ディスカウントを作成および設定する
ディスカウントの設定と編集はSquare データまたはSquare POSレジアプリから行えます。ディスカウントの設定が完了したら、お会計時に利用する方法についてもご確認ください。
個別ディスカウントを設定する
Square データからの場合
Square データで、[商品] > [ディスカウント] の順に選択します。
[ディスカウントを作成] をクリックします。
ディスカウント名、金額(割引率または割引額)、対象店舗などディスカウントの詳細を入力します。
すべて設定したら、[保存] をクリックします。
Square POSレジアプリからの場合:
画面下のナビゲーションバーから、[その他] > [商品] の順にタップします。
[ディスカウント] > [ディスカウントを作成] の順にタップするか、変更したい既存のディスカウントを選択します。
ディスカウントの詳細を入力して、[保存] をタップします。
注意:ディスカウント適用時に任意の割引額(率)を入力する場合は、金額フィールドを空欄のままにしてください。
個別のディスカウントについてはSquare データやSquare POSレジアプリから設定できますが、自動ディスカウントを設定する場合はSquare データで行います。
Square オンラインビジネスに自動ディスカウントを設定する
Square 商品ライブラリから自動ディスカウントを作成して、Square オンラインビジネスのウェブサイトに適用できます。詳細については、Square オンラインビジネスの商品にディスカウントを設定するをご覧ください。
税金適用後のディスカウントを設定する
製造元(メーカー)からのディスカウントや特別割引がある商品には、税金適用後のディスカウントを設定することができます。税金適用後のディスカウントを行った場合でも、その商品の税額はディスカウントする前の税額と同じになります。
Square データからの場合
Square データで、[商品] > [ディスカウント] の順に選択します。
[ディスカウントを作成] をクリックします。
ディスカウント名、金額(割引率または割引額)、対象店舗などディスカウントの詳細を入力します。
[詳細設定] で [税金適用後にディスカウントを適用] をオンに切り替えます。
特定の基準に対してディスカウントを自動的に適用させるには、[ディスカウントルール] をオンに切り替えます。
すべて設定したら、[保存] をクリックします。
Square POSレジアプリからの場合:
画面下のナビゲーションバーから、[その他] > [商品] の順にタップします。
[ディスカウント] > [ディスカウントを作成] の順にタップするか、変更したい既存のディスカウントを選択します。
割引額または割引率を入力します。
オプションで [税金適用後にディスカウントを適用] をオンに切り替えます。
[保存]します。
注意:課税後ディスカウントは現時点では、ブラウザ決済、Square 請求書、または開発者向けAPIを使用して受け付ける決済では利用できません。
最大割引額を設定する
最大割引額 を設定することで、1回のお買い物の合計額から差し引かれる割引額に上限を設けることができます。お客さまが複数のディスカウントを適用した場合、最大割引額を設定していれば、設定済みの最大割引額のみが適用されます。
ディスカウントの最大額を設定するには、以下の手順を行います。
Square データにログインして、[商品] > [ディスカウント] の順に選択します。
[ディスカウントを作成] をクリックして、ディスカウントにかかわる詳細を入力します。
オプションのセクション内で、[ディスカウントの最大額を設定] をオンに切り替えます。
[最大額] フィールドに金額を入力して、[保存] をクリックします。
既存のディスカウントからはいつでも、最大割引額を削除することができます。対象のディスカウントの編集画面から、[ディスカウントの最大額を設定] をオフに切り替えてください。
自動ディスカウントを設定する
特定の商品またはカテゴリ、数量、ハッピーアワーなどの日替わりメニュー、または期間限定オファーに対して自動ディスカウントを設定します。またディスカウントを適用する場合に必ず満たすことが必要な、最小購入額を設定することも可能です。
設定できる自動ディスカウントには、次の6種類があります。
商品またはカテゴリ
数量
顧客グループ
繰り返し
期間限定
最小購入額
自動ディスカウントは、他の自動ディスカウントと組み合わせることが可能です。たとえば、ディスカウントのスケジュールや日付範囲を設定することで、最低購入数量を対象とするディスカウントを定期的な間隔や期間限定で適用できます。
ディスカウント適用のアクセス権限を持つスタッフは、取引にディスカウントを手入力で適用できます。カートに手入力でディスカウントを適用した場合は、その他の自動ディスカウントはすべて上書きされます。
注意:自動ディスカウントは、Square 請求書では利用できません。
商品またはカテゴリでのディスカウント
商品またはカテゴリが購入されたときに自動で適用されるディスカウントを設定します。
Square データで、[商品] > [ディスカウント] の順に選択します。
[ディスカウントを作成] をクリックします。
ディスカウント名、金額(割引率または割引額)、対象店舗などディスカウントの詳細を入力します。
