国民年金保険料をクレジットカードで支払うメリットとは

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国民年金は、日本に住む20歳以上60歳未満の人は全員加入義務がある保険制度です。この出費について、「少しでも安くならないか」「おトクに払えないか」と考えたことのある人もいるのではないでしょうか。

実は、クレジットカード支払いを選択することで、いろいろなメリットを受けられます。今回は、その具体的なメリットや注意点を解説します。

保険料の納付方法は4種類

国民年金を納付する方法は4種類です。クレジットカード払いのほか、「口座振替」「納付書での現金納付」「納付書での電子納付」があります。

参考:(2)保険料の納付方法(日本年金機構)

口座振替
預金口座から毎月保険料が引き落とされます。確実に納付できるほか、前納による割引制度があります。

納付書での現金納付
送付された納付書を使い、期限までに金融機関や郵便局、コンビニエンスストアなどで支払います。

納付書での電子納付
送付された納付書を使い、ATMやインターネットバンキング、モバイルバンキングなどで支払うことができます。ただし、ATM以外は、金融機関との契約が別途必要です。

クレジットカード払い
事前申請をすることで、クレジットカードでの支払いが可能です。毎月払いだけでなく、前納を選ぶこともできます。

国民年金をクレジットカードで払うメリット

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時間や手間がかからない
クレジットカード払いであれば、支払いのために出かける必要がありません。納付書を使って払う方法では、必ず金融機関や郵便局、コンビニエンスストアなどに出向く必要があります。また、1枚の納付書の金額が30万円を超えてしまうと、コンビニエンスストアでは納付できません。そのため、営業時間内に金融機関や郵便局の窓口に出かける必要があります。

納付のために出かける時間がなかなか取れない人もいますし、もし窓口が混んでいればさらにそこで時間を使うことになります。

カードのポイントが貯まる
クレジットカード払いであれば、ポイントが貯まる場合があります。国民年金の保険料額は、2018年度は1ヶ月16,340円となっています。これが12ヶ月となれば、実に1人あたり19万6,000円の出費になります。

参考:平成30年度の年金額改定についてお知らせします(厚生労働省)

ただし、カードによっては、保険料支払いではポイントが付与されないものもあります。手持ちのカードがポイント付与対象かどうか、カード払いを申し込む前に調べておくとよいでしょう。また、付与されるポイントはカードの還元率によっても異なります。場合によっては、カードを変えることで、よりお得感のある支払いができるでしょう。

未払いを防げる
クレジットカード払いであれば、未払いを防ぐことができます。もし保険料の支払いを忘れてしまい、未納と判断された場合、延滞金が発生します。しかし、カード払いなら自動で引き落とされるため、うっかり支払いを忘れた、といった事態を防げます。

なお、クレジットカード払いの仕組みは、先にカード会社が支払いを立て替え、カード名義人は利用額を引き落とし日にカード会社に支払う、という流れです。つまり、保険料の支払い日と、実際に銀行からお金が引き落とされる日にズレが生じます。カード利用額の引き落とし日は1カ月から2カ月ほど先であることが多いため、万が一、手元の資金が足りなかったとしても、この期間で用意できます。

家計の管理が楽
クレジットカード払いであれば、家計の管理がスムーズになります。カード会社が発行する利用明細書が支出の記録として家計簿代わりになります。家賃などの固定費支払い専用のクレジットカードを作っておけば、固定費管理がさらにスムーズになるかもしれません。

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国民年金をクレジットカードで払うデメリット

カード払いにはメリットだけでなく、デメリットもあります。

事前申請が必要
クレジットカード払いをするには、必ず事前申請が必要です。手元にカードと納付書があっても申請手続きが完了しなければ、支払うことはできません。なお、申請には審査が伴うため、手続き完了までおよそ1カ月かかります。カード払いを希望する場合は、余裕を持って申請を行う必要があります。

1回払い(一括払い)しかできない
クレジットカード払いでは、分割払いやリボ払いが利用できません。1年分や2年分をまとめて前納すると、まとまった額のお金が一気になくなります。負担が大きい人は、毎月納付を選びましょう。前納割引は適用されませんが、月々の負担は軽くなります。

利用限度額を超えているカードは使えない
利用限度額を超えているカードで支払いはできません。日頃からカード払いが多い人は、利用限度額に達していないか注意する必要があります。

情報変更があれば変更手続きの手間が発生
カードの登録情報に変更があった場合や、利用するカードそのものを変更したい場合は、変更申請手続きが必要です。具体的には、申請書類を記入して年金事務所に提出します。

こちらも、手続きが完了するまでに時間がかかります。その間に保険料を納める場合は、納付書での支払いとなります。なお、カードの有効期限が切れた場合は、日本年金機構とクレジットカード会社の間で手続きを行ってくれます。

国民年金保険料に関する手続き方法

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それでは、実際にクレジットカード支払いをするための手続きについて説明します。

「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」に必要事項を記載し、近くの年金事務所の窓口に提出します。郵送での申し込みも可能です。

申出書の様式は、以下のページからダウンロードできます。

参考:国民年金保険料に関する手続き(国民年金)

なお、申請にはカード名義人の署名が必要です。自分のカードでない場合は注意してください。また、カード名義人の続柄が本人または配偶者以外の場合は、名義人に対して、電話や書面で同意確認が行われます。手続きが無事に完了すれば、日本年金機構より完了通知のハガキが送付されます。

クレジットカード支払いには、申し込みの期限があります。2年、1年および4月から9月の6カ月分を前納したいときはその年の2月末までに、10月から3月の6カ月分を前納したいときはその年の8月末までに、申し込む必要があります。前納割引を確実に受けたい場合は、申し込む時期に気をつけましょう。

活用することで手間を省き、ポイント加算など嬉しいメリットがある国民年金保険料のクレジットカード払い。ぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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執筆は2018年8月21日時点の情報を参照しています。
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