Square データで商品の登録と管理を行う
Square データの商品について
Squareに事業についての詳細を追加すると、Square データのSquare商品ライブラリから商品を登録、編集、管理できるようになります。商品ライブラリで管理する商品の詳細は、Square POSレジやSquare オンラインビジネスなど、他のSquareのプラットフォーム上の商品情報にも反映されます。
はじめる前に
まずSquareアカウントを作成し、Square データにアクセスできるようにしてください。
Square データで商品を登録する
Square データの商品ライブラリから商品を登録するには、以下の手順を行います。
Square データから、[商品] に移動し、Square 商品ライブラリタブをクリックします。
[商品を登録] をクリックします。
[商品タイプ] ドロップダウンメニューをクリックし、商品の種類を選択します。
商品名、説明、画像など、商品の情報を入力します。
必要に応じて商品の機能を設定し、完了したら [保存] をクリックします。
商品の機能
機能は、商品を登録または編集する際に使用する商品の詳細画面に表示されます。
[商品タイプ] ドロップダウンメニューから、商品を以下のような種類に指定できます。
- 調理済み食品および飲料:レストランなどの飲食店。カロリー数、食習慣に関する情報(ベジタリアンなど)、アレルゲンなどの栄養情報を任意でお客さまに表示できます。
- 有形商品:衣類やジュエリー、保存できる食品(ボトル入りワインなど)などの小売商品に最適です。
- イベント:イベント用のチケットを販売できます。チケットには住所/オンラインリンクや開催日時を表示可能です。
- デジタル:ダウンロード可能で、お客さまに手動で送信できる、電子書籍や楽曲などのファイル。
- 寄付:特定の金額までの寄付金をさまざまな目的で募ることができます。
- その他:上記のカテゴリーに当てはまらない特有な取り扱いが必要な商品に最適です。
ご注意:商品タイプについては、以下の点にご注意ください。
- 商品タイプが異なる場合、商品の詳細画面に更新可能な新しいセクションが追加されます。たとえば、「調理済み食品と飲料」タイプの商品には、「栄養情報」セクションが含まれます。
- 既存の商品タイプはいつでも変更できますが、変更するとそのタイプ固有のフィールドが削除されます。たとえば、[調理済み食品および飲料] 商品を [有形] 商品に変更すると、栄養情報は削除されます。
- 無形商品(イベント、デジタル、寄付など)は発送方法が異なるため、実物商品(調理済み食品および飲料、有形商品など)とは分けて購入する必要があります。
商品画像はいつでもライブラリに追加でき、SEO用の代替テキストも提供できます。詳しくは、Squareの商品ライブラリに画像をアップロードする方法をご覧ください。
カテゴリは、商品の整理と管理、商品売上のレポート、商品の特定のプリンターへのルーティング、各チャネルでの表示/非表示の指定などに役立ちます。カテゴリ分けを行うには、[選択] をクリックし、作成済みのカテゴリに商品を割り当てます。
最初に商品カテゴリを作成するには、商品カテゴリを作成・管理する方法をご覧ください。
在庫や受け取った商品以外の単位で商品を販売することができます。たとえば、ケースでワインを受け取り、グラスで販売できます。詳しくは在庫変換:販売単位をご覧ください。
商品オプションを利用すると、カスタムの商品バリエーションを作成して整理できます。このオプションは商品ライブラリでも利用でき、新しいバリエーションまたは商品を効率的に追加できます。商品にオプションを追加するには、[オプションを追加] を選択します。
バリエーションの情報は、[バリエーション詳細を編集] をクリックしていつでも編集できます。新規バリエーションを追加するには、[追加] をクリックします。商品には最大250のバリエーションを設定できます。
商品ライブラリにあるツールを利用して、在庫を管理できます。[在庫を管理] をクリックしてください。
トッピングや追加食材、特別なリクエストなどのカスタマイズ可能なオプションを設定する場合は、商品カスタマイズを作成します。[追加] を選択してください。
カスタム属性を作成して商品に関連付けると、商品マスタ内の商品に詳細情報を追加して管理できます。[追加] を選択してください。
Squareの商品ライブラリでは、Square オンラインビジネスのウェブサイトに関連する商品設定の一部を調整できます。これには、商品のサイトへの割り当てと表示/非表示設定、オンライン注文の準備時間、SEO、ソーシャルメディアのリンクなどが含まれます。
これらのオプションは、商品の詳細画面の次のセクションにあります。
- 販売場所
- 注文
- お届け方法
- 検索とソーシャルメディア
詳しくは、Square オンラインビジネスの商品設定を管理する方法をご覧ください。
Square サブスクリプションに登録すると、サブスクリプションのプランと登録者情報、プランの作成と管理、新しいお客さまのサブスクリプションへの追加ができます。詳しくは、Square データでサブスクリプションをはじめる方法をご覧ください。
