カクテルを楽しむバーと一口にいっても、街中にはさまざまな個性豊かなバーがあります。高級ホテルの最上階にあるバーや路地裏にあるこじんまりとしたバー、お坊さんが経営しているバー、ペンギンがいるバーなど、多種多様です。
個性豊かな競合がいる中、集客を行なうことは容易ではありません。そこで、今回はバーの集客についてのポイントをご説明します。
宣伝の工夫
バーの集客において大切なのは、まずバーの存在を見込み客に知ってもらうことです。もし、数人の常連客しかおらず、新規のお客様がほとんどいないという状態に悩んでいるのであれば、バーの存在が知られていないことが原因かもしれません。
そこで、より多くの人にバーの存在を知ってもらうための工夫が必要です。
ブログやソーシャルメディアの活用
インターネットが広く普及している現代では、さまざまな宣伝方法が活用できます。ホームページやブログ、ソーシャルメディアのフェイスブックやインスタグラム、ツイッター、LINEなどが代表的な宣伝ツールです。
ホームページやブログには、店舗情報やメニュー表、お店からのお知らせなどの情報を載せられます。ソーシャルメディアなら、店内の雰囲気やメニューの画像を投稿したり、友達登録してくれたお客様に向けてお得な情報を発信したりすることが可能です。
チラシやフリーペーパーの活用
ブログやソーシャルメディア以外にも、昔からある方法にも目を向けることで、多くの人に情報発信することが可能になります。
たとえば、チラシやフリーペーパーの活用です。手書きで字やイラストを書くことが苦手な人は、デザイン事務所や印刷会社などの専門業者に依頼するのもひとつの選択肢です。
また、コンビニエンスストアやスーパーマーケット、ショッピングモールなど人が多く集まる場所で配られているフリーペーパーにバーの情報を載せるのもおすすめです。
入りやすさの工夫
十分な宣伝を行っているのにも関わらず、新規客があまり来ないという場合、もしかしたらお客様は店内に入りにくいと感じている可能性があります。
お客様が入りにくいと感じる理由としては、以下のことが考えられます。
・中の雰囲気が分からない
・料金がどの程度なのか分からない
初めて行くお店の扉を開けるのは勇気のいる行動です。
バーの経営者として、お客様に気軽に来店して欲しいと思っていても、お客様にとって入りづらい雰囲気では、扉を開けずに帰ってしまうお客様もいるかもしれません。初めてのお客様でも気軽に入れる工夫をすることが大切です。
たとえば、店内の雰囲気が分かるように外観を変える、メニューの一部を記載した看板を設置するのも一つの手です。事前に店内の様子や料金体系が分かれば、来店のハードルも低くなります。
メニューの工夫
新規客は来るがリピーター客にならない、という悩みを抱えている経営者も少なくありません。
他店と比較した時にメニューに魅力が感じられない、もしくは他店のほうが価格が安いという理由が考えられます。
バーの経営者自身が「魅力的なメニューが足りないかもしれない」と感じているのであれば、他店にはない独自のメニューや他店よりも価格が安いメニューを考案してみましょう。
また、初めてバーに来るお客様に対し、お酒の種類や飲み方などのちょっとした知識を伝えるというのもおすすめです。ただし、注意したいのは、お酒を楽しんでいるお客様を邪魔しない程度にすることです。
また、メニューの解説書やお酒のイロハが分かるような本などを用意して、興味のあるお客様に提供できるようにしておくのも良いかもしれません。
さらに、メニュー以外にも、提供方法を工夫してみるのもおすすめです。たとえば、オリジナルデザインのグラスや食器を使用する、氷の形を工夫する、お客様の目の前でパフォーマンスをする、BGMを工夫することなどが挙げられます。
その他の集客の工夫
その他の集客の工夫として、支払い方法の選択肢を増やすことが考えられます。
たとえば、キャッシュレスでの決済を受け付けることができれば、現金の持ち合わせがないというお客様もバーを楽しめます。Squareなら、無料アプリと専用のIC カードリーダー(Square Reader)があれば、普段お使いのスマートフォンやタブレット端末でクレジットカードだけでなく、電子マネーでの決済も受け付けることができます。月額使用料などの固定費用もなく、必要になるのは決済端末(Square Reader)の購入にかかる7,980円(税込)と決済時の手数料のみです。お客様の支払いを便利にするSquareを、ぜひ導入してみませんか。
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執筆は2018年9月19日時点の情報を参照しています。2019年5月10日、2020年7月1日、2020年8月4日に記事の一部情報を更新しました。
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