2018年の飲食業にまつわるビジネスのトレンドまとめ

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飲食業界のビジネスモデルは、年々変化しています。アパレル業界からカフェ事業に参入する企業などが増えており、海外ではカフェにフード関連書籍に特化した書店を併設するというビジネスモデルも存在します。

フードトレンドとしては、海外のトレンドが次々に新しい商品として日本に上陸しています。その1つに、2017年にブームになった「韓国発チーズタッカルビ」があります。

おいしさはもちろん、思わず写真に撮りたくなるインパクト抜群の見た目が「インスタ映え」することもあり、女性を中心に人気を集め、TVや雑誌など多数メディアでも紹介されました。

参考:チーズタッカルビ 新大久保発「韓流」の新たなブーム(2018年1月11日、NIKKEI STYLE)

2018年のフードトレンドについて、改めて振り返ってみましょう。

2018年のフードトレンドについて

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ヘルシー食

ダイエットや健康維持を目的とした「ヘルシー食」への意識が高まり、ヘルシーさを意識した商品やサービスが増えています。

実際に2017年9月に発表された日本政策金融公庫の「消費者動向調査:食の志向」では、14半期連続で「健康志向(44.6%)」の回答が最多となっています。

参考:消費者動向調査:食の志向(日本政策金融公庫)

2018年も引き続き、健康に関心の高い消費者が多いことから、ヘルシー食がトレンドとして注目されたことが考えられます。

スーパーフード

近年、注目を集めているのが「スーパーフード」です。2017年は、キヌアやチアシードなどの食品が注目されました。スーパーフードには健康に欠かせない栄養素が豊富に含まれているため、美容や健康を意識した女性を中心に人気を集めました。

2018年に新たなスーパーフードとして注目されているのが、マカや高麗人参、霊芝(レイシ)などを総称する「アダプトゲン」や、「コンブチャ(紅茶キノコ)」です。また海外では、植物性食材をベースにした食事法「プラントベースダイエット」も注目されているようです。

参考:
プラントベース・ダイエット、やってみるべき?(ハーパースバザー)
「紅茶キノコ」ブームふたたび? 専門バーも登場(2018年7月30日、朝日新聞)
ヘルシーフードの次なる注目キーワード「アダプトゲン」とは?(Women’s Health)

アスレチックフード

低カロリーで高タンパク、かつ効率的にプロテイン(タンパク質)を補給することができる、「アスレチックフード」。

プロテインは筋肉の形成をサポートするだけでなく、疲労を回復する役割もあり、健康には欠かせない栄養素として知られています。さらに、男性だけでなく、女性においてもしなやかなボディづくりに必要な栄養素として注目されています。

参考:「アスレチックフード」ブームの兆し 伊藤忠食品が仕掛け 高タンパク質人気
(2018年1月24日、日本食糧新聞)

インスタ映えを意識したメニュー

2018年も引き続き、「インスタ映え」を意識したフードがトレンドとして注目されています。飲食店では、あえてインスタ映えするメニューを取り入れ、集客する傾向にあるようです。

中でも、話題になっているのが「エディブルフラワー」という食べられる花を色とりどりに飾ったメニューです。サラダやスイーツ、ドリンクなどに添えられて提供されています。

参考:サラダやパフェに、食用花生産始める 恵庭西島松・サンガーデン(2018年5月5日、苫小牧民報)

インスタ映えを意識して、エディブルフラワーのようにカラフルなものをメニューに加えたり、他店にはないオリジナルの盛り付け方をしたりするなど、消費者の目を引く工夫がされています。

オノマトペを意識したメニュー

2018年はまさに「オノマトペ」を意識したメニューがトレンドとして紹介されていました。たとえば、モチモチとした食感のタピオカが入ったドリンクやとろーりチーズのチーズタッカルビが代表的です。

「モチモチ」や「とろーり」といったオノマトペで食感を表現する音は、人の食欲を誘う言葉として注目されています。いわゆる「シズル感」がある言葉といえます。

音からおいしさを連想するような食品は、今後も注目されていくことでしょう。

専門店

さまざまな飲食店がありますが、近年じわじわと注目されているのが専門店です。たとえば、サラダ専門店、ポトフ専門店などがあります。フレンチやイタリアンといったジャンル全般のメニューを扱うのではなく、一つのメニューに絞った専門店が人気になっています。

一つのメニューを専門に扱う飲食店は、ビジネスモデルとしてリスクが高いようにも見えます。しかし、他店と差別化を図るためには、専門店のようにある分野に特化したメニューにこだわることも集客方法の一つとなるのです。

また、チーズタッカルビのように、サラダやポトフなどもバリエーションを増やすことで、何度訪れても違う味が楽しめるという点が重要になります。

ピット飲食

「ピット飲食」とは、次の目的地に行く前に気軽に立ち寄れて、軽く栄養補給ができる飲食のジャンルです。名前の由来は、自動車レースのF1でよく見られる、短時間でタイヤ交換や整備をする場所の「ピット」にちなんでいます。

しかし、ピット飲食には向き不向きの飲食店があるといわれています。向いている飲食店は短時間調理ができるファストフードや軽食を扱うカフェなどで、不向きの飲食店としては調理に時間がかかるメニューやボリュームの多いメニューを扱う飲食店が挙げられます。

気軽に軽食が食べられる飲食店は、フレックスタイム制やプレミアムフライデーといった働き方改革によって生まれたちょっとした隙間時間に立ち寄ることができます。

フードシェアリング

最近、フードロスという言葉を聞く機会が増えています。世界的にフードロスを減らす取り組みが行われています。日本でも、「フードシェアリング」というサービスが注目されています。

フードシェアリングとは、食べる人がいないために捨てられてしまう食材や料理を無料もしくは低価格で必要な人に提供するサービスです。これにより、フードロスが減り、通常よりも安価に食材や料理を手することができるのです。

提供側と受け取る側のどちらにもメリットがある点から、今後さらにサービスが普及していくことが予想されます。特に、2019年10月には消費税が8%から10%に上がることを考えると、フードシェアリングのようなサービスの需要が増えると考えられます。

参考:余った食材 ネットで融通(2018年10月1日、日本経済新聞)

スマホやタブレットでカード決済を受け付ける

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ブロックチェーン活用で「食の安全」を

ブロックチェーン技術が注目され、さまざまな分野で活用され始めています。たとえば、国際送金や物流システム、医療、投票、著作権の管理などが挙げられます。まだ身近にはブロックチェーン技術を感じられていない人でも、そのうち耳にすることが増えていくことでしょう。フード業界においても、ブロックチェーン技術の活用が進められています。

参考:野菜×ブロックチェーン=安心安全の証明 宮崎の挑戦(2018年7月30日、朝日新聞)

キャッシュレスの普及

仮想通貨や電子マネー、クレジットカードなど世界ではキャッシュレスが普及しつつあります。北欧の一部の国では小さな飲食店でも、キャッシュレスで、店舗にレジを置いていない飲食店も存在します。

日本では、まだまだ現金での支払いを行う場面が多いのが現状です。しかし、2020年の東京大会に向け、キャッシュレスの普及も一つの課題となっており、世界各国から訪れる外国人観光客への対応も考える必要があります。

たとえば、Squareであれば、手続きはSquare Readerの購入やアカウント作成だけでクレジットカード決済が利用可能です。普段お使いのスマートフォンやタブレット端末でクレジットカード決済を受け付けられます。ぜひ、この機会に導入してみてください。

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執筆は2018年11月19日時点の情報を参照しています。
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