「下北沢といえば?」−−−そう聞かれて人によって違った答えが返ってくるだろう。古着、演劇、音楽と様々なカルチャーが共存する街であり、それらの文化の発信点となっている下北沢。またこの街を題材としたメディア作品も多くあり、たくさんの若者に影響を与えてきた。そんな下北沢で27年に渡りcafe & bar「DUKE SALOON」を経営するオーナーの安東さんにお話を伺った。
ここはバーがメインのcafe & bar になっています。今は改装して雰囲気も変わりましたが、もともとレコードなどを扱い、DJブースなども構えていて音楽色の強いお店です。フードも専属の料理人がいて、力を入れてます。
昔のお店はお店側の流儀にお客さんがついてくるカタチが多かったの思うですが、現代では接客や店づくりでも一つのことが命取りになるので、うちではお客さんそれぞれに合わせていくように心がけてます。
昔はレコードが4,000枚ほどあるゴリゴリのロックバーだったのですが、今は音楽やファッションもジャンルにこだわらずに、新しく来る方には「こんな人や音楽、カルチャーもあるんだ」というスタートの場所にしてもらえればと思います。
お店のスタイルとしての影響もあってか、長年お店をやってるとここをきっかけにお付き合いや結婚したりするカップルが多いんです。これまで300組ぐらいはここで出会って結婚してます。そういった意味では人の人生に少しでも携わることができるというのも醍醐味なのかなと思います。
以前からクレジットカードのステッカーなどは、ビジュアル的に気に入ったものがなかったのですが、Squareからいただけるプレートやステッカーはインテリアにもなりそうなぐらい、かわいくておしゃれでお客さんにも評判です。
入金も早くそのうえ手数料が低いのも、経営側としては嬉しいですね。長年お付き合いのあるお客さんだとしても、たった一回の会計ミスで信用を失ってしまいます。そういう意味では信用で成り立つ商売なので、カードを裏へ持って行かずにお客さんの目の前で決済ができることはありがたいですね。
昔はカード決済といえば時間がかかっていましたが、Squareは会計が早いかつスマートでお客さんの評判もいいんです。いかに早く確実に会計を済ませられるかによってお客さんのリピートにも関わってくると思うんです。
お客さんが地方から一人で来て仕事で不安やストレス抱える中で、ここにきて友達ができて、泣いて笑ったりしているのを見ているのが楽しいですね。スタッフに対しても仕事ってどうしても嫌なことがあると思うけど「働いていて良かった」と思ってくれる瞬間が、僕にとっての喜びですね。
DUKE SALOON
東京都世田谷区北沢2-14-7 2F
www.dukesaloon.net