サークル参加者と語る、「同人サークルとクレジットカード決済」

2017年11月のある日・・・。Squareと、コミックマーケット(コミケ)にサークル参加するすぱひたさんとの間で、こんなやり取りが交わされました。

Square Comiket

トントン拍子に話は進み、2017年11月某日、コミックマーケット93(C93)を前にSquareの東京オフィスで、コミケでのクレジットカード決済やSquareに興味・関心のあるサークル参加者数名と一緒に座談会を開催しました。

Square コミケ

座談会に参加してくださったのは下記の7名(敬称略)。
※Twitterアカウントはご本人から希望があった場合にのみリンクを載せています

すぱひた:サークル「旅貯の会」代表。「少し変わったことがしたい」と、クレジットカードや電子マネーによる決済を導入。
こばやん(@chikuwa328) :昔からレジや決済端末に興味関心があり、サークル「POS・CCT Lab.」代表。
聖やきょう:サークル「日本同人誌コード管理センター」代表。
みずがめ(@lakebiwa21 ):サークル「びわこfactory」代表。鉄道の営業上のルールである「旅客営業規則」に関する同人誌を発行。
kazami(@kazamimi):サークル「自転車操業」代表。
長瀬教授(@gakkounofushigi) :サークル「AJBRC」代表。コミケには個人参加では2007年の冬から、サークル参加は2008年冬、「AJBRC」としては2012年夏から参加。
sync_sync(@sync_sync) :サークル「湊町メディアシステム」代表。クレジットカードや交通系ICカードを研究。モットーは「決済はエンターテイメント」。サークルの性質上カード決済を入れない訳にはいかないと考えSquareを導入。

信州や近畿から駆けつけてくださった方に加え、中部在住のsync_syncさんは、生憎仕事の都合で当日は座談会には足を運べないとのことでビデオチャットでの参加。参加者の決済に対する熱い想いを冒頭から予感しました。

実際、決済にまつわることだけでなく、幅広い話題で盛り上がった座談会。当初3時間半の予定が、気付いた時には5時間を超える会になりました。その様子を一部お届けします。

「 Squareなら大丈夫」

まずは、コミケにSquareを導入した感想を参加者に伺いました。

『大きな企業じゃないので導入できないのでは』『手数料が高いのでは』『(実店舗がないので)イベントだけでは使えないのでは』と不安に思った点も、Squareなら大丈夫だった。(複数名)

来場者の中にはコミケ会場でクレジットカードが使えることに驚く人も多く、なかなか使ってくれなかったり、会場でカードを出すことに躊躇する人もいたりする。(複数名)

自家通販にSquare 請求書は最適!(こばやんさん)

クレジットカード決済と合わせて、SquareのPOSレジを利用していると、今までは自分の記憶力に頼っていたけれど、Squareデータでリピーターが来たことが分かるので便利。(sync_syncさん)

Squareさんは加盟店手数料を払っていても、余りある利点がある(長瀬教授さん)

SquareのJCBの審査は3日くらいで通過し、すごく早かった。他社でJCBに申し込んだ時は、審査結果の連絡をもらうまでに2ヶ月かかったので。(複数名)

これらはいただいたコメントの一部。ここには書ききれないほど、たくさんの嬉しいコメントをいただきました。

また、すぱひたさんが「同人サークルでも加盟店規約を蔑ろにしてはいけない。それが加盟店としての責務」と発言した際には、全参加者が「ウンウン」と頷きました。サービスを利用する上で当然のこととはいえ、規約をしっかりと読み込み、責任持ってSquareを利用しようという参加者の姿勢は、まさに模範的な加盟店でした。

固定の店舗を構えていないなどの理由から、サークル参加者の多くがクレジットカード決済の加盟店審査に通らず、カード決済を断念する中、Squareは独自のアルゴリズムを使ったセキュリティ審査により、たとえ店舗がなくてもクレジットカード決済に対応できるようにした点を、特に評価いただきました。Squareからは、審査方法の詳細は開示できないまでも、従来のクレジットカード会社の審査方法とSquareの審査方法との違いを参加者の皆さまに説明しました。

