Squareが加盟店様の“想い”を伝えるわけ。ーー2017年上半期を振り返りながらーー

加盟店様の商いへの想いを取材し伝える「商いのコト」。

私たちSquareがどのような想いで皆様の元を訪れているのか、上半期の活動を振り返るとともにお伝えしていきたいと思います。

小さなお店の大きな想いを伝える

alt text

「商いのコト」のコンセプトは、「小さなお店の大きな想いを伝える」こと。
このコンセプトはSquareの企業理念に根ざしております。

世間で注目を集めがちなのは、大きな企業やお店。
ですが、普段スポットが当たらない小さなお店にも、大きな企業やお店に負けないほどの強い想いがある。私たちは、たくさんの加盟店様とお話をさせていただく中で、そう気づかされました。

私たちが加盟店様の想いを、少しでも多くの人に伝えたい。
そうすることで、加盟店様の商いにとって少しでもプラスになってほしい。
そんな気持ちで、「商いのコト」の活動をしています。

私たちの想いがどのように形となっているか。2017年上半期に取材した加盟店様を振り返りました。

上半期の振り返り座談会

各取材先で印象に残った言葉、記事では伝えきれなかった魅力など、上半期の活動を振り返るべく、Square編集部で座談会を実施しました。その様子をお送りいたします。

<登場人物>
・編集担当T
・編集担当W
・ライターH(進行役)

――今年の「商いのコト」の活動もあっという間に上半期が終わりました。

編集担当T:もう1年の折り返しも過ぎました。あっという間。

編集担当W:上半期だけでも、たくさんの加盟店様を取材させていただきましたね。

――せっかくの機会なので、これまで取材してきた加盟店様をの印象に残っている言葉とともに、振り返ってみませんか?

1.サラド様

Alt text

概要:サラダのデリバリーとテイクアウトの専門店。東京都目黒区に店を構える。
あらすじ:大手のIT企業で働いていた細井優さんは、同僚の大病をきっかけに自分が働くべきフィールドがどこにあるかを問い直す。人の健康に寄与する仕事がしたい。そんな想いで始めたのが、サラダ屋だった。1つ食べただけで満腹になる“メインになるサラダ”を提供し、働く世代を中心に人気を集める。そんな細井さんは、どのような想いで「サラド」を経営しているのだろうか。
編集部のおすすめポイント:お肉や穀物も入った満足度の高いサラダなので、カロリーや栄養バランスに気をつけつつも、たくさん食べたいときにぴったりです。

>>サラド様の記事はこちら

印象に残った言葉:

「全てのステークホルダーを幸せにする」

編集担当T:「全てのステークホルダーを幸せにする」。これって会社やお店の理想的な姿だけど、実現するのはものすごく難しい。でも、そんな難しい目標を掲げる姿がかっこよかったんですよね。

編集担当W:従業員の気持ちに寄り添うために、細井さん自ら週5でキッチンに入ったり、人事評価制度として360°評価を取り入れていたりと、実際にやっていらっしゃる取り組みも素晴らしいです。

編集担当T:本当にそう!あと印象的だったのが、原稿をチェックしていただく段階で「従業員に対して日ごろの感謝の気持ちを伝えたい」とコメントを付け加えてくださったこと。ここまで愛されている従業員の方は幸せだろうなと思いました。細井さんなら、この大きな目標を成し遂げられるんじゃないかと思わされた取材でした。

2.SNOW SHOVELING様

alt text

概要:東京都世田谷区に店を構える本屋。店主・中村さんに会いに多くの人が訪れる。

あらすじ:デザイナーとして働いていた中村秀一さんは、「自分が気持ちよく働き続けられる仕事をしたい」と思い立つ。選んだ道は本屋の店主。中村さんが中心となってお客様同士をつなげる“スナック”のような本屋を運営している。中村さんが商いをする上で、心がけている考え方とはどのようなものなのだろうか。

編集部のおすすめポイント:中村さんの世界観が詰まった異国情緒漂う店内には様々なジャンルの本が並んでいます。ぜひお気に入りの一冊を見つけてください。

>>SNOW SHOVELING様の記事はこちら

印象に残った言葉:

「この店をやり続けようとも思ってないですし、大きくしようとも思っていないです」

編集担当W:SNOW SHOVELINGさんの取材では、商いはもちろんのこと、生き方についても学んだ気がします。

編集担当T:そうですね。「この店をやり続けようとも思ってないですし、大きくしようとも思っていないです」。この言葉が象徴的で、店主・中村さんの考え方が凝縮されていますよね。

編集担当W:「自分が気持ちよく働き続ける」という人生観ですね。売上を拡大することばかり考えていると、面白いことができなくなってしまう。自分の楽しいと思うことをやり続ける“力まぬ生き方”を体現されている方ですよね。何か答えを探している人が訪れるのにぴったりな本屋だと思います。

