Outlook、Apple Mail、Thunderbirdなどのプログラムにメールを接続することもできます。詳細については、Googleヘルプセンターのその他のメールプラットフォームでGmailをチェックするをご覧ください。
モバイル端末上でGoogle Workspaceを設定するには、以下のGoogleのヘルプセンターのガイドをご参照ください。
Google Workspace管理者アカウントを復旧させる
Google Workspace管理アカウントのパスワードを忘れてしまった場合は、Googleを介してパスワードを再設定して再度アクセスできるようにする方法があります。詳細については、Square オンラインビジネスのGoogle Workspace管理者アカウントを復旧させるをご覧ください。
請求
Square オンラインビジネスでGoogle Workspaceを利用する場合の、請求の仕組みの詳細をご確認ください。
Square オンラインビジネス経由でSquareからGoogle Workspaceを購入すると、Basicプランへのご登録となり年決めで課金されます。
Basicプランより上の機能が必要な場合、または別の請求方式をご希望(月払いなど)の場合は、Googleから直接Google Workspaceを購入することをご検討ください。またSquareからすでにメールアドレスをご購入済みの場合は、加盟店さまのGoogle WorkspaceアカウントをGoogleへと移管するお手伝いをさせていただきます。
何らかの理由で支払い期限が切れ、Google Workspaceのメールアドレスを再び有効にする必要がある場合には、以下の手順を行います。
- Square オンラインビジネスの概要ページから [ウェブサイト] > [ドメイン] の順にアクセスします。
- メールアドレスに対応するドメインで、[管理] > [メールを有効化] の順に選択します。
- 更新するメールアドレスを確認します。
- [購入] を選択して完了します。
注意:ステップ4でエラーが発生したら、Square オンラインビジネスの概要ページの [アカウントの設定] タブにアクセスして [マイサービス] を選択し、Google Workspaceサービスに登録されている支払方法を追加または変更する必要があります。完了したらステップ2に戻り、もう一度更新プロセスを行ってください。
Google Workspaceの請求システムは日割り計算となっており、アカウントのメールユーザーの数が反映され自動的に更新されます。不要なメールユーザーを次の更新前に削除すれば、残りのユーザーのみが支払いの対象となります。
不要なユーザーを適切に削除するには、GoogleのガイドでGoogle Workspaceユーザーの管理と削除をご確認ください。
トラブルシューティング
加盟店さまのGoogle Workspace体験を改善するのに最もふさわしい手段を判定するにあたり、Square サポートにお問い合わせ前に、以下の提案をご検討ください。
Squareで支援できますのは、請求、Square オンラインビジネスの概要ページの [Google Workspace] の使用方法、またはパスワードを忘れた場合のWorkspace管理アカウントの復旧などの、基本的なトラブルシューティングに関する質問となります。言い換えますと、Squareアカウント内でのGoogle Workspaceの設定についてサポートさせていただきます。
ツール、特徴、機能、などGoogle Workspace自体に関する事項については、Squareの管轄外ですので、Googleに直接連絡するか、Googleのヘルプセンターにアクセスするのが良いでしょう。これは弊社がGoogle Workspace製品を所有していないためです。弊社は Googleに代わり再販をする立場であり、対応可能な範囲が限られています。
サポートの内容
Google Workspaceについて問題があり、以下に当てはまるようでしたらSquare サポートにお問い合わせ。
15日間の無料トライアル終了時にGoogle Workspaceメールサービスが自動的に課金されたが、必要ないので払い戻しして欲しい。
Squareがホストしているドメインを所有しており、MXレコードを再確認したい。
Google Workspace内のGoogleのその他のサービスや機能を有効活用するため、Google WorkspaceのサブスクリプションをSquareの再販アカウントからGoogleによる直接請求に移行したい。