Square オンラインビジネスのドメインおよびICANNのWHOISデータベース
ドメインの登録と管理は、ウェブサイト管理の重要部分です。この記事ではICANNとは何であるのか、ICANNが加盟店さまとドメインにどういった関係があるのかについて学びます。またWHOISデータベースとその検索ツール、および加盟店さまと連絡先情報との関係についても説明します。
詳細については、Square オンラインビジネスのドメインをはじめるをご覧ください。
ICANN
ICANNは、世界中のドメイン名の登録を監視する国際的非営利団体です。ドメインをご自身の連絡先情報で登録した場合、WHOISと呼ばれるICANNの公開データベースにオンライン登録されます。ドメインのライフサイクルおよびRGPの詳細、およびWHOISデータベースの詳細、および加盟店さまの個人情報との関係については、ICANNのウェブサイトをご覧ください。
ICANNから直接サポートを受ける必要がある場合は、ICANNのグローバルサポートセンターにアクセスしてください。
WHOISレジストリ
ICANNにより、ウェブで登録されているすべてのドメインには必ず、そのドメインを登録した人物または団体の現在の連絡先情報が必要であり、この情報は公共のWHOISデータベースに保存され公開されます。連絡先情報は必須ですが、公開する必要はありません。
WHOIS連絡先情報を管理する
Square オンラインビジネスのドメインのWHOIS登録者連絡先情報を管理するには、以下の手順を行います。
Square オンラインビジネスの概要ページから、[ウェブサイト] > [ドメイン] の順にアクセスします。
編集を行いたいドメインで、[管理] > [ドメインを管理] の順に選択します。
[連絡先情報] で、[連絡先情報を編集] を選択します。
ポップアップウィンドウが表示されます。連絡先情報を、登録者/管理者/技術者の情報と同じにする場合は、[すべての連絡先タイプを使用する] オプションにチェックを入れます。それぞれ異なる場合はこのオプションのチェックを外して、[登録者] タブ、[管理者] タブ、[技術者] タブの間で切り替えます。必要に応じて、連絡先情報を編集します。
終了したら [保存] を選択します。
連絡先情報として利用可能な、3つのオプションの詳細は以下のとおりです(ほとんどの場合、特に小規模な事業・組織の場合はすべて同じです)。
登録者:ドメインの権利を有する個人または組織です。
管理者:ドメインの請求、期限、移管などの管理関連の業務を担当する人物または組織です。
技術者:DNSレコードやネームサーバーの管理といったドメインの技術的な変更を担当する人物または組織です。
注意:登録者連絡先情報(氏名、住所、メール、電話番号)を変更すると60日間のレジストラロックの状態になり、この期間中はドメイン名を移管することができません。ドメインをすぐに移管したい場合は、登録者連絡先情報を更新しないでください。
WHOIS連絡先情報を確認する
あなたの、または誰かの公開されているWHOIS連絡先情報を閲覧するには、WHOISの検索ツールを使用することが可能です。連絡先情報が非表示になっている場合は、検索結果には、非表示/編集済み、ドメイン登録会社に所属、またはその他の公共団体に所属として表示されます。
プライバシー保護機能でWHOIS連絡先情報を非表示にする
プライバシー保護機能では、ドメインの登録者の連絡先情報を非表示にできますので、プライバシー面での安心感を得られます。
デフォルトでは、ドメイン登録に必要な情報はすべて( 氏名、住所、メールアドレス、電話番号)ICANN WHOISデータベースに公開登録されますので、誰でも見ることができます。これは、あなたのウェブサイトが公開済みでも未公開でも変わりません。
スパム送信者、詐欺師、電話勧誘業者はWHOISデータベースを通して、悪用できそうな個人情報を収集しています。「プライバシー保護」では加盟店さまの情報ではなく、弊社の情報をWHOISデータベースに送信いたします。その後スパムに対するフィルタリングを行い、本物の問い合わせを加盟店さまへと安全に転送いたします。
このサービスをご利用いただいても、加盟店さまのドメインの所有権は100%維持されます。また、サイトへのアクセスを妨げるものでもなく、加盟店さまの個人情報を守るためのサービスです。なお、本サービスのご利用に追加料金はかかりません。「プライバシー保護」はSquare オンラインビジネスでSquareに登録、およびホストされているすべてのドメインに含まれています。
他社によりホストされているドメインをお持ちの場合は、そのドメインホストに「プライバシー保護」を付加することを依頼する必要があります。同サービスが有料である場合は、代わりに、すでに公開されている連絡先情報(事業所の情報など)を利用してドメインの管理上の連絡先情報を更新することが可能です。
WHOIS連絡先情報の認証メール
Squareでドメイン名を登録する、Squareへとドメインを移管する、またはドメインの連絡先情報を変更すると、連絡先情報を認証するためのリンクが記載されたメールが届く場合があります。ICANNはすべてのドメインのWHOIS連絡先情報の正確さを徹底させるよう登録会社に義務付けているため、その措置の一環として認証メールが送付されます。ドメイン名の一時停止を回避するため、必ず速やかにリンクをクリックしてください。
認証を怠ったためドメインが一時停止となった場合、ウェブサイト(およびメールなどの関連サービス)が機能しなくなります。認証メールを再送するには、SquareアカウントにログインしてSquare オンラインビジネスの概要ページにアクセスし、表示される認証メール再送用リンクを使用します。その後、必ずメールに記載されている指示に従いドメインの一時停止を解除して、ウェブサイトをオンラインに復帰させてください。
また年に1回連絡先情報が正確であるか確認するため、認証メールがSquareの登録会社「Register.com」からも送付されます。これらのメールを受け取っても、連絡先情報の更新が不要であれば、通常何も行う必要はありません。