編集担当T:それでいて、「商い」をしっかり成立されているところがポイントですね。

3.LIGHT UP COFFEE様

Alt text

概要:自家焙煎のコーヒーショップ。東京吉祥寺・下北沢、京都に店を構える。

あらすじ:川野優馬さんは2014年7月、24歳の若さでLIGHT UP COFFEEを起業。コーヒーの味もさることながら、農園の育成、店舗展開、ネット販売など、あらゆることに精力的に取り組んでいる。川野さんをここまで動かす原動力はどこから来るのか、そして、川野さんがコーヒーの世界で実現したい未来とは。

編集部のおすすめポイント:浅煎りベースのフルーティなコーヒーは、コーヒー観が変わる一杯に出会えるお店です。

>>LIGHT UP COFFEE様の記事はこちら

印象に残った言葉:

「コーヒーの品評会をやりたい」

編集担当T:この言葉を選んだのはちょっと意外。どうしてこの言葉を選んですか?

編集担当W:“業界を変える”ことになるからですね。インドやスリランカなどのお茶の生産地では品評会は行われていますが、同じアジアでもコーヒーを生産しているベトナムやインドネシアではコーヒーの品評会は行われていないそうです。まだ誰もやっていないことをやろうという志の高さをこの言葉から感じました。

編集担当T:言われてみると確かにそうですね。コーヒーって大きなチェーン店とかがたくさんあって、その規模と比べるとまだまだ生産者の影響力は小さいのは事実。でも、それをものともしない圧倒的な行動力だったりこだわりを川野さんからは感じました。“これからが楽しみ”という言い方は失礼になっちゃうかもしれないけど、本当に川野さんの今後が楽しみです。

4.モンキーマジック様

alt text

概要:フリークライミングを通して、視覚障害者をはじめとした人々の可能性を広げる活動をするNPO法人

あらすじ:クライミングに熱中していた小林幸一郎さんは、28歳の時に目の病が発覚し、視力を失うことになる。失意の底に沈んでいた小林さん。しかし、盲目でエベレスト登頂を果たしたアメリカ人男性を知り勇気をもらい、モンキーマジックを立ち上げる。小林さんがモンキーマジックを通して実現したい世界はどのようなものなのだろうか。

編集部のおすすめポイント:障害の有無や経験にかかわらず、全ての方がクライミングを楽しめるイベントを開催していますので、クライミングに興味のある方はぜひ。

>>モンキーマジック様の記事はこちら

印象に残った言葉:

「クライミングを通して、社会のあるべき縮図を体現したい」

編集担当W:「障害があるからといって、決して“特別な人たち”というわけではない」という言葉も印象的でしたが、1番はこの言葉でした。“多様な人たちが同じ空間を共有する”というあるべき姿を実現したいという小林さんの想いが込められた言葉です。

編集担当T:頭で分かっていても、障害がある人はどこか自分とは違うと思ってしまうことがありますよね。

編集担当W:小林さんが開催しているイベントでは、障害のある人・ない人が混じって一緒になってフリークライミングをします。実際にフリークライミングをしてみると、みんな同じように楽しめる。まさに小林さんが理想とする空間が、フリークライミングの場では実現できているんですよね。他になかなかそういった場はない。クライミングに興味がある方は、ぜひ訪れてみてほしいです。

5.大山崎 COFFEE ROASTERS様

Alt text

概要:豆の鮮度にこだわる焙煎屋。京都・大山崎に店を構える。

あらすじ:中村さん夫妻は、もともと東京でサラリーマン生活をしていた。仕事に忙殺される日々を送っていた夫の中村佳太さんは、東日本大震災をきっかけに働き方、生き方を見直す。ライフスタイルを変えるために、京都・大山崎で焙煎屋を始めた夫妻が求める理想的な生き方とは。

編集部のおすすめポイント:コーヒー豆ではオンラインでも購入できますが、穏やかな性格の夫妻との会話や、大山崎の土地が醸し出す心地よさを楽しめるお店にもぜひ足をお運びください。

大山崎COFFEE ROASTERS様の記事はこちら

印象に残った言葉:

「2人で自分たちが望む生活をするというのが、すべての出発点」

編集担当W:夫婦特集の取材ですね。この言葉は、今後の目標について中村夫妻に伺ったときにおっしゃっていたことです。

編集担当T:ご本人たちが実現したい生活が先にあって、仕事はあくまでもその生活のためにするという感覚ですよね。お二人とも東京でのサラリーマン生活を辞めて、京都・大山崎で生活をしていますが、この決断ってなかなかできるものではないですよね。

編集担当W:思っている人は多そうですが、行動に移せる人はなかなかいないと思います。実際に商いと生活のバランスというか、商いと生活を一体化させていらっしゃいますもんね。途中苦しい時期を経て、お二人が理想とする生き方を実現させつつある感じがしました。お二人を見ていると、商いと生活を一体化させる生き方って素晴らしいなと思わせてくださいます。