Squareに対するリクエストもいただきました。

もっと手早く決済できる手段として非接触決済をSquareでも実現してほしい。(複数名)

バーコードリーダーやプリンターなどの周辺機器をさらに充実させてほしい。(複数名)

決済方法のオプションにないその他の決済方法を登録できるようにしてほしい。ビットコインやモナコインを登録したい。(長瀬教授さん)

ご活用いただいてる一方で、実際に使っているからこそ「もっとこうだったら便利なのに」と感じている点が具体的に挙がりました。これらの貴重な意見は、加盟店様からのご要望として、後日開発部門にリクエストを出しました。

コミケでのカード決済の利用自体は問題ない

Square コミケ座談会

参加者の中にはSquareを導入していない、他の決済手段を導入しているサークルもありました。そこで、サークルとしてクレジットカードに限らず決済全般を受け付ける上で感じている課題を伺いました。

コミケのサークル参加者として、まず気になるところは「カード決済の導入が可能かどうか」ではないでしょうか。これについては、すぱひたさんが以前コミックマーケット準備会に質問をしたところ、「カード決済を利用することについては、決済において時間を要して混雑・混乱を引き起こさない限りにおいては、問題ございません」という回答が返ってきています。

何万人もの人が集まるコミケ会場。混雑・混乱の回避は重要です。しかし、お会計で手間取らないように小銭をたくさん用意しておくことは、サークル参加者にとっても一般参加者にとっても簡単なことではありません。座談会参加者のみなさまも、常に時間をかけずスムーズに会計できる手段を探っています。

2013年には電子マネーが初登場

kazamiさんは2013年の冬コミケで初めて電子マネーを導入し、来場者の注目を集めました。非接触でキャッシュレスな点に着目し導入した電子マネー決済ですが、残念ながら現在は当時導入した電子マネー対応端末をコミケで使用するのは難しくなってしまったそうです(参考:電子書籍「同人イベントに電子マネーを紛れ込ませる。事が出来なくなった。」)。座談会参加者も一様に、「交通系電子マネーの導入審査はサークル参加者には厳しい」と残念そうに話す様子が印象的でした。

QRコードは汎用性が気になる

また、QRコードを使ったアプリ決済も話題にのぼりました。しかし、バーコードやQRコードを使った決済手段は、サークル参加者・一般参加者の両方が同じアプリをスマートフォンやタブレット端末に入れる必要があるので、汎用性が気になるという意見が聞かれました。

そして、クレジットカードや電子マネーを使った支払いの際に気になるのが、会場の通信環境です。座談会参加者の中には、現金用とカード決済で別々のタブレット端末を利用したり、複数の通信手段を確保したりと、混雑・混乱を避ける工夫をしている方もいらっしゃいました。

「失敗しても成功しても薄い本になればいい」

座談会からは、メディアで頻繁に「脱現金」が取り上げられたり、外国人の来場者が増加していたりなどの流れを踏まえて仮想通貨を導入したサークル参加者がいるなど、トライアンドエラーを重ねている様子が伝わってきました。

コミケ会場での決済について話す中で、参加者全員が頷いたひと言がありました。それは、クレジットカードや電子マネーの導入は「楽しいからやってる。失敗しても成功しても薄い本になればいい」という言葉でした。2009年に創業したSquareも、会社として常に新しいことにチャレンジし続けています。その意味で、Squareとしても非常に共感したひと言でした。

「Squareは同人サークルの希望の星であり続けて欲しい」(すぱひたさん)というエールに応えるべく、座談会でいただいた声を大切にしながら、今後もシンプルで使いやすいツールやプロダクトを提供していきます。

Square コミケ座談会

参加者の皆さま、お忙しい中お集まりいただきありがとうございました。また、Twitterがきっかけになった今回の座談会。日々、Twitterを通してコメントをくださる皆さまにも感謝しています。今後ともどうぞよろしくお願いします。

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