Square ターミナル、Square レジスター、Square ハンディのソフトウェアアップデートに失敗した場合のトラブルシューティング
Square ターミナル、Square レジスター、Square ハンディのソフトウェアは、電源に接続されており、電源がオンの状態でインターネットに接続されている限り、夜間に自動的にアップデートされます。ソフトウェアアップデートは2週間ごとにリリースされ、ネットワーク速度とアップデートファイルのサイズによって、完了まで15分から1時間程度かかります。
詳しくは、Square ターミナル、Square レジスター、Square ハンディのソフトウェアをアップデートする方法をご覧ください。
この記事では、Square ターミナル、Square レジスター、Square ハンディのソフトウェアアップデートに失敗した場合のトラブルシューティングについて説明します。Square端末のインターネット接続が中断された場合、バッテリー残量が不足している場合、またはアップデート中に手動でシャットダウンや再起動を行った場合、ソフトウェアアップデートのインストールに失敗することがあります。
トラブルシューティングをはじめる前に
トラブルシューティングを実行するタイミング
ソフトウェアアップデートに失敗した場合のトラブルシューティングには、インターネット接続の確認、Square ターミナルまたはSquare レジスターの再起動などの手順が含まれます。可能な限り、営業時間外にトラブルシューティングを実行してください。営業時間中に実施する必要がある場合は、お客さまへの影響を最小限に抑えるため、繁忙時間帯を避けて行ってください。
トラブルシューティングの要件
ソフトウェアアップデートに失敗した場合のトラブルシューティングを行うには、以下が必要になる場合があります。
Squareアカウントのログイン情報(メールアドレスとパスワードまたは端末コード)
Wi-Fiネットワーク名とパスワード
端末またはSquareのハードウェアを再起動または電源を切ることはできますが、保留中のオフライン決済が期限切れになる前にアップロードするには、電源を再度オンにしてください。最初の決済を受け付けてから72時間以内に、オフライン決済をアップロードすることを忘れないでください。
Square ターミナルとSquare ハンディのバッテリー残量
ソフトウェアアップデートを完了するには、Square ターミナルとSquare ハンディを低電力モードにしないでください。
ステータスバー右上のバッテリー残量インジケーターが赤色になっていないことを確認してください。
バッテリー残量が少ない場合は、Square ターミナルまたはSquare ハンディに電源アダプターを接続し、コンセントなどの電源に接続してください。
手順1:インターネット接続速度の確認
ソフトウェアアップデートを完了するには、Square端末に最低25Mbpsのインターネット接続速度が必要です。ソフトウェアアップデートが失敗した原因がインターネットにある場合、「インターネット接続がありません」というエラーメッセージが表示され、ネットワーク設定を変更するオプションが表示されます。インターネット接続を確認し、必要に応じて適切なインターネット接続に切り替えてください。
Square ターミナル、Square レジスター、Square ハンディの場合:
[≡その他] > [設定] > [ハードウェア] の順にタップします。
[接続をテスト] を選択します。テスト結果が表示されるまでに最大1分かかることがあります。
レポートには、現在のWi-Fi信号強度が「接続強度」というラベルの下に表示されます。
接続強度が25Mbps未満の場合、ソフトウェアアップデートを正常にインストールするには、より強いインターネット接続に切り替えてください。
手順2:Square ターミナル、Square レジスター、Square ハンディを再起動する
アップデート中は、端末を再起動したり電源を切ったりしないでください。端末がアップデートを試みている場合は、「問題が発生しました。端末を再起動してください」というエラーメッセージが表示されるまでお待ちください。
Square端末の再起動を行っても、商品、取引履歴、顧客リスト、スタッフのアクセス権限などの重要なアカウントの設定が消去されることはありません。再度ログインすると、設定はすべてそのままとなっています。
Square ターミナルを再起動するには、次の2つの方法があります。
- 電源ボタンを長押しし、[再起動] オプションが表示されたらすぐにボタンを放します。[再起動] をタップします。
または
- 画面が消灯するまで電源ボタンを長押しします。少し待ってから、再度電源ボタンを長押しします。画面にSquareロゴが表示されたら、すぐに電源ボタンを離します。
再起動後、ソフトウェアアップデートを試みます。
- [≡その他] > [設定] > [ハードウェア] > [一般] の順にタップします。
- [Square ターミナルについて] をタップします。
- [アップデートを確認] をタップします。
- 電源ボタンを長押しし、[再起動] オプションが表示されたらすぐにボタンを放します。
- [再起動] をタップします。電源ボタンを長押ししすぎて、カウントダウンタイマーが黒い画面上に表示された場合は、タイマーが0になる前に電源ボタンから指を放してください。すぐに放さない場合、再起動ではなく工場出荷時設定へのリセットが行われます。
再起動後、ソフトウェアアップデートを試みます。
- [≡その他] > [設定] > [ハードウェア] > [一般] の順にタップします。
- [Square レジスターについて] をタップします。
- [アップデートを確認] をタップします。
Square ハンディを再起動するには、次の3つの方法があります。
- 画面を下にスワイプしてクイックメニューを開き、右上の電源アイコンをタップして [再起動] をタップします。
または
- Square ハンディ右側の丸い電源ボタンを長押しし、[再起動] をタップします。
または
- 画面が消灯するまで電源ボタンを長押しします。少し待ってから、再度電源ボタンを長押しします。画面にSquareロゴが表示されたら、すぐに電源ボタンを離します。
再起動後、ソフトウェアアップデートを試みます。
- [≡その他] > [設定] > [ハードウェア] > [一般] の順にタップします。
- [Square ハンディ について] をタップします。
- [アップデートを確認] をタップします。
手順3:不具合調査レポートを送信する
不具合が解消されない場合は、不具合調査レポートを送信していただくことで、Squareにてさらに調査が可能になります。このレポートは、不具合の原因を特定するために不可欠です。端末を工場出荷時の設定にリセットする前に送信してください。
不具合調査レポートのアップロードには2~7分程度かかります。この間、安定したインターネット接続を確保し、端末の電源を入れたままにしてください。
Square ターミナルまたはSquare レジスターでSquare POSレジアプリにログインします。
[≡その他] > [サポート] > [トラブルシューティング] の順にタップします。
[サポートデータをアップロード] をタップします。
[不具合調査レポートを送信] をタップします。
レポートがSquareのサーバーにアップロードされると、[不具合調査レポートを送信] の横に読み込み中の青い円が表示されます。サークルが消えて [不具合調査レポートを送信] のテキストが青に変わるまで、他のトラブルシューティング手順は実行しないでください。
手順4:Squareハードウェアを工場出荷時設定にリセットする
トラブルシューティングの最終手順は、Squareハードウェアを工場出荷時設定にリセットすることです。工場出荷時リセットは通常の再起動とは異なり、ハードウェアを購入時の初期状態に復元します。
工場出荷時設定へのリセットは、他のトラブルシューティング手順をすべて試した後にのみ実行してください。
端末を工場出荷時設定にリセットする前に、以下を行ってください。
不具合調査レポートを送信する(手順3 )
端末を工場出荷時の設定にリセットすると、一般設定(日付、時刻、言語など)がリセットされ、割り当てられたモードやプリンタープロフィールが削除されます。また保留中のオフライン決済がすべて削除され、以前のソフトウェアアップデートも削除されます。
端末を工場出荷時の設定にリセットするリスクを読み、理解した上でSquareのハードウェアを工場出荷時の設定にリセットするに進んでください。工場出荷時リセットが完了した後、端末の初期設定の一環としてソフトウェアアップデートを実行してください。