6.Dongree様

Alt text

概要:コーヒースタンドと暮らしの道具店。京都市東山区に店を構える。

あらすじ:サラリーマンになることに抵抗を感じていた夫・柴崎友佑さんは、コーヒーにまつわる空間作りをするために、Dongreeを始める。お客様に囲まれて楽しいと語る友佑さんの陰には、それを支える妻・寛子さんの姿があった。生活と仕事の一体化を目指す、柴崎夫妻の等身大の姿を取材した。

編集部のおすすめポイント:店舗奥にある小上がりに腰掛けると目の前には京都の日常生活が広がっています。ゆっくりコーヒーを飲みながらそんな風景を楽しんでみてください。

>>Dongree様の記事はこちら

印象に残った言葉:

「職と住を一体化させて、暮らしも仕事も丁寧にしていく」

編集担当T:こちらも夫婦特集です。実は、取材とは別の日に息子と訪れたときに、体調が悪かった息子を店内で休ませてくださったんです。優しさに助けられました。ひとつ前に紹介した大山崎COFFEE ROASTERSさんもそうですけど、生活と仕事を一体化させる生き方って素敵だなと思いますよね。

編集担当W:高校や大学を卒業したら、企業に就職して働く。こうした価値観が当たり前と言われる世の中で、自分たちの求める生き方に正直になることって、なかなかできるものではないと思います。“あこがれる”と口では言えても行動には移せない。

編集担当T:ご本人もおっしゃっていたように、このお店は、今まさに理想を実現するための過渡期にいらっしゃいます。そういう意味で、苦しい部分もはっきりとお話いただけたことによって、お二人の等身大の姿に触れた気がしました。奥様の支えがとても重要になっているようで、ご夫妻のバランスによって理想を実現してほしいと心より願っております。


取材した加盟店様を振り返って思うこと

――こうして振り返ってみると、それぞれの加盟店様はいろいろな考えや背景を持っていることが分かりますね。これらのお店に共通していることは何かあると思いますか?

編集担当T:いくつかあると思うんですけど、大きく分けると「想いの強さ」「成長≠規模拡大」ということじゃないですかね。

編集担当W:想いの強さは、「商いのコト」のコンセプトとも関係していますね。確かに、サラドさんの「全てのステークホルダーを幸せにする」、LIGHT UP COFFEEさんの「コー
ヒーの品評会をやりたい」
、モンキーマジックさんの「クライミングを通して、社会のあるべき縮図を体現したい」といった言葉からも、社会に対して大きな影響を与えたいという志の高さを感じます。

――まさに「小さなお店の大きな想い」を体現されている方々でしたね。もうひとつの「成長≠規模拡大」とはどういうことでしょうか?

編集担当T:一般的に企業に勤めている人たちは、会社の規模を拡大させることを求められます。事業規模の拡大こそが、会社の成長を意味し、社会へ与えるインパクトの拡大を意味するからです。ただ、今まで取材した「商い」をやっていらっしゃる方にとっては、必ずしもそれが当てはまらない。

編集担当W:SNOW SHOVELINGさんの「この店をやり続けようとも思ってないですし、大きくしようとも思っていないです」、大山崎COFFEE ROASTERSさんの「2人で自分たちが望む生活をするというのが、すべての出発点」、Dongreeさんの「職と住を一体化させて、暮らしも仕事も丁寧にしていく」は、皆さん理想とする生き方や生活を実現することを大切にしていらっしゃいます。

――つまり、そうした方々にとっては、「理想とする生活に近づくこと」が「成長」を意味する、と。

編集担当T:そうです。だから考えさせられることが多いというか、取材の度に自分たちの生き方を問われているような気持ちになるんですよ。

編集担当W:分かります。こうした「生き方の選択肢」みたいなものを、より多くの人に伝えていきたいですね。

――「生き方の選択肢」を伝えるのも、「商いのコト」の新たな役割かもしれませんね。最後に、下半期の目標についても考えてみたいです。

編集担当W:地方にももっと行ってみたいですね。こうした想いを持ってお店をやっていらっしゃるところは全国にあるはずなので。あと、想いがたくさんたまってきたら、1冊の冊子にしてもいいかもしれない。先の話になるかもしれませんが。

編集担当T:冊子いいですね!「商いのコト」のコンセプトはぶらさずに、もっとたくさんの業種のお店のお話を聞いてみたいです。まだまだ私たちが知らない世界がたくさんあるだろうし、そうした方々の想いを伝えていきたいですね。下半期も頑張りましょう!

取材にご協力いただいた皆様、数々の素敵なお話をお聞かせいただきありがとうございました。
下半期も「商いのコト」は、変わらず加盟店様の「商いに対する想い」を取材し、より多くの方に伝えていきたいと思います。

>> これまでに取材した加盟店様の記事はこちら

さらに詳しく

機能満載のPOSシステムがここまで身近に

あなたの成長に合わせた Square POSシステム

無料アカウントを作成

詳細はこちら

最新の情報や使い方のヒントなどを直接あなたのメールボックスへ。

事業成長やマーケティング、会計のヒントなどの特集やアドバイスが満載。