一新されたアクセス権限の利用を開始する
Squareではスタッフ管理のアクセス権限の設計を見直し、すべてのアクセスポイントで複数のアクセス権限のレベルを作成できるようになりました(Square POSレジアプリとSquare データでアクセス権限を別にするなど)。これにより、お客様の事業運営に最適なアクセス権限を各スタッフに割り当てていただけます。
新しいアクセス権限の特徴は以下のとおりです。
新しくなったレイアウト:名前を基準にアルファベット順に表示されていたアクセス権限のグループ化が合理化され、機能ごとにまとめて表示されるようになりました。
よりきめ細かく設定できるアクセス権限:デザインを一新したスタッフ管理では、スタッフがアクセスできる(またはアクセスできない)範囲をこれまでより細かく管理できるようになりました。例えば、商品や顧客の管理について、従業員に許可する操作をより具体的に指定するということが可能です。アクセス権限についてさらに詳しくは、アクセス権限をご覧ください。

アクセスポイント
アクセスポイントとは、Squareが提供する機能へのアクセス手段となる、さまざまな端末を指します。たとえば、4桁のパスコードを使用してPOSレジにアクセスするスタッフの場合、共有のPOSレジがアクセスポイントになります。各アクセスポイントについて詳しくは、以下の定義をご参照ください。
共有のPOSレジ
共有のPOSレジは、複数のスタッフが4桁のパスコードを使用して共用のデバイスにログインする方式です。
モバイルPOSレジ
モバイルPOSレジは、スタッフが各自のデバイスを使用してPOSレジにログインする方式です。スタッフは許可されている操作(支払の受付など)を自身のデバイスから実行できるため、出先で支払いの受付を行う機会がある場合に便利です。
Square データ
スタッフはSquare データにアクセス可能なアカウントを持つことができます。ただし、許可されている操作以外にはアクセスできません。
すべて
振込と銀行口座の管理を除くすべてのアクセス権限が有効になります。振込と銀行口座を管理できるのはアカウント登録者のみです。フルアクセスについて詳しくは、フルアクセスをご覧ください。
よくお問い合わせいただく質問
アクセス権限が新しくなったことで、現在割り当てているアクセス権限にはどのような影響がありますか?
[レポートの閲覧] や [設定の変更] の権限を有効にしていた場合、新しいアクセス権限の仕組みでは、すべての詳細なアクセス権限が [オン] に設定されます。また、有効化されているアクセス権限があれば、その権限は全アクセスポイントに対して無条件で「オン」になります。たとえば、共有のPOSレジとSquare データへのアクセスが設定され、[払い戻し] が有効になっているアクセス権限設定では、スタッフはどちらにアクセスした場合でも払い戻しを行えます。この例でSquare データ上での払い戻し処理を制限するには、Square データに一切アクセスできないようにする必要があります。