ノマドワーカーとは?そのメリットやデメリットを紹介

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民間や行政の両方で進められている働き方改革。インターネット環境の整備やデジタルデバイスの普及も相まって、在宅勤務、リモートワーク、テレワーク、アドレスホッパー、ノマドワーカーなど、さまざまなワークスタイルを選択する人が増えています。

今回は、ノマドワーカーに興味がある人、自社でもノマドという働き方を導入したいという経営者に向けて、ノマドワーカーについて解説します。

ノマドワーカーとは

ノマド(nomad)は遊牧民を表す言葉で、ノマドワーカーとは、遊牧民のように場所を移動しながら働くスタイルをとる人のことを指しています。

ノマドワーカーと似た言葉にフリーランスがあります。フリーランスは主に企業に属さない個人事業主のことで、フリーランスが全員必ずしも移動しながら働いているわけではありません。しかし、フリーランスの中にノマドワーカーとして働く人も多く、近年のフリーランス増加がノマドワーカーの増加にもつながっているようです。

ノマドワーカーが現れた背景

ノマドワーカーが現れた背景には、働き方の多様化や、環境の整備が考えられています。ランサーズ株式会社が4年連続で行っている「フリーランス実態調査」によれば、フリーランスの人口は2015年で913万人だったところ、2018年には1,191万人にまで増えています。

参考:2018年度版 フリーランス実態調査(ランサーズ株式会社)

また、環境の整備がなされたこともノマドワーカー出現の要因だといえます。無料でWi-Fiや電源が使える飲食店、サブスクリプションサービスを提供しているコーヒーショップ、コワーキングスペースやシェアオフィスまど、ノマドワーカーが働きやすい場所は少なくありません。海辺のカフェで波の音を聴きながら、東京にいるクライアントと打ち合わせをするという働き方もできるようになりました。

こうした背景から、もっとフレキシブルに暮す場所や働く場所を選択したいと考えて、ノマドワーカーになる人が増えているかもしれません。国に縛られず働くノマドワーカー向けに医療保険を提供する企業も現れています。

参考:旅をしながらIT業界で働く「世界中の」デジタルノマドに医療保険を提供するSafetyWing(2019年4月25日、TechCrunch)

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ノマドワークのメリット

雇用をされる働き手、また雇用をする企業にとってノマドワーク、以下のようなメリットがあると考えられます。

働き手がプライベートと仕事の両立がしやすい
有力な人材の流出を防げる
オフィススペースや通勤交通費を削減できる

働き手がプライベートと仕事の両立がしやすい
育児や介護、趣味や副業に時間を割きつつ、オフィスに出勤して働く人も多いですが、両立が上手く行かないことに悩んでいたり、退職を選んだりする従業員も少なくありません。ノマドワーカーという自由度の高い働き方であれば、プライベートや家庭の事情に合わせながら働きやすくなります。

たとえば、遠方に住む家族に看病が必要になったり、配偶者が海外に転勤になったりしても、キャリアを中断せずに仕事を続けることができます。ワークライフバランスの実現という点では、ノマドワークは働き手にとって大きなメリットがあるでしょう。

有力な人材の流出を防げる
ノマドワークという働き方を選択肢に入れることは、企業にとって人材の流出防止につながります。前述のように、やむを得ない事情でキャリアを中断する人は少なからず存在しています。人手不足が加速する中、企業にとって従業員の退職は痛手です。しかし、遠隔地でもノマドワーカーとして働けるように環境整備を行えば、退職防止につながります。採用から育成まで時間や費用をかけた人材を手放さなくて済むのは、企業にとって大きなメリットです。

オフィススペースや交通費を削減できる
人材流出の防止により、採用や教育にかかるコストを削減できますが、一定数の従業員がノマドワークを選択すれば、企業としてはは従業員全員が入るオフィススペースや通勤交通費などのコストも削減できます。

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ノマドワークのデメリット

ノマドワーカーのメリットを紹介しましたが、もちろんノマドワークには事前に注意しておきたい点もあるのであわせて紹介します。

働き手に厳格な自己管理が必要
コミュニケーションを促進する仕組みが必要

働き手に厳格な自己管理が必要
ノマドワーカーは、働き手に厳格な自己管理が必要となるワークスタイルだといえます。働く場所や一日のスケジュールなどが働き手の裁量に任せられているため、ある程度自己管理の能力が求められます。困ったときに相談できる同僚や上司が側にいないので、自分一人で問題を解決しなければいけない場面も発生します。ノマドワークを導入する場合には、定期的に仕事の進捗状況を確認し、トラブルの際の対応についても決めておく必要があるでしょう。

コミュニケーションを促進する仕組みが必要
企業としては、従業員間のコミュニケーションを促す仕組みを準備しておく促進する必要があります。考えられるのは、オンライン上で会議しやすい環境を整備したり、社内用チャットを活用したりといった方法です。ノマドワーカーとオフィスに出勤している従業員の間で、お互いの業務内容を把握していなかったり、率直な意見が言いにくくなったりするなどの、コミュニケーション不足によるトラブルの発生を防止するツールや仕組み作りは、チーム全体のモチベーションや生産性を下げないためにも欠かせないといえます。

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ノマドワーク導入に必要なことは

上記のコミュニケーションを促進する仕組み作り以外に、ノマドワークを導入するにあたってオフィス環境の整備も大切でしょう。たとえば、オフィス内にノマドワーカーも利用しやすいコワーキングスペースのような空間を作る企業もあります。普段は好きな場所で働いているノマドワーカーがオフィスに出勤したときの居場所を作っておきましょう。

働き方の多様化する中、ノマドワークの導入を考えてみてはいかがでしょうか。

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執筆は2019年6月4日時点の情報を参照しています。
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