栄養士や管理栄養士がいる飲食店のメリットとは

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飲食にまつわる資格として、栄養士や管理栄養士を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

今回は栄養士と管理栄養士とは何か、これらの資格を持つ従業員が飲食店にもたらすメリットについて紹介します。

栄養士と管理栄養士の違い

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栄養士と管理栄養士の違いについて、説明します。

栄養士とは

栄養士は、各都道府県知事が認定する資格です。厚生労働大臣指定の栄養士養成施設を卒業する必要があります。

参考: 管理栄養士・栄養士を目指す方へ(公益社団法人 日本栄養士会)

病院や学校、レストランなど食に関わる場所で栄養バランスの取れた献立を提案したり、調理方法の改善を提案したりするのが仕事です。

管理栄養士とは

管理栄養士は、管理栄養士養成施設で学んだあと、国家試験に合格することで取得できる国家資格です。健康な人だけでなく、病気を患っている人や高齢者向けに栄養指導や管理を行います。たとえば、病院の栄養サポートチーム(Nutrition Support Team、NSP)のメンバーとして、医師や看護師らとともに患者に適切な栄養補給方法を提案している管理栄養士もいます。

栄養士として働いている人も、実務経験を積み、管理栄養士国家試験に合格すれば管理栄養士になることができます。

参考: 管理栄養士・栄養士を目指す方へ(公益社団法人 日本栄養士会)

管理栄養士になるための国家試験とは

管理栄養士になるためには、年に1回行われる管理栄養士の国家試験に合格しなければなりません。

以下が試験科目です。栄養から給食経営管理まで、幅広い知識が求められることが分かります。

ア 社会・環境と健康
イ 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち
ウ 食べ物と健康
エ 基礎栄養学
オ 応用栄養学
カ 栄養教育論
キ 臨床栄養学
ク 公衆栄養学
ケ 給食経営管理論

参考:管理栄養士国家試験(厚生労働省)

2018年の合格率は60.8%です。合格率が低い年では2016年の44.7%と半数にも満たない年もあるようです。

参考:第32回管理栄養士国家試験の結果について(厚生労働省)

また、栄養士の資格を持つ人が管理栄養士の国家試験を受験するためには、一定の実務経験が必要です。必要な経験年数は栄養士養成施設の修業年数により異なるため、厚生労働省の情報を確認するようにしましょう。

参考:管理栄養士国家試験(厚生労働省)

栄養士や管理栄養士の主な職場

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栄養士や管理栄養士は、以下のような「食」に関わる場で活躍しています。

・病院
患者一人ひとりの体調や病状に合わせた栄養指導
・福祉
介護や障害者施設を利用する人に合わせた栄養指導
・給食
子どもの成長を考えたバランスのよい食事が取れる献立計画や、栄養教師として子どもたちに食事についての指導
・社員食堂
働く人が仕事に集中できるように健康を考えた献立作成
・行政
主に保健所や保健センターで健康に関わる政策の企画や住民の栄養相談を担当
・研究機関
食にまつわる研究開発や企画立案、商品開発

これらの場に関わらず、健康志向が注目されている現在では、栄養士や管理栄養士の活躍の場は飲食店にも広がっていると考えられます。

飲食店で栄養士や管理栄養士を雇うメリット

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栄養士や管理栄養士の存在は飲食店にとってはどんなメリットをもたらすのでしょうか。

栄養管理のできたメニュー作成ができる

まず、メリットとして栄養バランスのとれたメニューが提供できるようになることが挙げられます。

栄養士や管理栄養士は、栄養の知識だけでなく、調理についても学んでいます。たとえば、苦手な人が多いけれども栄養価の高い食材をうまく調理したり、見た目では入っていないように見えて実は子どもの苦手な野菜が入っていたりというメニューを作ることも可能かもしれません。好き嫌いの多い子どものためのメニューや、高齢者でも食べやすいメニューなどターゲットに合わせたメニュー開発をすることで、集客効果が期待できます。

専門家がいるという安心感

栄養士や管理栄養士といった専門家がいることで、食事に対してしっかりと考えているお店という安心感をお客様に与えられるでしょう。

「栄養士が考えた○○」「管理栄養士が監修した××」というキャッチフレーズは、健康を意識しているお客様の注目を集められると考えられます。

従業員のモチベーションが向上する

食に対して幅広い知識を持つ栄養士や管理栄養士は、他の従業員にも指導し、知識を与えることができます。新しく食について学ぶことで刺激を受け、従業員はもっと学びたいと思うようになり、モチベーション向上が期待できます。

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栄養士や管理栄養士を採用する方法

栄養士や管理栄養士を採用するにはどうしたら良いでしょうか。

求人広告
インターネットの求人サイトや新聞に求人広告を出す方法です。広告枠や掲載期間によって料金は異なります。

ホームページ
お店のホームページに栄養士や管理栄養士の求人情報を掲載します。求人広告と比較して、文字数やレイアウトをカスタマイズできるので、お店でどんな食材を使っているか、メニューはどんなものか、店内の雰囲気などとともにアピールすることができます。

ソーシャルメディア
FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアに求人を投稿することで、より多くの人たちに知ってもらうことができます。無料で簡単に情報を掲載できることがメリットです。

養成施設へのアプローチ
栄養士養成施設や管理栄養士養成施設に直接行き、募集している旨を伝えたり、飲食店で働くことでどんなメリットがあるかということをアピールしたりする方法もあります。

栄養士や管理栄養士を目指す人を採用しよう

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これから栄養士や管理栄養士を目指す人を採用する方法も考えられます。

栄養士養成施設および管理栄養士養成施設は、学習量の多さや実習の必要などから、夜間の学校や通信教育はなく、必ず昼間の学校に通う必要があります。

参考:管理栄養士・栄養士を目指す方へ(公益社団法人 日本栄養士会)

夜に営業している飲食店なら、養成学校に通いながら働けるようシフト調整などのサポートをすることが可能です。養成学校卒業後に、慣れ親しんだ飲食店で勤務を継続してくれるかもしれません。求人の際に、資格取得を目指す人もためのサポート体制をアピールすることも大切です。

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執筆は2018年6月4日時点の情報を参照しています。
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