ホテル・宿泊施設にオススメのPOSレジアプリ5選 - Square

POS機能を搭載したPOSレジは、売り上げに関する情報を収集できる便利なレジです。

近年は、スマートフォンやタブレットで簡単に利用できるPOSアプリが登場しており、導入を考えている宿泊施設経営者もいるのではないでしょうか。しかし、POSアプリは種類が多いため、経営する宿にとって最適なアプリを選ぶのが難しい、と悩んでいる人もいるかもしれません。

そこで今回は、宿泊施設経営者にオススメのPOSアプリを厳選して紹介します。

目次



「POS」とは?

POSは「Point Of Sales」のことで、「販売時点情報管理」と訳されます。POSを使うと、商品やサービスが売買された時点で、「いつ・何が・いくらで・いくつ売れたか」といった情報がシステムに記録されます。こうした情報を活用することで、無駄の少ない在庫管理はもちろん、販売戦略やサービスの改善にも役立ちます。

かつては据え置き型のPOSレジが主流でしたが、スマートフォンやタブレットの普及に伴い、端末にインストールするだけで使えるPOSアプリが登場してきました。POSアプリは飲食店や小売店でよく活用されていますが、宿泊施設の経営者にとっても、非常に便利なツールです。では、具体的なメリットを見ていきましょう。

POSアプリ導入のメリット

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低コストで導入できる

据え置き型のPOSレジと比較して、低コストで導入できます。サービスによって異なりますが、POSアプリの多くが、無料で会計や売上分析といった基本機能を利用できます。また、すでに対応端末を持っていれば、アプリをインストールして、必要に応じて周辺機器を購入するだけです。専用の機器一式をそろえる必要のある据え置き型に比べて、初期費用を抑えられるのが大きな魅力です。

さらに、運用コストについても、無料プランや低価格な手数料が用意されているサービスもあるため、多額の予算がなくても利用できます。

省スペースで利用できる

POSアプリなら、機器設置に広いスペースは不要です。据え置き型はどうしても場所を取りますが、タブレットやスマートフォンで利用するPOSアプリなら、必要なスペースは少なくて済みます。フロント周りの見た目をすっきりさせることができるうえ、空いたスペースを有効活用できます。

いつでも、どこでもデータにアクセスできる

クラウドを利用したシステムを使っているため、時間や場所を選ばずにデータにアクセスできます。アカウントがあれば違う端末からもログインできるので、移動時間にデータを確認したり、リアルタイムで売上分析や顧客分析を行えたりするなど、時間を有効活用できます。

また、持ち運びが簡単なため、宿内で会計処理をするだけでなく、屋外に持ち出して使用することも可能です。

キャッシュレス決済に対応できる

POSアプリは、クレジットカードや電子マネーといったキャッシュレス決済への対応が容易です。決済サービスと連携させることで、現金決済だけでなく、キャッシュレス決済も簡単に導入できます。

特に、近年は外国人観光客が増加傾向にあることから、キャッシュレスに慣れたお客様が宿泊する可能性が高まっています。支払い方法を増やすことで利便性がアップし、お客様に選ばれやすくなることが期待できます。

参考:明日の日本を支える観光ビジョン(国土交通省)

宿泊施設向けオススメPOSアプリ5選

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1. Square POSレジ/Square(スクエア)

iOSとAndroidの両方に対応した、無料のPOSアプリです。アカウントを作成し、普段使っているスマートフォンやタブレットにアプリをインストールするだけで簡単にモバイルPOSとして使い始められます。

現金決済はもちろん、クレジットカードやQRコード、電子マネー(交通系ICを含む)を使った決済も受け付けられます。キャッシュレス決済に対応するには、専用のIC カードリーダー(Square リーダー)をモバイル端末と接続するだけです。「タブレットを持っていない……」という場合は、Square POSレジが搭載されたSquare ターミナルを検討してみてもいいかもしれません。モバイル端末とBluetooth接続する工程が省けるので、決済端末の電源を入れるだけで使い始めることができます。いずれも月額利用料金は不要で、決済手数料のみかかります。

さらに、Square データ顧客リストを用いることで、売上情報の分析や、お客様の来店・購入履歴などもわかりやすく見える化できます。ビジネスの状況をしっかり把握できるため、業務効率化やサービス向上に役立ちます。

その他にもさまざまな機能を利用できます。詳しくはこちらをご確認ください。

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キャッシュレス決済、在庫管理、顧客管理、スタッフ管理など、店舗に必要な機能をすべて搭載

2. ユビレジ/ユビレジ

iPadで使えるPOSアプリです。用意されているプランはお試しプランと、月額6,900円のプレミアムプランの2種類。プレミアムプランには、飲食店向け、小売店向けのオプションが用意されています。

導入サポートが充実しており、フルサポート(要見積もり)を利用した場合は、インターネット回線の開通から商品情報のデータ化までをお任せすることができます。

期間別や客層別の売上分析、各店舗の状況がひと目でわかる複数店舗管理など、さまざまな機能が用意されています。Squareとの連携でキャッシュレス決済も可能です。

機能に制約はありますが、無料で利用できるお試しプランから、まずは試してみるのもいいかもしれません。

3. Airレジ(エアレジ)/AirREGI(リクルート)

iPhoneまたはiPadで使えるPOSアプリです。初期費用および月額費用はともに無料。それでいて、レジ機能や売上分析、顧客管理など、基本的な機能が完備されています。Squareと連携することで、クレジットカード、QRコード、電子マネーでの決済にも対応できます。

もし、アプリや周辺機器を試したい人は、全国にあるサービスカウンターで体験ができるため、実際に行ってみるのもいいでしょう。

また、便利なスターターパックも用意されているため、初めてPOSレジを導入する人でも安心して始めることができます。

4. スマレジ/スマレジ

iPhoneまたはiPadで使えるPOSアプリです。現場の声を生かしたサービス開発が強みで、バンドル販売対応や取り置き機能といった便利な機能が豊富にそろっています。デザインがシンプルで、高機能ながら使いやすいアプリです。

用意されているプランは5種類。無料プランのスタンダード、有料プランのプレミアム・プレミアムプラス・フードビジネス・リテールビジネスが用意されています。

アカウント登録後30日間は、無料で有料プランの機能も利用できるほか、電話による導入サポートを受けることができます。

5. POS+ (ポスタス)/ポスタス

iPadで使えるPOSアプリです。小売店向けのPOS+ retail、飲食店向けのPOS+ food、小規模飲食店向けのPOS+ lite、美容・サロン向けのPOS+ beautyと業種別に4種類のプランが用意されています。月額費用や初期費用のほか、iPadや周辺機器にかかる費用が必要です。POS+ liteのみAndroidでの利用となるので注意しましょう。

宿泊施設に特化したプランはありませんが、要望に合わせて最適なプランや端末を提案してくれるので、相談してみるといいでしょう。

サポート体制が手厚いのが特徴で、担当者による操作トレーニングや、トラブル時のかけつけ保守などのサービスもあり、機械の扱いに自信がない人でも安心です。

低コストながら、経営者にとって嬉しい機能を兼ね備え、業務効率化やサービス向上に役立つPOSアプリ。ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。


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執筆は2018年8月2日時点の情報を参照しています。2022年9月1日に記事の一部情報を更新しました。現時点では、タクシー・ハイヤー等での電子マネー決済のご利用はできません。ご了承ください。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。
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