クレジットカード決済導入前に知っておきたい、メリットと気を付けたい点

現金、クレジットカード、QRコード電子マネーなど、さまざまな支払い方法が現在では使われています。その中で、クレジットカード決済の導入を考えている経営者もいるのではないでしょうか。

今回はクレジットカード決済導入のヒントを紹介します。

目次



クレジットカード決済を導入する三つのメリット

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クレジットカード決済の導入は、支払いをするお客様にとっても、支払いを受けつける事業者側にとってもメリットがあります。

訪日外国人観光客の集客

日本政府観光局によると、海外から日本を訪れる外国人観光客は近年増加傾向にあり、その数は毎月過去最高を更新し続けています。

参考:訪日外客統計(日本政府観光局)

中国人観光客の爆買いが話題になったように、日本を訪れた際には買い物を楽しみたいと考える観光客が多いことが予想されます。買い物時、日本よりもクレジットカード決済が普及している国からきたお客様は、現金しか使えないと不便を感じるかもしれません。また、クレジットカードだと両替の必要がないため、気軽に買い物を楽しめるという特徴もあります。

現金の持ち合わせが少ない場合、クレジットカードが使えないと、「このお店で買い物するのはやめよう」「別のお店でご飯を食べよう」となる可能性があります。

クレジットカード決済を導入することは、外国人観光客の集客にもつながります。

販売機会の確保

現金で支払う場合、当然ですが1円でも足りなければ購入はできません。せっかく購入したいと思っていても、「今は持ち合わせがないからあきらめます」となってしまうのはもったいないのではないでしょうか。

クレジットカード決済の導入によって、お客様は現金の持ち合わせを心配することなく買い物ができ、お店としては機会の損失を防ぐことができます。売上拡大や客単価のアップにつながる可能性もあります。

顧客満足度向上

アンケートによると、多くのお客様がクレジットカードを利用する理由として「ポイントやマイルが貯めやすいから」を挙げています。

参考:クレジットカードに関する総合調査(株式会社ジェーシービー)

ポイントやマイルを貯めるために、あえてクレジットカードを使いたい人もいます。お店選びの条件としてクレジットカード決済の可否を重視する場合も少なくないでしょう。

お客様が希望する支払い方法を用意することは、顧客満足度の向上にもつながります。

導入時に気をつけたい点

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クレジットカード決済導入時の懸念点を説明します。

コスト

クレジットカード決済を導入する場合、「クレジットカード会社と直接契約を結ぶ」もしくは「決済代行会社と契約を結ぶ」のどちらかを選択する場合が多いです。

「クレジットカード会社との直接契約」とは、各カード会社と個別で契約を結ぶことです。決済を受けつけたいカードブランドの会社と契約を結んだうえで、決済手数料を支払うことになります。1社ずつ契約を結ぶので規模の小さい事業者にとっては負担が大きいのではないでしょうか。

一方、「決済代行会社との契約」では、代行会社が複数のカード会社との契約を一括で行ってくれます。この場合、クレジットカード会社に支払う手数料に加え、決済代行会社に対しても手数料を支払うことになります。毎月固定費用がかかる代行会社もありますが、面倒な手続きを一括で行ってくれる点がメリットでしょう。

従業員教育の必要

カード決済の受付を実際に行うのは現場の従業員です。導入にあたっては決済端末の使用方法などに関してオペレーションのトレーニングを行う必要があります。

使い方がわからないと支払い時にお客様に迷惑がかかってしまうだけでなく、取り扱いを間違えた場合は情報漏洩につながる可能性もゼロではありません。導入に際しては、従業員教育のための時間とコストを計算しておきましょう。

これまでに説明したコスト、手続きの煩雑さや従業員教育の手間などを解消できる手段が、Squareのキャッシュレス決済です。Squareのアカウントを作成し、専用のIC カードリーダー(Square リーダー)を普段お使いのスマートフォンやタブレット端末にBluetooth接続するだけでクレジットカード決済だけでなく、QRコード決済電子マネー決済も受けつけられます。

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「タブレット端末を持っていない……!」といった場合には、Squareのオールインワン決済端末(Square ターミナル)の導入を検討してみてもいいかもしれません。お会計や在庫管理などができるPOSレジ機能と、レシートプリンターが一台に凝縮されているため、複数の機器を別々に揃える手間がかかりません。コストも安く抑えられる可能性があります。操作も簡単で、電源を入れてアカウントにログインするだけで決済を受け付けることができます(※)。

※キャッシュレス決済を受け付けるには審査に通過する必要があります。審査結果は最短即日に指定したメールアドレスに通知されます。

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初期費用は決済端末の購入費用のみです。月額費用は不要、決済手数料以外はかからないため、ランニングコストが抑えられます。キャッシュレス決済による売上額は、資金繰りにもうれしい最短翌営業日(※)振り込みです。

※三井住友銀行・みずほ銀行をご登録の場合:0:00 から23:59 までの決済分が、決済日の翌営業日に振り込まれます。
三井住友銀行とみずほ銀行以外の金融機関口座をご登録の場合:毎週水曜日で締め、同じ週の金曜日に合算で振り込まれます”

電子マネー決済がどこよりも早く

クレジットカード決済や、Suica・PASMOの電子マネー決済も、Squareなら最短6日で導入可能。

執筆は2018年3月1日時点の情報を参照しています。2022年9月15日に記事の一部情報を更新しました。現時点では、タクシー・ハイヤー等での電子マネー決済のご利用はできません。ご了承ください。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。Photography provided by,Unsplash