[商品とカテゴリに自動で適用] をオンに切り替えます。
[商品とカテゴリ] > [完了] の順に選択します。
次に、購入されたときにディスカウントを自動で適用する商品またはカテゴリを探して選択し、[保存] します。
商品単位のディスカウント
カート単位のディスカウントを、お客さまのレシートでは商品単位で表示するか、合計額を表示するかを選択できます。以下の手順を行います。
Square データから [アカウントと設定] にアクセスします。
[企業または店舗] > [レシート] の順にクリックします。
[商品と合計] で [複数のディスカウント適用時には合計割引額を表示する] をオンに切り替えます。
次に [カート単位のディスカウントを商品単位で表示する] をオフに切り替えて、レシート上にカート単位のディスカウントが商品単位で表示されるのを防ぎます。
[保存] をクリックします。
数量ディスカウントの設定
商品またはカテゴリが選択され、さらに指定の数量が追加された際に、販売に対して自動的に適用されるディスカウントを作成します。
数量を対象とするディスカウントには、次の3種類があります。
特定数量:商品を特定数量カートに入れると、商品の価格にディスカウントが自動的に適用されます。
最低購入数量:カートに商品を最低数量入れると、指定したすべての商品にディスカウントが適用されます。
1点購入につきもう1点無料:商品またはカテゴリを指定した数量購入すると、カートに入れた同一商品または別商品を対象にディスカウントが適用されます。たとえば、帽子を2点購入すると、スカーフ1点の料金が半額になるようなディスカウントを設定することができます。
注意:1点購入につきもう1点無料のディスカウントを設定する場合は、ディスカウント率を100%にします。
次の手順で操作を開始します。
Square データで、[商品] > [ディスカウント] の順に選択します。
[ディスカウントを作成] をクリックして、ディスカウント名、ディスカウント額を入力します。注意:1点購入につきもう1点無料のディスカウントを設定する場合は、ディスカウント率を100%にします。
[商品とカテゴリに自動で適用] をオンに切り替えます。
[数量] をクリックします。
必要な数量を追加し、対象にする商品またはカテゴリを選択します。
続いて [ディスカウントルール] を設定します。数量ディスカウントには、次の3つの種類があります。
正確な購入数量
最低購入数量
1点購入につきもう1点
正確な購入数量または最低購入数量を選択し、ディスカウントを保存します。1点購入につきもう1点無料を選択する場合は、ディスカウント対象となる商品の数量と商品を指定し [保存] をクリックします。
既存のディスカウントは、ディスカウントの詳細ページの [購入ルールを編集] をクリックすると、いつでも更新できます。
数量単位のディスカウントは、予約または日付範囲の機能と併用することも可能です。たとえば、毎週土曜日、または12月限定で最低購入数量を設定して、歳末セールに活用することができます。
ディスカウントを繰り返し自動で適用する
Square データで、[商品] > [ディスカウント] の順に選択します。
[ディスカウントを作成] をクリックして、新規ディスカウントを追加します。
ディスカウント額またはディスカウント率を入力します。
[商品とカテゴリに自動で適用] をオンに切り替えます。
[商品を選択] をクリックして、特定の商品またはカテゴリに自動的にディスカウントを適用します。
最大100個の個別の商品またはカテゴリを選択して、[完了] をクリックします。すべての商品を選択するには、[商品] 見出しの横にあるチェックボックスをオンにします。
[スケジュールを設定] をオンに切り替えます。
ディスカウントが利用可能な曜日と時間帯を設定します。
[保存] をクリックします。
期間限定ディスカウントの設定
Square データで、[商品] > [ディスカウント] の順に選択します。
[ディスカウントを作成] をクリックします。
ディスカウント額またはディスカウント率を入力します。
[商品とカテゴリに自動で適用] をオンに切り替えます。
[商品を選択] をクリックして、特定の商品またはカテゴリに自動的にディスカウントを適用します。
最大100個の個別の商品またはカテゴリを選択して、[完了] をクリックします。すべての商品を選択するには、[商品] 見出しの横にあるチェックボックスをオンにします。
[日付範囲を設定] をオンにして、期間限定ディスカウントを設定する日付を選択します。
[保存] をクリックします。
顧客グループのディスカウントを設定する
Squareの顧客リストを利用すれば、顧客グループを作成でき、特定の顧客層があなたのビジネスをどのように利用しているのか把握することができます。顧客グループを作成すると、電話番号やメールアドレスなどの連絡先情報を登録・保管することができ、来店頻度を追跡することも可能です。
顧客グループ向けにディスカウントを設定すると、その対象グループの購入者が取引に追加されたときにディスカウントが自動的に適用されるため、よりスムーズにお会計を進めることができます。
Square データから顧客グループのディスカウントを設定するには、次の手順を行います。
1. Square データで [商品] > [ディスカウント] の順にアクセスします。
