2019年、フードビジネスにまつわるトレンドを予想

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2019年は翌年に東京五輪を控え、新元号の発表や消費税引き上げなど大きな時代の転換期にあるといえます。

今回は、2018年を振り返りつつ2019年の飲食にまつわるトレンドの予想を紹介します。

健康志向が継続

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この数年、ヘルシーな食品や栄養価の高い食品が人気を集め、「健康志向ブーム」が続いています。この傾向は、2019年でも引き続き見られると考えられます。

参考:食の志向 「健康志向」が上昇し、過去最高に迫る <平成30年度上半期消費者動向調査> (日本政策金融公庫)

中でも注目したいのは、「プロバイオティクス食品」や「ヘルシーな脂肪」です。プロバイオティクス食品には、キムチや納豆、ヨーグルトなどがあり、腸内環境を良くする働きが期待されています。

健康に良いヘルシーな脂肪には、バターやココナッツオイルなどに含まれる「MCTオイル(中鎖脂肪酸油)」、バターコーヒーでおなじみの「グラフェットバター(牧草のみを食べて育った牛のミルクで作ったバター)」などがあります。

フェイクミート
近年、注目を集めているのは「フェイクミート」と呼ばれる植物性の肉です。フェイクミートは動物性の食品を使用していないため、野菜や豆を中心とした食生活を送るベジタリアンやビーガンにとっては食の選択肢が広がることになります。

また、2020年の東京五輪を翌年に控える中、宗教や健康上の理由などから野菜中心の生活を送る人向けに、フェイクミートは人気が高まると予想されます。

チーズグルメ
2018年はチーズをたっぷり使ったグルメが人気でした。中でも、チーズタッカルビやチーズハットグなどの韓国グルメに注目が集まりました。2019年も引き続き、チーズを使ったグルメが注目されることが予想されます。

また、日本とEU諸国間での関税撤廃に伴い、ヨーロッパ産のチーズが安価で手に入るようになります。ラクレットチーズやオーガニックチーズへの注目度もさらに高まることでしょう。

タコス
メキシコ料理のタコスにも注目が集まっています。トレンドの中心ともいえるアメリカでは、スクランブルエッグやベーコンなどをタコスの具材にした「ブレックファストタコス」が朝食として人気なようです。

タコスのバリエーションも豊富で、具材を小さめのトルティーヤで巻いて揚げた「タキートス」や、スイーツとして生クリームやフルーツを具材にした「デザートタコス」などもあります。

調味料のトレンド

2018年は強炭酸や高アルコールビールといった刺激のあるドリンクが注目を集めました。2019年にもこれまでにないインパクトの大きい食品に注目が集まると予想されます。中でも、新食感の調味料が注目を集めそうです。

早くも、ソーシャルネットワークで注目を集めているのが「ジュエルわさび」と呼ばれるゼリー状の膜で包まれたわさびです。まるで緑色のイクラのような見た目で、インスタ映えすることから、さらに人気が高まることでしょう。

また、レシピの幅が広がる「パウダータイプの調味料」も注目を集めることが予想されます。パウダータイプの調味料には、醤油や酢などがあります。

ドリンクのトレンド

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1990年代に引き続き、第2のブームが起きた台湾発のタピオカドリンク。2019年も海外発の新しいドリンクが続々と日本に上陸し、注目が集まっています。

プロバイオティクスドリンク
「腸活」という言葉があるように、腸内環境が美と健康に影響を与えることが広く知られるようになりました。より手軽に腸内環境を改善できるよう、乳酸菌入りのチョコレートやサプリメントなどが販売されています。

プロバイオティクスドリンクはこれまでも注目されてきましたが、腸内環境の改善にいいとされる善玉菌を生きた状態で摂取できるドリンクとして、2019年もさらに注目を集めることが予想されます。

チーズティー
2018年、日本初のチーズティー専門店が東京にオープンしました。チーズティーは中国発のドリンクで、お茶とチーズの意外な組み合わせで誕生したドリンクです。ベースとなるウーロン茶や紅茶、タピオカミルクティーの上に、ホイップされたチーズがトッピングされています。女性を中心に、テイクアウトドリンクとして人気が出ることが予想されます。

オレンジワイン
ワインといえば、赤や白、ロゼが一般的ですが、「第4のワイン」と呼ばれるオレンジワインの人気が高まりつつあります。オレンジワインとは、白ブドウを使って赤ワインの製法で作られたワインをいいます。

鮮やかなオレンジの色合いが美しいだけでなく、前菜や肉料理などさまざまな料理と相性が良いことが人気が高まりつつある理由のようです。

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スイーツのトレンド

いつの時代においても、老若男女問わず人気が高いスイーツですが、最近は美や健康にも良いものが選ばれる傾向にあります。

ルビーチョコレート
ルビーチョコレートは、ダークチョコレート、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレートに次ぐ「第4のチョコレート」として注目を集めています。着色料が使用されておらず、色鮮やかなピンク色とベリー系の酸味があるチョコレートで、見た目や添加物が使用されていない点からも今後さらに注目を集めることでしょう。

アイスクリーム
2018年は、インスタ映えするようなインパクトが大きいロールアイスクリームが人気を集めました。一方、健康意識が引き続く2019年では、さらに進化したアイスクリームが注目を集めることが予想されます。

とくに、ビーガン向けの動物性脂肪が使われていないアイスクリームや低カロリーのアイスクリームが注目を集めることでしょう。アイスクリームの原材料として、アボカドやフムス(ひよこ豆やゴマペースト、オリーブオイルなどをペーストにしたもの)など植物性の原材料が使用される傾向にあります。

WAGASHI(和菓子)

日本の和菓子は今や、「WAGASHI」という英語の単語になるまでに海外でも人気が高まっているようです。職人の技で作られた繊細な和菓子は外国人観光客にも人気で、お土産にも選ばれています。さらに、海外で発展したWAGASHIが日本に逆輸入され、海外発の抹茶専門店がオープンしています。海外で高い評価を受けたからこそ、日本でも改めて和菓子の魅力を感じる人も多いことでしょう。

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フードビジネスにおける傾向

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2019年はフードビジネスにおいて、社会的な変化が見られる年になるでしょう。

まず、「環境にやさしいパッケージ」に変化していくことが予想されます。プラスチック製パッケージの見直しが世界規模で行われている中、日本でもパッケージを見直す事業者が増えるでしょう。

もう一つは、外食市場から中食市場への参入の増加です。2019年10月から消費税が8%から10%に引き上げられ、外食やケータリングなどは軽減税率の対象外となります。また、共働き世帯や単独世帯の増加から個食化の傾向が高まっており、消費者が外食市場から中食市場に移ることが予想できます。

その動向を見据えたレストランやスーパーなどでは、中食商品に力を入れ始めており、「ミールキットサービス」市場に参入し始めています。

このように、世界的な規模での動きや社会の動向により、フードビジネスにおいても大きな変化が求められることになるでしょう。

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執筆は2019年3月5日時点の情報を参照しています。
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