特定の商品用の決済リンクや購入ボタンを作成して、メール、SNS、ウェブサイト、ブログなどを通じて販売するには、このオプションをオンに切り替えます。詳しくは、Square リンク決済の利用をはじめる方法をご覧ください。
商品を管理する
商品を管理するには、以下の手順を参照してください。
商品を編集または削除するには、次の手順を行います。
- Square商品ライブラリで、更新する商品を選択します。
- 変更を加えた後、[保存] して終了します。または、[アクション] > [削除] の順にクリックして商品ライブラリから商品を削除します。
商品を複製するには、以下の手順を行います。
- Square商品ライブラリで、複製する商品を選択します。
- [アクション] > [複製] の順にクリックして商品の複製を作成します。
- 複製した商品に必要に応じて変更を加えます。
- 完了した後、[保存] を選択します。
複数の商品を登録する場合、一括でアップロードして時間を節約できます。詳しくは、商品のインポートをご覧ください。
商品をアーカイブすることで、完全に削除したり、データを失ったりすることなく、商品ライブラリから商品を削除して販売できない状態にできます。商品がアーカイブの状態にある間は、在庫管理やバリエーション編集などの操作は行えません。詳しくは、商品のアーカイブをご覧ください。
商品または商品バリエーションが販売不可になった場合、「売り切れ」に設定できます。手順は次のとおりです。
- Square商品ライブラリで「売り切れ」に設定する商品を選択します。
- 「バリエーション」で [在庫を管理] をクリックします。
- 「POSレジとオンラインビジネスで「売り切れ」にする」オプションをオンに切り替え、[完了] をクリックします。
- 完了した後、[保存] を選択します。
ご注意:これにより、Squareと連携しているパートナーアプリでも、バリエーションが「売り切れ」としてラベル付けされます。
商品の画像は、いつでも編集および管理することができます。詳細については、画像をSquare商品ライブラリにアップロードする方法をご覧ください。
商品の単位種別を設定する
事業の数だけ販売する商品やニーズもさまざまです。Squareを導入する加盟店さまの中にも、商品を点数単位(衣料品など)で販売する事業もあれば、重量や寸法で販売する事業、またはその両方で販売する事業を展開する加盟店さまもいらっしゃいます。
デフォルトでは、商品を新規作成すると商品ごとに単位種別が設定されます。単位種別を設定すると、所定の単位種別一覧からご希望の単位(メートル、オンス、フィートなど)を選択できます。また単位種別は、メートル法とヤードポンド法の両方に対応しています。詳しくは、単位種別に関するよくあるご質問(FAQ)をご覧ください。
単位種別を追加するには、以下の手順を行います。
- Squareの商品ライブラリから、[単位] にアクセスします。
- [単位を追加] をクリックします。
- ドロップダウンから所定の単位を選択します。
- 単位の精度を設定します。これにより、商品カウントが少数第5位(0.00000)まで可能になり、在庫と商品販売価格の追跡に役立ちます。
- [保存] をクリックします。
ここで設定した単位種別は、お客さまのレシートおよびSquare内の商品売上レポートに反映されます。
注意:任意の単位タイプを追加する際には、一意(他に同じものがない)の名前を付ける必要があります。名前にアルファベットを用いる場合は、大文字と小文字は区別されず、同じ文字として捉えられます。
- Squareの商品ライブラリから、[単位] にアクセスします。
- 既存の単位をクリックします。任意の単位を更新する場合、精度を変更するオプションが表示されます。
- 変更した内容を保存するには、[保存] をクリックします。既存の単位種別を削除するには、[削除] をクリックします。
注意:デフォルトでは、削除する単位種別に商品が割り当てられている場合、新しい単位種別が商品ごとの数量に変換されます。
単位の管理を行う際には、以下の制限がありますのでご注意ください。
- 商品の単位種別を更新しても、在庫数量は調整されません。たとえば、デニムの在庫が10センチ分あったとします。単位種別をセンチメートル(cm)からメートル(m)に更新すると、当該商品の在庫は10mと表示されます。在庫数量を正確に保つため、単位種別を更新するときは在庫数量を手入力で調整してください。
- レポートや取引履歴には、販売時点での単位種別が反映されます。コーヒーの単位種別をオンス(oz)に設定して販売しているとします。後日単位種別をグラム(g)に更新して、別の売上が計上されました。コーヒーのレポートを見ると、オンスとグラムが2行で別々に表示されているはずです。
- 複数の単位種別を利用して在庫管理を行っている場合、小さい単位で販売した商品を大きい単位から差し引くことはできません。たとえば、ワインの単位種別を250ミリリットル(mL)のグラスと設定して、250mLのグラス3杯を販売するたびに750mLのボトル1本として在庫から差し引くことはできません。
- 単位種別に増分最小値または最大値を設定することはできません。たとえば、0.5などの増分は設定できません。会計時に数量を調整するときに数量を増減させる必要があるからです。