2. [ディスカウントを作成] をクリックして、ディスカウントの詳細を入力します。
3. [ディスカウントルール] をオンに切り替えます。
4. メニューから [顧客グループ] をクリックして、[次へ] を選択します。
5. リストから任意の顧客グループを選択します。または検索バーで、ディスカウントを適用する顧客グループを検索します。
6. [完了] をクリックして、新しいディスカウントを保存します。
注意:Square リテールPOSレジをご利用の場合、顧客グループのディスカウントはSquare リテールPOSレジの管理画面から作成してください。ディスカウントの作成が完了したら、Square リテールPOSレジアプリ(iOS端末)やSquare レジスターをご利用の場合は、顧客グループに作成したディスカウントが適用されます。
Square POSレジアプリで、新規/既存のディスカウントを設定して顧客グループに適用するには、次の手順を行います。
アプリのメインメニューから、[顧客] > [グループを表示] の順にタップします。
ディスカウントの適用先であるグループを選択します。
ページ上部のメニューから、[グループディスカウントを管理] をタップします。
既存のディスカウントを選択してグループに適用するか、[ディスカウントを作成] を選択します。
新しいディスカウントを設定する場合は、ディスカウントの詳細を入力して [保存] をタップします。次のウィンドウで、設定したディスカウントをクリックして [保存] をタップします。
グループに既存のディスカウントを追加する場合は、適用するディスカウントを選択して [保存] をタップします。
上記ステップが完了したら、ディスカウントに別の顧客グループを追加したり、別のディスカウントルールを追加したり、またはディスカウントを編集することができます。ディスカウントを削除するには、ディスカウントをグループに適用ページからディスカウントを選択解除して、完了したら[保存] をクリックします。
注意:顧客グループにディスカウントを設定できるのは、Square POSレジアプリ(iOS端末)またはSquare データからのみです。現在のところ、Android端末を利用して顧客グループにディスカウントを設定することはできません。顧客グループにディスカウントを設定し終わると、Squareアカウント全体で適用されます。
さらに詳しくは、顧客グループおよびフィルターを管理するをご覧ください。
顧客別ディスカウントを作成する
顧客別ディスカウントでは、Square データから顧客グループにディスカウントを作成およびリンクさせることができます。このディスカウントは、対象の顧客グループのお客さまを取引に追加すると、自動的に適用されます。また、ディスカウントが関連付けられている顧客グループに追加されたお客さまも、取引中に自動的にディスカウントを受けられます。はじめるには、以下の手順を行います。
設定をSquare データで行う場合は、[商品] > [ディスカウント] の順に選択します。
[ディスカウントを作成] をクリックします。
ディスカウントの名前、金額、店舗など、ディスカウントにかかわる詳細を入力します。注意:ディスカウントが特定の店舗に関連付けられている場合は、その店舗から購入するお客さまのみがディスカウントを受けられます。
ディスカウントの適用先である顧客グループを選択します。
注意:ディスカウントが関連付けられているお客さまを取引から削除すると、ディスカウントは取引から削除されます。そのお客さまをもう一度取引に追加すると、ディスカウントは自動的に再適用されます。
ディスカウントを編集するには、[顧客] アプレットを使用して、顧客グループに関連付けされているディスカウントを解除してください。すると、Square データでディスカウントの編集(割引率や商品カテゴリの変更など)を行えるようになります。編集が完了したら [顧客] アプレットに戻って、もう一度その顧客グループにディスカウントを関連付けしてください。
顧客ベースのディスカウントはSquare データからは編集できませんので、ご注意ください。
最小購入額を設定する
ディスカウントの最小購入額設定をオンに切り替えると、ディスカウントを利用するために必要なお買い物額の条件を設定することができます。これにより、お買い物の合計額がこの最少額を満たしたお客さまのみに、ディスカウント(割引率)が適用されます。
最小購入小計額を設定するには、以下の手順を行います。
Square データにログインして、[商品] > [ディスカウント] の順に選択します。
[ディスカウントを作成] をクリックして、ディスカウントにかかわる詳細を入力します。
[ディスカウントルール] をオンに切り替えます。
メニューから [商品/カテゴリ]、[数量]、または [顧客グループ] を選択して、[完了] をクリックします。
選択後に表示されるフィールドに入力します。
最小購入額セクション内の、[最小購入額を設定する] をオンに切り替えます。
最小小計額フィールドに金額を入力して、[保存] をクリックします。
既存のディスカウントからはいつでも、最小購入額を削除することができます。対象のディスカウントの編集画面から、[最小購入額を設定する] をオフに切り替えてください。
注意:最小購入額の設定を行えるのは、Square データからのみです。