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アクセシビリティ機能を設定する

この記事の対象読者
ハードウェア設定を構成するアカウントと設定のアクセス権限をお持ちのアカウントオーナーさままたはスタッフ。アクセス権限の設定は、Square データから行えます。

アクセシビリティについて

アクセシビリティツールは、注文やお会計の際に視覚的または音声的なサポートを必要とするお客さまへの対応に役立ちます。これらのツールは、視覚的サポートのために画面上のテキストのコントラストとサイズを調整したり、音声サポートのために音声指示を読み上げたりすることができます。

拡大機能を有効にすると、Square ターミナルやSquare ハンディの選択した部分、またはSquare レジスターのメインディスプレイを拡大表示し、簡単にズームイン・ズームアウトができます。

また、アクセシビリティ設定で個人識別情報(PII)を音声で読み上げるかどうかを調整することもできます。個人識別情報(PII)とは、単独または他の関連データと組み合わせて使用した場合に、特定の個人を識別できる可能性があるデータのことです。PIIには、お客さまの氏名、メールアドレス、自宅住所、電話番号などが含まれます。

はじめる前に 

画面に表示されている内容を音声で読み上げるよう端末を設定するには、以下の2つの方法があります。

  • Square ターミナル、Square ハンディ、Square レジスター、またはAndroid端末からTalkBackをオンにする。

  • iOS端末またはSquare スタンドからVoiceOverをオンにする。

TalkBackとVoiceOverはどちらも、接続されたSquare リーダー(第1世代および第2世代)と連携して動作します。

拡大機能をオンにするには、Square ターミナル、Square ハンディ、またはSquare レジスターへのアクセスが必要です。

Android端末では、アクセシビリティ設定を調整して、Square POSレジアプリでお客さま情報を音声で読み上げることも可能です。

TalkBackをオンにする

Square ターミナル、Square ハンディ、Square レジスター、またはAndroid端末からTalkBackをオンにできます。

Square ターミナル、Square ハンディ、Square レジスターからの場合

  1. Square ターミナル、Square ハンディ、Square レジスターの電源を入れます。
  2. ログアウトしている場合は、[設定を変更] > [アクセシビリティ] の順にタップします。ログインしている 場合は、[≡ その他] > [設定] > [ハードウェア] > [アクセシビリティ] の順にタップします。
  3. [TalkBack] をオンにします。

ヘッドフォンをイヤホンジャックに接続すると、Square ターミナル、Square ハンディ、Square レジスターのお客さま用の画面でTalkBackが自動的にオンになります。Square ハンディには、ヘッドフォン用のUSB-Cイヤホンジャックアダプターが付属しています。

Android端末からの場合

  1. お使いのAndroidデバイスで [設定] アプリを開きます。
  2. [アクセシビリティ] > [TalkBack] の順にタップします。
  3. [TalkBack] をオンにします。
  4. Google アシスタントに音声で指示をしてTalkBackをオンにすることもできます。

TalkBackをオンにする手順は、Androidのデバイスやバージョンによって異なります。Google アシスタントに音声で指示をしてTalkBackをオンにすることもできます。TalkBackの機能、サービス、オプションは、Android OSで管理されています。

VoiceOverをオンにする

iOS端末でVoiceOverをオンにするには、次の手順を行います。

  1. お使いのiOS端末で [設定] アプリを開きます。

  2. [アクセシビリティ] > [VoiceOver] の順にタップします。

  3. [ VoiceOver] をオンにします。

VoiceOverを有効にすると、iOS端末の操作に使用するジェスチャーが変更されます。VoiceOverがオンの場合、iOS端末の操作にはVoiceOverジェスチャーを使用してください。

拡大表示をオンにする

 Square ターミナル、Square ハンディ、またはSquare レジスターから拡大表示をオンにするには、次の手順を行います。

  1. Square ターミナル、Square ハンディ、またはSquare レジスターでPOSレジアプリを開きます。

  2. ログアウトしている場合は、[設定を変更] > [アクセシビリティ] の順にタップします。ログインしている場合は、[≡その他 ] > [設定] > [ハードウェア] > [アクセシビリティ] の順にタップします。

  3. [拡大機能] をオンにします。

Square ターミナル、Square ハンディ、またはSquare レジスターで拡大機能をオンにした後、

  • メインディスプレイ画面を指1本で3回タップすると、その部分が拡大表示されます。この拡大率は固定で、調整はできません。

  • 指2本で画面に触れたまま動かすと、拡大した画面内を移動できます。

  • 素早く3回タップすると拡大が解除され、通常の表示に戻ります。

拡大機能では、Square レジスターのメインディスプレイやお客さま画面のフォントを拡大することはできません。

POSレジアプリでお客さま情報を読み上げる

Android端末では、アクセシビリティ設定を調整して、POSレジアプリでお客さま情報を音声で読み上げることができます。

  1. お使いの端末でPOSレジアプリを開きます。

  2. [≡その他] > [設定] > [ハードウェア] > [アクセシビリティ] の順にタップします。

  3. [アクセシビリティツールで顧客情報の読み上げを許可] を オンに切り替える

  4. お客さまのプライバシー通知を確認し、[同意する] をタップします。

[アクセシビリティツールで顧客情報の読み上げを許可] がオンになっている場合は、ヘッドセットを使用して他の人に聞かれないようにするなど、適用されるプライバシー法を遵守する責任があります。Square ターミナルとSquare レジスターのお客さま用ディスプレイには、ヘッドフォン用のオーディオジャックが付いています。Square ハンディには、ヘッドフォン用のUSB-Cイヤホンジャックアダプターが付属しています。

PIN入力画面でアクセシビリティとハイコントラストモードを有効にする

ハイコントラストモードは、色、サイズ、コントラストを活用してボタンを見やすくします。標準のPIN画面と同様に動作し、タップしてPIN番号を入力し、購入を完了します。

アクセシビリティモードでは、ヘッドフォンまたはSquare ターミナル(第1世代、v2)とSquare ハンディの内蔵スピーカーを通じて音声を使用し、お客さまが決済画面でPIN番号を入力する際にサポートします。

ハイコントラストモードまたはアクセシビリティモードを有効にするには、以下の手順を行います。

  1. 標準のPIN入力画面で、右上の目のアイコンをタップしてください。

  2. 価格確認画面が黒い背景に白いテキストで表示されます。お客さまに音声で指示が読み上げられ、ハイコントラストモードまたはアクセシビリティモードのいずれかを選択できます。 

    • ハイコントラスト:弱視のお客さまに最適です。通常どおり数字を入力し、緑色のチェックボタンを押してお支払いを完了します。

    • アクセシビリティモード:全盲のお客さまに最適です。この画面では、数字とボタンの位置、およびジェスチャーを使用した選択方法を詳しく説明する指示が音声で読み上げられます。

アクセシブルPIN画面の操作

アクセシブルPIN画面は、お客さまのプライバシーを保護するため意図的に空白になっています。数字は、お客さまのPINを保護するため一般的なトーンで出力されます。ボタンのオプションとスペースは、操作の支援のためお客さまに音声で読み上げられます。 

お客さまは、画面上で指をドラッグし、音声オプションを聞き、指を離してオプションを選択し、画面上の任意の場所をダブルタップして選択を確定することで、アクセシブルPIN画面を操作します。 

TalkBackとVoiceOverのサポート

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