生産性を上げる、フリーランスのためのタイムマネジメント

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クラウドソーシングサービスを提供するランサーズ株式会社による「フリーランス実態調査2018年版」では、広義のフリーランスの経済規模が初めて20兆円を超えたという結果が出ています。

会社や組織に所属せず、労働時間を自分で決められる面に憧れてフリーランスになったという人もいるかもしれません。しかし、時間管理を自分で行うことになるため、場合によっては生産性を大きく下げる可能性もあります。

今回はフリーランスとして働く際に大切にしたいタイムマネジメントについて紹介していきます。

参考:フリーランス実態調査 2018年版を発表(ランサーズ株式会社)

フリーランスとタイムマネジメント

まずはフリーランスとタイムマネジメントの関係について確認していきましょう。

会社員とフリーランスの大きな違い

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フリーランスとして働き始めると、会社員時代と時間の使い方が大きく違うと感じることがあるのではないでしょうか。

フリーランスの大きな魅力は時間の制限が少ない点にあります。会社員なら、決まった時間に出社し、たとえその日は手が空いたとしても退勤時間までは社内にいることになります。

一方のフリーランスは、仕事を始める時間は自由で、自分が休みたいと思えば休むことも不可能ではありません。朝が苦手という人は昼過ぎまで寝て、昼から夜にかけて仕事をするということができますし、長期間の休みをとって海外旅行にいく人もいるでしょう。

フリーランスは成果物が給料につながる

時間の使い方が会社員に比べて自由なフリーランスという働き方ですが、自由であるがゆえにそのタイムマネジメントは非常に難しくなります。

フリーランスは始業時間も終業時間もありません。また、クライアントから依頼された作業が完了して初めて報酬が支払われる仕事をしている人も多いのではないでしょうか。仮に1日8時間働いたとしても、成果物が何もなければ報酬が発生しない恐れもあります。

たとえば、成果報酬型で作業を依頼された場合、作業を完了させるのに1時間かかろうと8時間かかろうと支払われる報酬は同じです。もし同じ金額をもらうのであれば、できるだけ早く作業を終わらせたいと思う人が多いかもしれません。

つまり、いかにして短時間で質の高い仕事をするか、というタイムマネジメントがフリーランスとして働くうえで非常に重要になってきます。

フリーランス特有の問題

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効率よくタイムマネジメントを行うという点に関して、阻害要因がいくつか考えられます。

会社に行かないため生活リズムが乱れやすい

会社に勤めていた頃は、毎朝電車に乗って会社に行くのが面倒、と感じていたかもしれません。朝早く起きて通勤電車に揺られ、帰りもラッシュに巻き込まれることもあるため、移動だけでもかなり体力を消耗します。

しかし、先述の通り多くの会社では始業・終業時間が決まっているため就業時間に合わせて行動することで、生活のリズムを作られます。

一方で、フリーランスの場合は始業・終業時間がないため、、就業時間を軸にした1日の流れを作ることが容易ではありません。たとえば、家族や友人と過ごす時間、就寝時間、スキルアップのための勉強時間などの時間と、働く時間のすみ分けが難しくなるかもしれません。

特に家で作業をしていると、プライベートの空間と仕事の空間が同じになってしまうため、その境目が曖昧になってしまうことが考えられます。

サボっても誰も咎めない

決められた納期までにクライアントが納得する成果物をあげれば、いくらサボっていても誰かに怒られることはないでしょう。

この点はフリーランスのメリットともいえますが、自分の首を絞めてしまうことになる恐れもあります。「まだまだ納期までは時間があるから今日は仕事をしなくていいや」と、ゆっくりしていると気づいた時には納期が明日で、徹夜で仕事をするということになってしまうことも十分にあり得えます。

夏休みの宿題をギリギリまでためてしまう小学生のようなことにはならないよう、気を付けなければいけません。

タイムマネジメントのヒント

フリーランスとして働く際にはどのようにタイムマネジメントをすればいいのでしょうか。ここでは3つの方法を紹介します。

優先順位をつける

まず、仕事の優先順位をつけるようにしましょう。フリーランスに限らず、会社員においても優先順位をつけて仕事をすることは基本中の基本ともいえます。

優先順位のつけ方のひとつとしては自分の抱えているタスクに関して、重要度と緊急度をかけ合わせて優先順位をつけるというやり方があります。これによって何をいつまでにしなければいけないという基準が生まれ、その基準を軸に仕事を進めていくことができます。

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予定を立てる

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予定を立てて仕事に取り組むことも効果的なタイムマネジメントの方法です。たとえば、1日の予定を始業時間から就業時間までを自分で設定することで、時間内で仕事を終わらせようと効率を考えながら仕事に取り組むことになります。

また、1日の予定だけでなく、1週間や1ヶ月単位での予定を立てることも忘れてはいけません。たとえば、20日に納品するものがあったとしたら5日までには作業の1割を終わらせておく、10日までには5割を済ませる、15日までに仕上げて予定日よりも早めに納品、というように作業進捗状況をある程度想定して仕事を進めることができます。

さらに、予定は仕事だけではありません。夜や週末などにはプライベートの予定を入れることで、それまでに仕事を終わらせようという目標ができるため、仕事のモチベーションにもなります。

1人で作業をすることが多いフリーランスはどうしても孤独になってしまいがちなので、あえて予定を積極的に入れることでリフレッシュにもなるはずです。

収入の目標を立てる

自分がひと月にいくら稼ぎたいのか、目標額を立てることもタイムマネジメントにつながります。

たとえば、月に30万稼ぎたい場合、目標額が決まっていれば、こなさなければいけない案件数、1つの案件にかけられる日数、急な予定変更や修正要請に対応するための時間の確保などを突き詰めて考えることになるため、必然的に時間を意識するようになります。

フリーランスの働き方では、時間が自由な分、その管理は決して簡単ではありません。ついつい自分を甘やかしてしまうと収入が大きく減ってしまう可能性もゼロではないのです。一方でタイムマネジメントをしっかりと行うことができれば会社員時代よりも自由に働きつつも収入を増やしていくことも十分可能です。

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執筆は2018年9月25日時点の情報を参照しています。
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